トヨタアイシスとシエンタの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■トヨタ アイシス（ISIS）プラタナ
全長×全幅×全高
4640×1710×1640mm

■トヨタ シエンタ（SIENTA）Ｘ
全長×全幅×全高
4235×1695×1695mm

アイシスの方が、全長405mm、全幅15mm上回りますが、
全高はシエンタが55mm上回っています。

アイシスはエアロパーツを纏った3ナンバー登録車で、
スタイリッシュで安定感のあるボディデザインが特徴のミディアムクラスのミニバンです。

シエンタはユニークな面構成を持つ、
個性的なボディデザインが特徴の5ナンバー登録のコンパクトミニバンです。

ともにミニバンらしくスペースユーティリティに優れたパッケージデザインが特徴です。

■トヨタ アイシス（ISIS）プラタナ
（前）195/65R15
（後）195/65R15

■トヨタ シエンタ（SIENTA）Ｘ
（前）185/60R15
（後）185/60R15

両車とも15インチの同径ながら、
アイシスの方がひと回り太いサイズのタイヤを標準装備しています。

ともにサイドウォールに高さのあるタイヤが設定され、
ミニバンの性格に合った経済性と車両重量にマッチした乗り心地に優れたタイヤと言えるでしょう。

アイシスはアルミホイールが標準で装備されます。

■トヨタ アイシス（ISIS）プラタナ
7名

■トヨタ シエンタ（SIENTA）Ｘ
6名

ともに3列シートを装備し、アイシスは7名、シエンタは6名の乗車定員です。

■トヨタ アイシス（ISIS）プラタナ
JC08モード燃費：15.4km/リットル
排気量：1797cc
最高出力：143ps(105kW)/6200rpm
最大トルク:17.6kg・m(173N・m)/4000rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：1440kg

■トヨタ シエンタ（SIENTA）Ｘ
JC08モード燃費：15.4km/リットル
排気量：1496cc
最高出力：103ps(76kW)/6000rpm
最大トルク：13.5kg・m(132N・m)/4400rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：1380kg

駆動方式はアイシスがFF、シエンタはフルタイム4WDです。

アイシスは1.8L 直列4気筒自然吸気エンジン+CVT、
シエンタは1.5L 4気筒自然吸気エンジン+CVTを搭載しています。

燃費はともに15.4km/リットルです。
両車とも車両重量にマッチした、十分に余裕のあるエンジン特性により、
優れた燃費性能と爽快な走行性能を実現しています。

ともに懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税はアイシスが年間39,500円、シエンタは年間34,500円です。

※自動車税は2017年2月時点で参照したものとなります。

■トヨタ アイシス（ISIS）プラタナ
室内長×室内幅×室内高
2705×1470×1315mm

■トヨタ シエンタ（SIENTA）Ｘ
室内長×室内幅×室内高
2535×1470×1280mm

室内サイズはアイシスの方が、室内長170mm、室内高35mm上回りますが、室内幅は同寸です。

アイシスは助手席側のセンターピラーがドアごと開閉するので、
開口部の大きさと低床ボディと相まって乗降性に優れたユニークな特徴を持っています。

折り畳んだり、テーブルとしても使える助手席タンブルシート、
6:4分割チップアップ＆ロングスライド2列目シート、後方床下格納機構式3列目シートなど、
アイシスだけの使い勝手と実用性に優れたオリジナルシートアレンジです。

ややフラットなシート形状により、
数値以上にヘッドクリアランスに余裕のある広々とした室内空間を実現しています。

シエンタはヒップポイントを後席にいくほど高くする「シアターレイアウト」を採用し、
全席見晴らしの良い視界を確保しています。

また、スライド＆リクライニング機能を備える2列目と3列目の足元にも余裕があり、
後席に座るパッセンジャーがリラックスできる居住性を実現しています。

また両側スライドドアを備え、低いフロアと余裕のある室内高により、
3列目シートへのアクセスに優れ、多彩なアレンジが可能なリアシートと相まって、
乗降性と利便性に優れたパッケージデザインが特徴です。

■トヨタ アイシス（ISIS）プラタナ
2,203,200円

■トヨタ シエンタ（SIENTA）Ｘ
1,957,745円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。

