中古車購入
更新日:2018.11.29 / 掲載日:2017.02.03
外車の中古車が安いというのは本当なのか
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goo-net編集チーム
車を購入する時に、外車も選択肢に入れてみても価格であきらめてしまいがちですが、
中古の外車となるとそうとも限らないようです。
実は外車の中古車は新車の外車よりもかなり割安に感じられるかもしれません。
外車の中古車の安い理由や、購入する際に押さえておきたいポイントなどについて見ていきましょう。
外車の中古車は本当に安いのか
外車の中古車はなぜ安いのか、その理由とは?
外車の中古車が安い理由の一つとして、
「壊れやすい」「国産車より維持費がかかる」「外車は少し不安」という、
イメージが先行している点も否めませんが、
その理由も含めて、国産車より絶対的なマーケット需要が少ないという点も影響しています。
外車を新車で購入しても、国産車よりも定期的に交換するための消耗品の交換サイクルが早いため、
部品交換となる前に手放してしまうオーナーが多いのです。
特に外車の新車は3年保証が多いので、
1回目の車検にあたる3年で手放して次の車に乗り換えるというケースが目立ちます。
外車を買い取る方も売れ残りのリスクを避けるため、査定額を低くする傾向にあります。
結果的に外車の中古車は、新車価格と比較して割安になってしまう傾向があります。
もちろん、需要の高い車種は値落ちも少なく、一律には安いとは言えないケースもあります。
外車の中古車を安く購入する場合押さえておきたいポイントとは
外車の中古車を安く購入する場合、ぜひ押さえておきたいポイントは以下の通りです。
ワンオーナーの中古車を選ぶ
ワンオーナーとは、何人かのオーナーを経由せず、
ひとりのオーナーが所有して初めて中古市場に出回った車のことです。
ワンオーナーの場合だと車の履歴がわかりやすいのと、
年数が経過していなければ車の状態もいいのでおすすめです。
同様にきちんと整備履歴のある車を選ぶことです。
同じ車種やグレードの車を比較して適正価格かどうかを確認する
例えば、自分の探していた外車が驚くほど安い価格で販売されていた場合は、
同様の車種の相場を確認し、妥当な価格かを調べることが重要です。
価格に差がある場合は、その車になんらかのトラブルを抱えている場合もあるので、
慎重に選ぶようにしましょう。
明らかに相場より安い場合は販売店に理由を聞いてみましょう。
過走行だったり、消耗品の交換時期が迫っていたり、理由があるかもしれません。
外車の中古車を購入した後のメンテナンスも想定する
中古車に限らず外車は部品やメンテナンスの考え方が国産車と異なり、
そのための維持費が国産車よりもやや高い傾向にあります。
部品代、メンテナンス代、燃料代など後々の維持費も考慮して購入しましょう。
特にヨーロッパ車の場合は、
ブレーキパッド、ブレーキブレード、ブッシュ類は消耗品として設計されているため、
定期的に交換する必要が生じます。
外車は、スタイルや乗り味など、国産車とは異なった魅力ある車が多く存在します。
しかし、外車という特性上、考慮すべきポイントなども存在すると言えます。
外車の中古車を購入する場合は、
維持費や今後の乗り換えを含め、しっかりリサーチして、よく検討することをおすすめします。