中古車購入
更新日:2015.06.14 / 掲載日:2015.06.05
中古車で車検2年付きと車検残りがある車はどちらがお得?

goo-net編集チーム
中古車を購入する際、なんとなく、
車検が長く残っている中古車がお得に感じるのではないでしょうか。
また、「車検2年付き」とある場合、
「2年間の車検が付いている」とイメージされるのではないでしょうか。
では、実際「車検2年付き」とはどのような意味でしょうか。
また、「車検2年付き」の中古車と「車検残り」がある中古車どちらがお得なのでしょうか。
車検2年付きとは
中古車販売店などで「車検2年付き」や、
「検2年付き」などの言葉を見かけることがあります。
「車検2年付き」とありますが、
これは「車検が2年間付いている、あるいは残っている」という意味ではありません。
また、「車検にかかる費用すべてが、本体価格に含まれている」という意味でもありません。
「車検2年付き」とある場合には、
「2年車検を合格するために必要な整備費用が含まれている」という意味です。
そのため、車検代行費用や自賠責保険料などの費用が別途かかります。
「車検2年付き」のメリットは中古車の購入と車検が一度に済むことです。
車検残りとは
「車検残り」とは、言葉の示す通り車検が残っているという意味です。
「車検証有効期限○年○月○日」のように車検の期限が表示されています。
そのため、表示されている期限内は車検が不要となるため、名義変更だけで済みます。
ただし、車検の有効期限満了前まで車検を自ら受けに行く必要があります。
車検は有効期限の1ヵ月前から受けることが可能です。
また、「検なし」などと表示されている中古車は、車検がきれている中古車のことです。
こちらは、名義変更の前に車検を通す必要があります。
そのため、諸費用が別途かかります。
中古車で車検2年付きと車検残りがある中古車どちらがお得
では、中古車を購入する際、
車検2年付きの中古車と車検残りがある中古車どちらがお得でしょうか。
一概にどちらがお得とは言い切れませんが、
同じ車種で本体価格が同じである場合、車検2年付きの中古車より、
車検残りがある中古車(車検費用も含む)の方が安く済むということはよくあるようです。
車検2年付きである場合、自賠責保険料や重量税などの法定費用の他に、
車検代行費用などの費用がかかりますが、車検残りがある場合は、
車検代行などを依頼せず、自ら車検を受けに行くと車検代行費用などが浮くため、
車検2年付きよりも支払い総額が安くなるといえます。