両車はともにトヨタを代表するコンパクトミニバンですが、
ボディサイズや排気量、駆動方式に違いがありそれぞれ乗り味に特徴があります。

■トヨタ アイシス（ISIS）プラタナ
ジャガード織の若々しいツートンカラーのシートは、消臭機能を備え、
腰をしっかり支え底付きのない掛け心地の良いスポーティな形状です。

操縦安定性に優れた高性能サスペンション、
サイドウォールに高さのあるタイヤとアルミホイール、
トルクフルでパワフルなエンジン特性を持つバルブマチック付Dual VVT-iエンジン、
レスポンスの良い伸びやかな走行フィールを可能にするSuper CVT-iと相まって、
軽快でフラットな乗り心地と心地よい走行性能を誇ります。

高剛性ボディと静粛性の高いキャビン性能から、
質の高い走りと居住性のバランスに優れるパッケージデザインです。

■トヨタ シエンタ（SIENTA）Ｘ
剛性感のあるファブリックシートはやや大柄ながら身体をしっかり支え、
やや偏平率の高いタイヤとソフトな足周りとの相性も良く
、路面の凹凸を感じにくい落ち着いた乗り心地を実現しています。

走行安定性に優れるフルタイム4WD、
パワフルな1.5L 4気筒自然エンジンとSuper CVT-iのスムーズな走行フィールと相まって、
低速走行から高速走行までバランスの良い落ち着いた走りを実現し、
全天候型の高いドライバビリティとスタビリティを提供します。

最小回転半径は、アイシスが5.4m、シエンタが5.2mと、
シエンタの方がわずかながら小回りがきくことがわかります。

シエンタはフルタイム4WD駆動ながら優れた小回り性能を実現しています。

ともに運転席からの視界性に優れ、見切りの良いボディデザインと相まって、
取り回しの良い操作性に優れる2台です。

両車はパワフルで経済性に優れたスタイリッシュなミニバンタイプとして人気のある2台です。

■トヨタ アイシス（ISIS）プラタナ
ベースとなるのは5ナンバーサイズのやや背の高いミニバンですが、
プラタナはエアロパーツを備え3ナンバー登録の若々しいボディデザインが特徴です。

スクエアなボディ形状を持ち、全席視界性に優れ、後席の足元やヘッドクラランスに余裕のある、
ルーミーで広々とした開放的な室内空間を実現しています。

リクライニングしてテーブルにもなるマルチプルに使える助手席タンブルシート、
2列目、3列目シートもユニークでオリジナルの機構を持ち多彩なシートアレンジが自慢です。

また、短時間で車内の臭いを吸収・分解する、
消臭機能（イノドールクイック瞬感消臭）をシートに採用しています。

助手席側リアドアはセンターピラーがドアごと開閉し、開口部の大きさから乗降性に優れ、
小さなお子さんやお年寄りのいる若いファミリーの方々へおすすめのです。

■トヨタ シエンタ（SIENTA）Ｘ
多様なライフスタイルに応える「Active & Fun」をキーワードに、
「トヨタ最小ミニバン」として開発されたモデルです。

ミニバンながらスポーティで個性的な外観を持ち、大人6名がゆったりリラックスできる、
見晴らしの良さが自慢の「シアターレイアウト」を採用した3列シート、
低くフラットなフロアと両側スライドドアを備え、
実用性の高さとユーティリティの高さを提供しています。

搭載する1.5L 4気筒VVT-iEエンジンは、
低フリクションと高い熱効率が特徴で、中低速から扱いやすく、
フルタイム4WDもたらす高い走行安定性能と経済性に優れたパッケージングです。

また、ゆとりを持って大人6人が移動できる広く静粛性の高い室内空間も魅力的です。

路面の凹凸を感じにくい、
落ち着いたソフトな乗り心地と全天候型の高いスタビリティを誇る走破性能から、
アウトドアスポーツなど、ファミリーユースから友人との旅行の足としても、
幅広く活躍できるコンパクトミニバンです。

※参考URL
トヨタ アイシス（ISIS）プラタナ:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/ISIS/10103178/index.html

トヨタ シエンタ（SIENTA）Ｘ:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/SIENTA/10098477/index.html