中古車購入
更新日:2018.11.06 / 掲載日:2015.12.17
イメージづくりに愛車を活用! 好感度アップのクルマ選び
ユニット・コンパス/Goo-net編集部
クルマで出かけたとき、ファッションやバッグ、メイクよりも先に他人の目に触れるのはクルマです。「クルマは移動の道具」と割り切っているとしたら、そんなにもったいない話はないのでは? クルマそのものがステータスという時代ではないけれど、それでもクルマには「イメージをつくる」という大きな力があるんです。
ライフスタイルそのものを体現するクルマを選ぶのもよし、ギャップで驚かせるのもよし。なりたい自分、見せたい自分のイメージに合わせたクルマ選びをすることで、好感度がアップします。
今回は、乗っている女性をとびきりに「可愛らしく」見せてくれる(!?)モデルを編集部でピックアップ。周囲のドライバーからのポジティブな視線を思いっきり集めちゃいましょう!
■編集部注目のモデルはコレ!
フィアット 500
ねらい目年式 2010-2013
中古車参考価格帯 100万円〜150万円
【偉大な祖父を持つスーパーアイドル】
1957年に登場したフィアット 500(チンクェチェント)は、愛嬌のあるルックスとミニマムなボディサイズ、そしてムダのないパッケージングが融合し、世界中で愛され今日でも愛好家が多くいる名車だ。そんな偉大な祖先にも引けを取らない成功を収めるのがこの500。2008年の春にデビューして以来、人気は衰えることがない。その魅力はやはり、チンクェチェントを現代に甦らせたような絶妙なデザイン。だれもが親近感を覚える造形なのだ。
およそ3.5mの全長は、その小ささがゆえに独特の存在感を放つ。安定感のあるデザインは新鮮さを失わない。
必要十分な機能とシンプルなデザインの室内は、過剰充実の現代のクルマとはひと味違う爽快感がある。
【相場の特徴】
このモデルは、特別限定モデルが頻繁にリリースされ、種類が非常に多い。そのため、新車よりも幅広いバリエーションのなかから選べる点も魅力となっている。素朴なかわいさを際立たせるなら、台数の多い通常モデルの「ツインエア ポップ」や懐かしさをテーマにした特別限定車「ヴィンテージ」がお薦め。ひととは違った個性的なモデルを手に入れたいのならば、限定モデルをじっくり調べてから探すのもいいだろう。
数多くの特別仕様車、限定車が存在する500。写真は2011年9月リリースの「バイ グッチ(BY Gucci)」。
高級ブランド「グッチ」の世界観で丁寧に仕上げられたインテリアも、ファンにはたまらないはずだ。
スズキ アルトラパン ショコラ ねらい目年式 2013-2015 中古車参考価格帯 90万円~140万円
【「カワイイ」をトータルコーディネート】
「これでどうだ!」とでも言わんばかりに押し寄せるのは可愛さの嵐。まるで個人が製作したカスタムカーのごとくボディからインテリアのディテールまで、可愛らしくデザインされている異色の軽自動車アルトシリーズの「アルトラパン ショコラ」。各部の色使いやフォルムにもこだわり、独特の世界観を築いている。車名ラパン(フランス語でウサギ)にちなみ、アイドリングストップの作動状況やエコドライブのスコア表示にはウサギのアニメーションが登場するなど、非常に芸が細かい。女性だけでなく男性も、思わず頬が緩んでしまう不思議な魅力を待ったクルマだ。ただし、使い勝手も考えぬかれ、機能性は抜群に高く、26.0km/L(4WDは25.2km/L)と低燃費も誇る実力派でもあるので安心して選べるはずだ。
見た目がシンプルで、わかりやすい操作系は、可愛さだけではないこのクルマの大きな魅力となっている。
細部までしっかりとコーディネートされているインテリア。開発陣の気合いの入り具合が感じられる。
【相場の特徴】
数多くリリースされたきた特別仕様車のなかでも異彩を放つ存在だが、驚かされるのはおよそ700台を数える中古車物件。そして全体的に走行距離は極めて短く、登録済み未使用車も多いためコンディションは文句ない。にもかかわらず、100万円から探せるなどお手頃感もある。2015年6月に新車販売は終了しているので、「買うタイミングを逃した」と思っているひとには、新車よりも30万円ほど安い中古車市場は最高の状況といえるだろう。
程度に関してはほとんど心配がない。あとは、全8色&2トーンカラー4色から自分好みのボディカラーを見つけるだけだ。