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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2016.09.07

トヨタセルシオと日産セドリックを徹底比較してみた

トヨタセルシオと日産セドリックを徹底比較してみた

goo-net編集チーム

今回はトヨタの人気車種のセルシオ(CELSIOR)A仕様と、
日産のセドリック(CEDRIC)250LVを、
最終モデルに的を絞り徹底比較したいと思います。

共にトヨタと日産を代表する伝統ある高級セダンの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?

サイズ

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
全長×全幅×全高
5015×1830×1490mm

■日産 セドリック(CEDRIC)250LV
全長×全幅×全高
4860×1770×1450mm

全体的にセルシオの方がひと回り大きなボディサイズです。
セルシオの方が全長155mm、全幅60mm、全高が40mm、セドリックよりも上回っています。

両車とも車格に相応しい堂々とした高級感あふれるデザインが特徴です。

タイヤサイズ

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
(前)225/55R17 95W
(後)225/55R17 95W

■日産 セドリック(CEDRIC)250LV
(前)205/60R16 92H
(後)205/60R16 92H

セルシオは1インチ大径で、20mmほど太いタイヤを標準装備しております。
スピードレンジもセルシオの方が2 段階高いWスペックが標準指定されており、
より高速走行を重視したスペックと言えます。

しかしながらセドリックも、
パワーと重量をしっかり受け止めるバランスの良いパッケージと言えるでしょう。

両車ともにアルミホイールが標準装備されています。

乗車定員

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
5名

■日産 セドリック(CEDRIC)250LV
5名

両車ともに5名の乗車定員です。

維持費(燃費)

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
10モード/10・15モード燃費:8.9km/リットル
排気量:4292cc
最高出力:280ps(206kW)/5600rpm
最大トルク: 43.8kg・m(430N・m)/3400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

■日産 セドリック(CEDRIC)250LV
10モード/10・15モード燃費:11.2km/リットル
排気量:2495cc
最高出力:210ps(154kW)/6400rpm
最大トルク: 27.0kg・m(265N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン

両車とも駆動方式はFRです。
セルシオは出力、トルクともに大きく上回りますが、
燃費に関してはセドリックが2.3 km/リットル上回っています。
これは排気量で1797cc、車重で230kgの差があることが主な要因であると言えるかもしれません。

両車ともに燃費は10モード/10・15モード表示となります。
自動車税はセルシオが年間76,500円、セドリックが年間45,000円です。

※自動車税は2016年9月時点で参照したものとなります。

室内

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
室内長×室内幅×室内高
2080×1535×1210mm

■日産 セドリック(CEDRIC)250LV
室内長×室内幅×室内高
1905×1465×1180mm

セルシオの方が、室内長175mm、室内幅70mm、室内高30mm、セドリックよりも上回っています。
両車とも、大人5人がゆったりリラックスして長距離の移動ができる、
快適性と居住性を重視したパッケージになっています。

新車価格

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
5,932,500円

■日産 セドリック(CEDRIC)250LV
3,410,000円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。

乗り心地

両車ともに車格に相応しい重厚な乗り心地を実現しています。
余裕あるエンジン出力、座り心地の良いシート、
高剛性のボディ、足周りの良さなど点からも、優れたトータルパッケージが特徴です。

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
豪華なインテリアを備え、何よりも大排気量V型8気筒エンジンの低速からの湧き上がる、
トルクフルな加速、ストレスの無いスムーズなアクセルワークを実現しています。

前後ともダブルウイッシュボーン式のコイルサスペンションは、
落ち着きのあるどっしりとした乗り心地をもたらします。

■日産 セドリック(CEDRIC)250LV
2.5L V型6気筒エンジンは、4速ATとの組み合わせにより、
低速から高速までバランスよく、必要十分なパワーを引き出す印象です。

クッション性に優れたモケットシートと、
軽量化された専用設計のリアマルチリンクサスペンションにより、
滑らかで疲労感の少ない優れた乗り心地を提供します。

操作性

最小回転半径は、セルシオが5.2m、セドリックが5.5mと、
セルシオの方が小回りが利くことがわかります。

セルシオの方が全長で155mm、ホイールベース長125mm、トレッド幅60mm上回ることから、
タイヤの切れ角と前後のオーバーハングがかなり大きく起因していると思われます。

ターゲット層

両車は同じ、高級セダンのカテゴリーですが、
エンジン形式、外観のデザインなど、トータルコンセプトにも若干の違いがあります。

■トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様
トヨタを代表する高級セダンモデルです。
4.3L V型8気筒エンジンから生み出される余裕ある出力により、
ビッグサルーンを滑らかにダイナミックに加速します。

高い静粛性や乗り心地の良さはもちろんのこと、
キビキビとしたハンドリング、程よくチューニングされたV型8気筒エンジン音など、
セルシオの最終モデルとなり、完成度も熟成され歴代モデルの中でも、
特に人気の高いモデルです。

街乗りからビジネスエクスプレスとしての用途まで、
運転する楽しみを目的とされる方々へおすすめです。

■日産 セドリック(CEDRIC)250LV
日産の伝統を受け継ぐセドリックモデルの最終形です。
ノーブルなボディデザインと歴代モデルからの運動性能の高さが特徴です。
2.5L V型6 気筒DOHCエンジンは、必要にして十分な走行性能を誇ります。

質感の高いインテリアと居心地のよい室内空間は、
数値では表現できない日産の伝統を感じるデザインです。

セドリックブランドの最終形として、完成度の高い高級セダンを求める方々へおすすめです。

外観

  • トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様

    goo-net編集チーム

    トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様

  • 日産 セドリック(CEDRIC)250LV

    goo-net編集チーム

    日産 セドリック(CEDRIC)250LV

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※参考URL
トヨタ セルシオ(CELSIOR)A仕様:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/CELSIOR/10022506/index.html

日産 セドリック(CEDRIC)250LV:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/CEDRIC/10004242/index.html

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グーネットマガジン編集部

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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