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更新日:2020.04.03 / 掲載日:2014.12.08
スバルXVとフォレスターの徹底比較

goo-net編集チーム
スバルXVはスバル(SUBARU)インプレッサ(IMPREZA)の派生車であり、
スバル(SUBARU)フォレスターは、(FORESTER)とともに、
クロスオーバーSUVというカテゴリーに属する車です。
両車種ともに、スバルブランドを展開する富士重工業が生産・販売していますが、
両者の違いをいろいろな角度から比較してみましょう。
価格
スバルXVは、グレードが3種類と少ないため価格にも大きな差はありませんが、
フォレスターは6つのグレードやターボ車があったりするため、
価格にも大きな差が生まれるようです。
使用燃料
■スバルXV
無鉛レギュラーガソリン
■フォレスター
無鉛レギュラーガソリン(ターボ車のみ無鉛プレミアムガソリン)
両車種ともにレギュラーガソリンですが、
フォレスターのターボ車のみハイオクガソリンでないといけないですし、
ターボ車は燃費もフォレスターの中で一番悪いので、
走行中の加速にこだわる方や車好きのオーナー向きかもしれません。
サイズ
■スバルXV
全長4,450mm×全幅1,780mm×全高1,550mm
■フォレスター
全長4,595mm×全幅1,795mm×全高1,715(1,735)mm
両車種の幅はそれほど違いがないように思いますが、
フォレスターの方がSUVらしく車高が高く、長さもあることが特徴です。
最低地上高
■スバルXV:200mm・17インチ
■フォレスター:220mm17インチ(ターボ車のみ18インチ)
両車種ともに、SUVらしく最低地上高は高めとなっていますが、
フォレスターの方が2cmほど高くなっているため、
乗り降りのしやすさも多少変わってきます。
乗り心地
スバルXV
走りだしやギアの切り替えの早さ・加速の際の奮発力は期待出来ないようです。
また、最初のうちは路面状況がいちいち体に伝わってしまうようですが、
乗り続けていくとだんだん馴染んでいって、滑らかな走りに近づいていくようです。
小回りが利くので、細い路地走行や駐車の多い街乗りにも向いています。
しかし、街乗りよりも高速走行で燃費の良さが発揮されるようです。
つまり、街乗りの燃費はあまり期待できないようです。
フォレスター
フォレスターはスバルXVと比べると大きなサイズ感ではありますが、
最小回転半径は同じで小回りがききますし、
柔らかなハンドリングは運転しやすく、走行中も静かです。
しかし、ターボ車の加速感はさすがと言わざるを得ませんし、
ドライブ好き・車好きを満足させてくれます。
また、アクティブな走りはSUVそのものですし、
水平方向エンジンでコーナーの横揺れを軽減するので、
山道であっても快適なドライブが実現するでしょう。
操作性
最少回転半径は、スバルXV・フォレスターともに5.3mと、小回りがきく車です。
フォレスターは大きさのわりに小回りがきくため、
女性や年配の方でも運転しやすい車といえるでしょう。
室内
■スバルXV
室内長さ2,005mm×室内幅1,490mm×室内高1,205mm
■フォレスター
室内長さ2,095mm×室内幅1,540mm×室内高1,280mm
全体的に大きさはフォレスターに軍配が上がります。
また、スバルXV・フォレスターともに、乗車定員は5人です。
ターゲット層
スバルXV
スバルXVを実際に購入している年齢層は、
約3割が60歳以上、50歳以上になると約過半数となっています。
これは、新車を購入できる年代が上がっているということを除いても、
スバルXVがベテランドライバーの多くに指示されている証ともいえます。
それは、この車がハイブリッドであることや大きすぎないボディと小回りが利くといった点で、
運転しやすい面もあるのかもしれません。
しかし、全体としては若者を含めた幅広い世代に向けた車種であることはたしかであり、
50歳以下の新車購入比率は過半数を占めていますし、
20代のオーナーも数パーセントですが存在します。
フォレスター
SUVにしては落ち着いたデザインのフォレスターは、
アクティブな年齢の高いベテランドライバーにも受け入れられていますし、
また、シンプルなデザインが好きな若い世代にも人気の車種です。
まとめ
スバルXVは、大きすぎないボディで小回りもきくため、
運転しやすい車ですし、手軽な価格でハイブリッド車を手に入れることもできます。
フォレスターは、週末にドライブやアウトドアを楽しむ方には満足がいくSUVですし、
落ち着いたデザインは高級感や重厚感さえ感じることが出来ます。