中古車購入
更新日:2018.10.28 / 掲載日:2015.01.05
初めて中古車を購入するときのポイント

goo-net編集チーム
免許取りたての初心者やセカンドカーなどに、
中古車を購入する人も多いです。
しかし、中古車は調子の波があるのも事実です。
さらに店舗によっては、本来必要のない諸費用を請求されることもあります。
車両と支払いの両面から、中古車購入のポイントを解説します。
不必要な諸費用がないかをチェック
展示車両の価格の安さで購入を決めても、諸経費の高さに驚くこともあります。
しっかりチェックする必要があります。
車検の残存期間がある車で「自賠責保険料」「重量税」などを取る業者は論外です。
さらに「納車整備費用」「維持管理費」などの意味不明な項目にも注意しましょう。
見積をとって、車に詳しい人に見せるか、業者に一つ一つ確認しましょう。
少しでも曖昧に感じたり、納得できなければ避けた方が無難です。
大事なのは整備状況が書類に明記されているかどうか
車を見なくても、ある程度のことが分かります。
どの車にも備え付けられている「整備記録簿」です。
まず、これをチェックしましょう。
車には6カ月、12カ月、24カ月(車検)などの定期点検整備が必要です。
「整備記録簿」を見ると、整備状況が分かります。
重要なのは、定期的に整備を受けているか否かです。
車検時の整備記録しかない車は、前所有者が車にルーズで、
将来的に大きな故障も想定されます。
中古車販売店で「整備記録簿」を見られないときは、購入対象外にします。
過走行車は必ずしも悪い車ではない
中古購入の際、気になるのが走行距離ではないでしょうか。
3万、5万、10万kmが大きな価格の分類になるとされています。
しかし、「整備記録簿」を見てマメに整備している車なら、
過走行車でも購入の選択肢に入ります。
定期点検をしていれば、それだけ走っても大丈夫ということです。
注意点は走行距離の改竄です。
見分けるポイントはいくつかありますが、簡単なのはブレーキペダルです。
ブレーキペダルには滑らないように溝が切ってあります。
この溝がすり減ってツルツルなら、間違いなく10万km超の車です。
個人差もありますが、このような状態で7万km以下の表示なら疑うべきでしょう。