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更新日:2021.09.29 / 掲載日:2021.09.29
インフィニティ Q60クーペ 2022年モデルがデビュー

インフィニティは現地時間の9月28日、Q60クーペの2022年モデルが全グレードでワイヤレスのApple CarPlayに対応しデビューすると発表した。今月末に米国で販売開始予定で、希望小売価格は41,750ドルからとなっている。
3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載
2022年モデルのQ60には、3.0リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は300馬力または400馬力となっている。グレードは3種類で、PURE(ピュア)、LUXE(リュクス)、RED SPORT 400(レッドスポーツ400)の3つで構成される。
300馬力/6,400rpmを発揮するV型6気筒エンジンに、マニュアルシフトモードとダウンシフト・レブマッチングを備えた7速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、PUREとLUXEグレードに搭載。このエンジンは、1,600~5,200rpmのほぼ全回転域で295lbftのトルクを発生し、安定した動力性能を発揮する。ハイグレードのQ60 RED SPORT 400は、最高出力400ps/6,400rpm、最大トルク350lb-ft/6,400rpmとなる。
全輪駆動には、INFINITIのインテリジェント・オールホイール・ドライブシステムを採用。このシステムは、必要に応じてパワーの最大50%を前輪に振り分け、ロードホールディングや全天候型グリップを向上。必要に応じてエンジンの出力を100%後輪に回し、クラシックなスポーツクーペタイプの走りも可能だ。
最新インフォテイメントシステムとインテリア
新たに採用されたワイヤレスのApple CarPlay対応に加え、高解像度のインフィニティInTouchデュアルタッチスクリーンディスプレイとインフィニティ InTouch ServicesをすべてのQ60に搭載。2つの照明付きUSB接続(Type-A、Type-C各1つ)は、USBベースのAndroid Autoインフォテイメントに対応している。
インテリアのセミアニリン本革シートは、「Q60 LUXE」と「Q60 RED SPORT 400」に標準装備。全グレードで先進のアクティブノイズキャンセラー技術を搭載し、さらにQ60 LUXEとQ60 RED SPORT 400には、13スピーカーのBoseパフォーマンスシリーズサウンドシステムが標準装備される。
エクステリアカラーはピュアホワイト、ブラックオブシディアン、グラファイトシャドウ、ミッドナイトブラック、マジェスティックホワイト、グランドブルー、スレートグレー、そして目を見張るようなダイナミックサンストーンレッドの8色を採用している。
クーペの力強さとエレガントさを両立するデザイン

2022年モデルのQ60は、クーペの力強さとスタイルを継承しながらエレガントさも持ち合わせる。2ドアのプロポーションは筋肉質なボディラインによって強調され、インフィニティのダブルアーチのグリルは、人間の目のような形をしたヘッドライトによって支えられ、前輪に向かって伸びていく。
標準装備の19インチホイールをコーナーに寄せてショートオーバーハングにすることで、リアドライブクーペのようなスポーティなプロポーションを実現。後輪駆動の「Q60 RED SPORT 400」では、ホイールの幅を前後にずらすことで、よりスポーティな印象を与えている。
充実の3グレード構成

Q60は、秋に発売される時点で3つのグレードが用意される。
Q60 PUREは希望小売価格41,750ドルからで、19インチアルミ合金ホイール、ワイヤレスApple CarPlay対応などが含まれる。
Q60 LUXEは、Boseパフォーマンス・シリーズサウンド、セミアニリン本革張りシートなどを装備し、希望小売価格は50,300ドル。さらにRED SPORT 400は、希望小売価格58,200ドルからとなっており、20インチアルミ合金製スポーツホイールデジタルダイナミックサスペンションなどを搭載する。
i インテリジェント・オール・ホイール・ドライブは、すべての状況下で衝突を防止したり、トラクションを強化したりすることはできません。常に交通状況や天候を確認してください。