中古車購入
更新日:2023.11.23 / 掲載日:2023.08.24
100万円台で買えるEVモデル6選。狙い目の中古電気自動車を厳選紹介!

カーボンニュートラルの提唱で注目度を高めている電気自動車(EV)。ユーザーが増えている一方で、ガソリン車に比べて車体価格が高いことからハードルの高さを感じている方も多いかもしれません。しかし、中古車市場では、認定中古車をはじめ状態の良好で手頃な価格のEVモデルも増えてきているんです!
そこで今回はEVデビューにもおすすめの、100万円台で買えるEV車を厳選してご紹介します!
※中古車平均価格は2023年8月現在、グーネットマガジン調べ
※一充電走行距離は、注釈のないものはWLTCモード数値。
1. 【日産 リーフ】量産EVのロングセラー。認定中古車ならアフターケアも安心

日産 リーフは、2010年から販売されている5ドアハッチバックのEV。日本のみならず、欧米諸国でも親しまれているモデルです。
2017年10月から販売されている2代目は、先進運転支援システムの「プロパイロット」および「プロパイロット パーキング」を採用。高速道路や駐車といったシーンをサポートします。また、一充電走行距離が450km(60kWhバッテリー搭載車)とロングドライブにも気軽に使える走行性能が魅力です。
中古車市場では、3~5年落ち、走行距離5万km未満の良質車が中心。平均価格も169.8万円と手ごろな価格帯で、EV購入を検討するならぜひとも候補に入れておきたいモデルです。
また、メーカーである日産が取り扱い、安心度の高い認定中古車のタマ数も豊富。いま狙い目のリーフについてはこちらのページで詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
>>EVモデルが中古車でねらえる時代に!日産リーフを100万円台で購入する。
2. 【BMW i3】BMW初の本格量産EV

BMWの電気自動車サブブランド「BMW i」の一環として開発、一充電走行距離180km超(のちに改良で360kmに伸長)を誇るブランド初の量産型ゼロ・エミッション車がBMW i3。日本には2014年4月に導入され、その翌年には大手オンラインストアで新車販売が展開されるといったことも話題に。2022年に本国ドイツでの生産が終了しました。
中古車平均価格は245.8万円となっていますが、走行距離5万km未満で140~160万円台の個体も出始めており、輸入車EV狙いとなれば押さえておきたいモデルです。
3. 【日産 サクラ】カー・オブ・ザ・イヤー受賞モデルは徐々にタマ数増加中

日産がリーフで得た知見をベースに開発した軽EVが、2022年6月に販売をスタートした日産 サクラ。国内カー・オブ・ザ・イヤー三冠を達成し、2022年末の話題をさらっていったのは記憶に新しいところです。
普段使いに合った20kWhバッテリーを搭載し、一充電走行距離は180km。プロパイロットを採用するなど高水準の機能を備えているのも見逃せません。
デビューから1年余りのため、100万円台で購入できる中古車はまだ少なめ。しかし徐々にタマ数は増加中で、EVを狙うならスルーできないモデルです。
4. 【三菱 アイミーブ】低年式車多いが価格帯は大きな魅力

ミニマムなスタイルが個性的な軽EVの三菱 アイミーブは、2009年7月に法人向け車両として販売をスタート。翌年からは個人向けにも展開されました。
一充電走行距離は180km(JC08モード)で、普通充電と急速充電の両方に対応。当時の軽自動車では初めてヘッドライトにLEDを採用するなど、画期的な装備が備えられています。
2021年で生産終了となっていることもあり、中古車物件の中心は2010~2013年式と古め。しかし平均価格62.5万円とコストを抑えられるのは大きな魅力で、100万円台の個体であれば低走行距離の良質車を手に入れることも可能です。
ただし、2018年式からは全長が拡大されたことにより、軽自動車ではなく普通車扱いとなっているので注意しましょう。
5. 【日産 e-NV200ワゴン】商用車ベースの広い荷室が自慢

2014年から2019年まで日産が販売していた商用EV・e-NV200。これをベースとした3ナンバー・5~7人乗りの乗用ワゴンが、e-NV200ワゴンです。
貨物車譲りの広い荷室スペースが特長で、セパレートタイプの横跳ね上げ式サードシートと6:4分割タイプのセカンドシートを採用したことで多彩なシートアレンジも可能に。40kWhリチウムイオンバッテリー搭載で、一充電走行距離300km(JC08モード)という走行性能でした。
中古車市場ではタマ数が少ないものの、平均価格は148.0万円と同等サイズの他モデルと比べると低コストで、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
6. 【三菱 ミニキャブ・ミーブ】低コストが魅力の商用車

最後に紹介するのは、三菱が商用車のミニキャブをベースに、アイミーブの技術を活用して開発したEVのミニキャブ・ミーブ。2021年3月で一度販売休止となったものの、2022年11月より一般販売が再開されたモデルです。
貨物用として一定のサイクルで使われる事を念頭にした走行性能で、一充電走行距離は133km。いわゆる商用車なので上記の5モデルに比べると装備面はシンプルですが、その分こだわりのカスタマイズも楽しめるのも魅力となっています。
中古車の平均価格は97.6万円で、アイミーブ同様の低コスト。100万円台の個体であれば低走行距離の良質車を探すことも可能です。

ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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