中古車購入
更新日:2018.11.16 / 掲載日:2015.05.12
「中古車」と「旧車」は何が違うの?

goo-net編集チーム
時々、公園や大型スーパー、ショッピングモールなどの駐車場で、
「旧車会」のイベントを見ることがあります。
旧車とは中古車のように見えるのですが違うのでしょうか?
今回は旧車と中古車の違いについて調べてみました。
中古車とは
メーカーで生産してナンバー登録したものをいいます。
新車購入した車を再び売りに出したり、すでに再購入された車をいいます。
つまり一度、名義がついたものを別の名義にしたものです。
旧車とは
製造から何十年も経過した自動車や二輪車のことを、
旧車と呼ぶことが多いです。
しかし、旧車の定義は様々に存在し、
「旧車会」と呼ばれる旧車愛好者のサークルやクラブなどでも、
旧車の定義が異なることがあります。
サークルやクラブ、旧車専門販売店などにより、
取り扱いや所持する旧車が異なります。
FIVA基準
クラシックカーによる公道ラリーを行なう団体「FIVA」では、
生産から25年以上経過したものをいいます。
日本クラシックカークラブ基準
1919年~1945年までに生産されたものを取り扱っていますが、
海外では1919年~1930年までに生産されたものを、
「ビンテージカー」と呼ばれているのに対し、
東京都では1945年までに生産されたものをビンテージカーと定め、
自動車税減免制度があります。
日本国内でクラッシックカーと呼ばれている車
主に1940年代~1950年の車
1960年代~1970年代の車
・1962年~1974年トヨタ・クラウン(通称ダルマなど)
・1968年~1976年トヨタ・マークII(通称ブタ目など)
・1960年~1974年日産・セドリック
・1963年~1977年プリンス/日産・スカイライン(通称ケンメリ、ハコスカなど)
これらの車が主に旧車として扱われているようです。
日産・スカイラインを例に挙げると、初代は旧車に入らず、
5代目通称ジャパンまでが旧車で、6代目の通称鉄仮面は旧車に入らないとの声があります。
しかし、現在30代前後の人には6代目の鉄仮面も旧車に入るとも声もあるようです。
中古車と旧車の違い
旧車の定義には個人差があるものの、
おおよそ30年以上前に生産されたものを旧車と扱うことが多いようです。
また、見た目がいかにも旧車であるという外見からの見方もあります。
それに対し中古車は旧車に比べ比較的新しく、
外見視されることは少ないようです。