中古車購入
更新日:2024.11.15 / 掲載日:2024.11.15
忙しい毎日の人必見!趣味別「オフ時間」を楽しむクルマ5選

クルマは移動手段という役割のほか、プライベート空間という側面がある。どこかに出かける際も、バスや電車では味わえない気楽さと安心感はマイカーならでは。自分だけの時間をゆったり過ごせるクルマがあれば、日々の忙しさも忘れられるというものだ。そこで今回は、オフ時間を楽しむためのクルマを5台紹介したい。
週末に車中泊を楽しむなら「トヨタ カローラクロス」

食べ物をどっさり買い込み、お気に入りのスポットでゆったり過ごす車中泊。ブームは少し過ぎているとはいえ、今なお人気のプチアウトドアである。車中泊といえば大きなミニバンがおすすめなのだが、おひとり様のユーザーには持て余してしまうことも多い。そこで選びたいのがSUVだ。今回紹介するトヨタ カローラクロスは、ジャストサイズのコンパクトなSUVながら、車中泊を楽しめることでも人気のモデル。リアシートを畳むことで横になれるスペースを確保できるが、そのままだと段差ができてしまう。フルフラットにするにはメーカーオプション「ラゲージアクティブボックス」が必要なので、購入をお忘れなく。
中古車価格帯は150万円~310万円と、人気車ゆえ高値安定傾向。100万円台で購入するなら走行距離8万km以上の多走行が中心となる。とはいえまだ新しいクルマでリセールも良好なので、中古車としてもねらいやすい1台だ。
ロードバイク積載も可能!?「トヨタ ハイラックス」

最近はロードバイクを趣味にしているひとも増えてきた。しかし、せっかく買っても近所しか走れないのではもったいない。どうせなら有名なサイクリングコースを走りたいところだ。そんな場合、目的地の近くまでロードバイクを運ぶ必要があるけど、セダンやSUVだと難しいケースもある。でも、トヨタのピックアップであるハイラックスなら荷台に積載可能だ。汚れを気にせず積めるのがピックアップのいいところ。ほかにも必要な道具をガンガン積んで出かけられるので、アウトドアの心強い味方である。そしてなにより、ハイラックスそのものが趣味の塊のようなクルマ。存在感もあるし、走りも快適。リアシートも備えているので、家族でお出かけもOK。
そんなハイラックスだが、中古車価格帯は320万円~580万円(GRスポーツ含む)。こちらも中古車相場は高値をキープしており、新車価格と大きな開きはない。いっそのこと新車を検討するのも手。高価格帯はスポーティな専用装備が充実した「GRスポーツ」が中心だが、それ以外は「Z」グレードの物件が多い。
コツコツとリフレッシュを目指して遊ぶ「ダイハツ コペン」

2000年代前半のスポーツモデルがいま注目を浴びている。90年代のモデルと比べて価格が低く、手が出しやすいのがその理由。ただし中古車は状態が良くないものも目立つため、レストアしながら乗るという楽しみ方ができる。例えば2002年に発売された初代ダイハツ コペンは、丸型のライトやボディラインが特徴の軽スポーツカー。初期型ならば20年以上前のモデルゆえ、ガタがきているものも少なくない。特にアクティブトップまわりのトラブルも報告もちらほら出ているので、要修理なケースがある。ほかにもパワートレイン、ブレーキまわり、塗装などコツコツと少しずつ直し、綺麗な状態に戻していく楽しみを味わえる。この年代のクルマは部品もまだ残っている場合が多く、価格も手頃なので手が出しやすい。
初代コペンの中古車価格帯は40万円~230万円と幅広いが、高価格帯はレストア不要の高年式&良コンディションの物件が大半。気になるところを直しながら乗るなら格安の車両を手に入れたい。
映える写真をたくさん撮るなら「フォルクスワーゲン ザ・ビートル」

最近のクルマの楽しみ方のひとつとして、写真が挙げられる。自分のこだわりのカメラで愛車を撮影するというものだが、昔と比べてSNSを通して自分の作品を広めやすくなっている。撮影のロケーション選びのため遠出する機会もあるので、クルマそのものの快適性能や走行性能にもこだわりたい。そこで今回は、フォルクスワーゲン ザ・ビートルを提案する。ザ・ビートルはニュービートルの後継モデルとして2012年に導入された。2019年で生産終了し、今後はその価値が高くなる可能性がある要注目モデル。初代を彷彿とさせるシルエットは、21世紀に蘇ったタイプIとも言われ、デザイン性にも注目が集まった。多彩なボディカラーや特別仕様車が発売されたこともトピックだろう。
さて、現在の中古車価格帯は60万円~370万円と幅広い価格帯で販売されている。価格はほぼ年式によって推移しており、100万円台でねらうなら10年落ちになる。コンディション重視なら5~7年落ちがターゲット。とはいえ物件豊富なので予算に応じたクルマ探しができるのが魅力である。
オープンドライブを満喫したいなら「メルセデス・ベンツ SLC」

オープンカーに乗るということは、それ自体がエンターテイメントである。特に秋から冬は、強い日差しや花粉も少ないのでオープンカーが最も快適なシーズン。サッと上着を着て早朝に出かけ、お気に入りのドライブコースを走る喜びは格別だ。いま中古車で買い時のオープンカーはたくさんあるが、今回はメルセデス・ベンツ SLCをピックアップ。SLCはコンパクトな2シーターSLKの改良型で、2016年にデビュー。手頃なサイズは日常でも使いやすく、軽快なドライビングを約束してくれる。また、首まわりに暖かい空気を送り込んでくれるエアスカーフを設定する車両もあり、寒い季節のオープンドライブにぴったりの1台だ。
中古車物件はそれほど多くないものの、価格帯は250万円~540万円とメルセデスのオープンカーと考えるとリーズナブル。グレードは1.6L 直4ターボ+9速ATの「SLC 180 スポーツ」が中心となっている。もう少し予算を抑えたいなら、改良前のSLKをねらうのも手。こちらは100万円台の予算でも十分探せる。
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ライタープロフィール
1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。
また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。
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