輸入車
更新日:2025.04.12 / 掲載日:2025.04.12
輸入車でEVデビュー!予算400万円台で狙える電動SUV おすすめ中古車3選

電気自動車のSUVを一度試してみたい!【輸入車コンシェルジュ】
文と写真●ユニット・コンパス
※中古車参考価格はすべてグーネット2025年3月調べ。
※ナンバープレートはすべて、はめ込み合成です。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2025年5月号の内容です)
クルマ選びでいちばん大切なのは、購入したクルマが自分にフィットすること。そこでこのコーナーでは、相談者の夢や希望を元に編集部がオススメの輸入車を紹介!夢を実現化できる金額「予算400万円」をキーワードとして、毎回定番から意外性のあるものまで、さまざまな輸入車を提案していきます!
相談者[K・Sさん]
55歳/会社役員/既婚
これまで数多くの国産車、輸入車を経験してきた相談者。しかし電気自動車はまだ未体験だったそう。ところが、販売店で試乗した際になめらかな加速と静粛性にびっくり。俄然興味がわいてきたそうです。とはいえ、いきなり新車はリスクがあるので、まずは中古車でお試ししてみたいと相談をしてくれました。

電気自動車のSUVを一度試してみたい!
カーボンニュートラル社会実現のために始まった自動車の電動化。一時は「ガソリン車禁止」など扇情的な見出しがメディアを賑わしました。
そこからある程度時間が経ち、極端なEVシフトではなく、ハイブリッドや燃料を含めた複数のアプローチでカーボンニュートラル実現を目指す方向性が見えてきました。つまりガソリン車か電気自動車かの単純な二択ではなく、用途に合うものを選びましょうという現実的な話に落ち着いたわけです。
相談者は電気自動車に興味はあるものの、コストパフォーマンスも考えて中古車を検討しているとのこと。
たしかに、新車よりも購入費用を抑えられる意味では中古車は有利。もちろん安く購入したクルマは手放す際にもそれなりの値付けになってしまいます。ですが、新車購入時に補助金を申請すると4年間は手放せないルールなので、「試してみたい」のであれば中古車がいいでしょう。
今回は400万円台で購入できるSUVタイプの電気自動車を3タイプ提案します。3列シートを備えるもの、バランスに優れたもの、そしてクーペライクなスタイリッシュなもの。いずれもクルマとしての実力はしっかり備えていますので、好みに合わせて選んでください。
【メルセデス・ベンツ EQB】人気ジャンルの3列SUVが高年式でも総額400万円台

2022年7月に登場したEQBは、コンパクトSUVのGLBをベースにした電気自動車です。
特徴は、スクエアなプロポーションに3列7人乗りの空間をパッケージングしていること。多彩なシートアレンジにより、アウトドアレジャーを含めた幅広い使い方ができるモデルです。
EQBは、グレードによって搭載するモーターの数が異なります。「250」はモーターがひとつで前輪を駆動。「350 4MATIC」は前後に2つのモーターを搭載するAWDとなっています。航続距離は520㎞(「250」のWLTCモード)ですから、日常的な使い方だけでなくレジャーにも利用できます。なお、2024年の改良で、航続距離は557㎞まで伸長しています。
中古車の台数は多くはありませんが、ほとんどが認定中古車です。駆動用バッテリーを含めた保証が充実しているため安心して購入できます。
EQBは、同じ年式であればGLBよりかなり安く手に入ります。ライフスタイルが合うならねらい目!

2022年 メルセデス・ベンツ EQB 250(電気式CVT) ●全長×全幅×全高:4685×1835×1705mm ●ホイールベース:2830mm ●車両重量:2100kg ●モーター最高出力:140kW ●モーター最大トルク:39.3kgm ●中古車参考価格:410万円〜700万円(22年〜25年 全グレード)
【アウディ Q4 e-tron】すべての性能が高次元!電気自動車の魅力を味わえる

アウディの主力電気自動車として開発されたモデル。駆動用バッテリーは82kWhと大きく、航続距離は576㎞(WLTCモード)とメインカーとしても使える性能を誇ります。スポーティさと快適さのバランスがよく、走りの実力の高さは特筆すべきレベル。SUVクーペのスポーツバックも存在します。

2022年 アウディ Q4 40 e-tron アドバンスド(電気式CVT) ●全長×全幅×全高:4590×1865×1630mm ●ホイールベース:2765mm ●車両重量:2100kg ●モーター最高出力:150kW ●モーター最大トルク:31.6kgm ●中古車参考価格:400万円〜520万円(22年〜25年 全グレード)
【ボルボ C40 リチャージ】まるでコンセプトカーのような美しいスタイリングの電気SUV

ボルボが日本市場で初めて販売した電気自動車がC40リチャージ。クーペのような美しいスタイルが特徴のSUVで、サイズはXC40とほぼ同じ。2021年の導入当初は前後にモーターを搭載するツインのみでしたが、2023年の改良でシングルモーターに。その際モーターとバッテリーを改良しています。

2022年 ボルボ C40 リチャージツイン(電気式CVT) ●全長×全幅×全高:4440×1875×1595mm ●ホイールベース:2700mm ●車両重量:2160kg ●モーター最高出力:300kW ●モーター最大トルク:67.3kgm ●中古車参考価格:360万円〜600万円(22年〜25年 全グレード)

ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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