中古車購入
更新日:2015.04.17 / 掲載日:2015.04.09
中古車の一時抹消の方法と復活の手続き方法

goo-net編集チーム
中古車の売買などで一時的に車を使用しない時には、
「一時抹消登録」を行うことで、
毎年の自動車税が免除されるようになります。
一時抹消の方法とは
手続きを行うのは、自動車検査登録事務所か管轄の陸運局です。
車の持ち込みは不要で、
必要書類とナンバープレートの提出によって行います。
必要な書類は、車検証、所有者の印鑑証明書(3ヶ月以内のもの)、
実印、そして陸運局等で手に入る申請書、手数料納付書、登録印紙です。
代理人が手続きを行う場合は、
所有者の実印を押印した委任状が必要です。
費用は、手数料と申請書代がかかります。
申請を行うと一時抹消登録証明書が交付されます。
一時抹消後は、該当の車を公道で走らせることはできません。
一時抹消から復活させる方法とは
中古車新規登録の申請を行うことで、復活させることができます。
まず最初に、自動車保管場所証明書(車庫証明書)を申請します。
これは、最寄りの警察署で申請可能です。
車を使用できるようにするためには自賠責保険の加入が必須ですので、
これも加入しておきます。
次に、現段階ではナンバープレートを返納しており、
公道で走らせることが出来ないので仮ナンバーの申請を行います。
市町村役場または陸運局に、一時抹消登録証明書、自賠責保険証明書(原本)、
印鑑、免許証を持参し提出します。取得には費用が発生します。
次に中古車新規登録の手続きを陸運局にて行います。
必要な書類は、一時抹消登録証明書、自賠責証明書、自動車重量税納付書、
所有者の印鑑証明書(3ヶ月以内のもの)、印鑑です。
申請に必要な申請書、手数料納付書、自動車検査票、
定期点検整備記録簿は陸運局に設置されています。
所有者と使用者が異なる場合には別途委任状、
使用者の印鑑証明などが追加で必要となります。
陸運局で車検を受けると、
自動車検査票・定期点検整備記録簿を受領します。
これが完了したうえで中古車の新規登録手続きに進み、
内容に問題がなければナンバープレートが交付され、
手続き完了、晴れて公道で走行可能となります。
一時抹消登録にくらべて、復活手続きには必要な書類が多く、
申請に要する期間も長いので、計画的に申請を行うようにして下さい。