トヨタハリアーとマツダＣＸ－５の燃費や乗り心地等を徹底比較してみた

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
全長×全幅×全高
4720×1835×1690mm

■マツダ ＣＸ－５（CX5）２０Ｓ プロアクティブ
全長×全幅×全高
4540×1840×1705mm

ハリアーの方が全長180mm上回りますが、ＣＸ－５は全幅5mm、全高15mm上回っています。
両車ともにSUVらしく抑揚のある堂々とした佇まいをみせます。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
（前）225/65R17
（後）225/65R17

■マツダ ＣＸ－５（CX5）２０Ｓ プロアクティブ
（前）225/65R17 102V
（後）225/65R17 102V

両車ともに17インチ径のまったく同じサイズのタイヤを標準装備しています。

ともに空気量の多い、サイドウォールに高さのあるタイヤを装備しており、
乗り心地と運動性能のバランスを考慮したパッケージと言えるでしょう。

ＣＸ－５はアルミホイールが標準で装備されます。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
5名

■マツダ ＣＸ－５（CX5）２０Ｓ プロアクティブ
5名

両車ともに5名の乗車定員です。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
JC08モード燃費：16.0km/リットル
排気量：1986cc
最高出力：151ps(111kW)/6100rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン

■マツダ ＣＸ－５（CX5）２０Ｓ プロアクティブ
JC08モード燃費：16.4km/リットル
排気量：1997cc
最高出力：155ps(114kW)/6000rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン

両車ともに2.0L 4気筒自然吸気エンジンを搭載し、駆動方式はFFです。

燃費はＣＸ－５の方が、0.4km/リットル優れた数値です。
これはＣＸ－５が90kg軽量なことと、
搭載するトランスミッションの違いなどが起因していると言えるでしょう。

両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税はともに年間39,500円です。

※自動車税は2016年10月時点で参照したものとなります。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
室内長×室内幅×室内高
1965×1480×1220mm

■マツダ ＣＸ－５（CX5）２０Ｓ プロアクティブ
室内長×室内幅×室内高
1910×1530×1280mm

全長の長いハリアーが室内長は55mm上回りますが、
ＣＸ－５は室内幅50mm、室内高60mm上回っています。

両車ともにボディサイズを活かした余裕ある室内空間により、
大人5人がゆったり過ごせる十分な居住性を確保しています。

ともに分割可倒式シートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際に大変便利です。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
2,797,714円

■マツダ ＣＸ－５（CX5）２０Ｓ プロアクティブ
2,548,800円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。

ＣＸ－５の方が40mmホイールベースは長いながら、
車両重量と足周りの違いから、軽快な乗り味を実現しています。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
シンプルながら肌触りの良いファブリックシートは、
厚みのある立体的な形状でホールド性が高く疲れを感じにくい、
優れた掛け心地です。

少し硬めながら、路面や走行シーンに合わせてサスペンションの働きを変化させる、
ショックアブソーバーを採用することにより、揺れの少ない快適な乗り心地を実現しています。

■マツダ ＣＸ－５（CX5）２０Ｓ プロアクティブ
軽量な高剛性ボディと静粛性の高い室内など、
マツダのスカイアクティブテクノロジーは、圧力分布に優れたシートと相まって、
軽快感と乗り心地の良さを実現しています。

マルチリンク式のリアサスペンションは路面の凹凸の追従性に優れ、
空気量の多いタイヤとのマッチングも良くダンピングの効いた乗り味です。

最小回転半径は、ハリアーが5.3m、ＣＸ－５が5.5mと、
ハリアーの方が小回りがきくことがわかります。

これはハリアーのホイールベース長が40mm短いことと、
前トレッド幅の差が主な要因と言えるでしょう。

両車は同じ、SUVのカテゴリーですが、ボディデザインやコンセプトにも大きな違いがあります。

■トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド
元祖プレミアムラグジュアリーSUVとして熟成を重ねてきた3代目のモデルです。

排気量は2.0Lとダウンサイジングされましたが、
新世代エンジンのパワフルな出力特性ときめ細かな制御を行うSuper CVT-iにより、
スムーズで力強い走りを実現しています。

室内はシンプルなデザインながら、質感の高さと豊かさを追求したクオリティの高さが特徴です。
フィット感に優れた座り心地の良いシートと、可変ショックアブソーバーを備えた足周りにより、
揺れの少ないフラットな乗り心地を提供しています。

シンプルながらもクオリティの高さを追求したスポーティなパッケージデザインにより、
若々しい生活スタイルを求める大人の方々へおすすめです。

■マツダ ＣＸ－５（CX5）２０Ｓ プロアクティブ
マツダのデザインコンセプトを受け継ぐ、安定性と躍動感溢れるボディデザインです。

独自のスカイアクティブテクノロジーを随所に取り入れ、直噴式の特徴でもある、
豊かなトルクを低回転から発生するエンジン特性と静粛性に優れる高剛性ボディは、
軽快ながら落ち着きのある上質な乗り心地を提供します。

マツダらしく6ATを備え、スポーティな走りも特徴です。
万一の際にも、高い衝突安全性能を発揮するスカイアクティブボディ、
先進の危険認識支援・運転技術支援システムを装備しています。

先進のテクノロジーと快適な乗り味はSUVにも活かされ、
クオリティと安全性のバランスを求める方々におすすめです。

※参考URL
トヨタ ハリアー（HARRIER）グランド:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/HARRIER/10097692/index.html

マツダ ＣＸ－５（CX5）２０Ｓ プロアクティブ：
http://www.goo-net.com/catalog/MAZDA/CX5/10094234/index.html