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更新日:2020.04.16 / 掲載日:2017.03.03
トヨタアクアとタンクの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回は人気車種のトヨタのアクア(AQUA)Lと、
同じくトヨタのタンク(TANK)G-Tを徹底比較したいと思います。
ともにトヨタを代表するコンパクトハッチバックとミニバンタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■トヨタ アクア(AQUA)L
全長×全幅×全高
3995×1695×1455mm
■トヨタ タンク(TANK)G-T
全長×全幅×全高
3700×1670×1735mm
ボディタイプはアクアが5ドアハッチバック、タンクはやや背の高いミニバンタイプです。
アクアの方が、全長295mm、全幅25mm上回り、全高はタンクの方が280mm上回っています。
両車とも5ナンバー枠に収まるコンパクトなボディです。
アクアの全高は立体駐車場に余裕で入る1550mm以下のサイズです。
アクアは「トライアングル・シルエット」と呼ばれるシャープで躍動感のある、
若々しいフォルムが特徴のハイブリッド専用車です。
タンクはダイハツ トールのOEM車で「ダイナミックさとアグレッシブさ」をテーマに、
シャープなヘッドランプと水平基調のスタイリッシュなフロントグリルが特徴です。
タイヤサイズ
■トヨタ アクア(AQUA)L
(前)165/70R14
(後)165/70R14
■トヨタ タンク(TANK)G-T
(前)165/65R14
(後)165/65R14
両車とも14インチの同径でタイヤ幅は同じながら、
若干偏平率の異なるサイズのタイヤを標準装備しています。
ともにサイドウォールに高さのあるタイヤを備え、
快適な乗り心地と経済性を重視した設定と言えるでしょう。
乗車定員
■トヨタ アクア(AQUA)L
5名
■トヨタ タンク(TANK)G-T
5名
両車ともに、5名の乗車定員です。
維持費(燃費)
■トヨタ アクア(AQUA)L
JC08モード燃費:37.0km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:74ps(54kW)/4800rpm
最大トルク:11.3kg・m(111N・m)/3600~4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1050kg
■トヨタ タンク(TANK)G-T
JC08モード燃費:21.8km/リットル
排気量:996cc
最高出力:98ps(72kW)/6000rpm
最大トルク:14.3kg・m(140N・m)/2400~4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1100kg
両車とも駆動方式はFFです。
アクアは1.5L 直列4気筒エンジン+ハイブリッドシステム+CVT、
タンクは1.0L 直列3気筒インタークーラー付きターボエンジン+CVTを搭載しています。
燃費はアクアの方が、15.2km/リットル優れた数値となっています。
アクアはハイブリッドシステムの特徴である、
中低速域の実用域での積極的なモーターのアシストにより、優れた低燃費性能を誇ります。
タンクも最新のアイドリングストップ機構を備え、
軽量なボディと相まって、高い燃費性能を実現しています。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、アクアが年間34,500円、タンクは年間29,500円です。
※自動車税は2017年2月時点で参照したものとなります。
室内
■トヨタ アクア(AQUA)L
室内長×室内幅×室内高
2015×1395×1175mm
■トヨタ タンク(TANK)G-T
室内長×室内幅×室内高
2180×1480×1355mm
室内サイズはミニバンタイプのタンクの方が全体的にゆとりのあるボディを纏い、
室内長165mm、室内幅85mm、室内高180mm上回っています。
アクアは低床フロアの採用、
ハイブリッドバッテリーと燃料タンクをリアシート下に搭載することで、
ヘッドクリアランスを大きく確保し、
ハッチバックタイプながら大人5名がゆったり過ごすことができる、
居住性の高い、広がり感のあるキャビンを実現しています。
また一体可倒式リアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性に優れます。
タンクはコンパクトなエンジンレイアウトとトールボディ、低床フロアを活かし、
頭上と後席の足元に十分な余裕を確保し、明るく広い室内空間が自慢です。
また、便利な両側パワースライドドア、
前後左右へ自由にアクセスできるウォークスルーフロントシート、分割可倒式リアシートを備え、
小さなお子さんやお年寄りのいるファミリーにとって使い勝手の良い、
高い実用性と利便性を持ち合わせています。
新車価格
■トヨタ アクア(AQUA)L
1,761,382円
■トヨタ タンク(TANK)G-T
1,803,600円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
両車は全長4mを切るコンパクトなサイズが特徴で、
ホイールベース長と足周りとのバランスからもゆったりとマイルドな乗り心地が特徴です。
■トヨタ アクア(AQUA)L
フロントシートは座面が長くシートバックを高くしたゆとりサイズです。
肌触りの良いファブリックシートは身体をしっかりサポートし、
クラスを超えた座り心地が自慢です。
運転席の視界は良く、コンパクトなボディの恩恵もあり、
誰もが運転のしやすさを実感できる取り回しの良さです。
空力性能を追求した低重心ボディとソフトな足周りは、路面の凹凸を軽やかに吸収してくれ、
軽快な乗り心地と爽快なドライブフィールを実現しています。
特に中低速域では、積極的にモーターがアシストしてくれ、
静かな息継ぎのない滑らかな走行性能を誇ります。
■トヨタ タンク(TANK)G-T
搭載する1.0L 3気筒インタークーラー付きターボは、
さまざまな走行状況でもストレスを感じさせない、
レスポンスと力強いパフォーマンスを提供します。
リヤにもスタビライザーを装着しながらも、決して足周りを硬めずに、
日常走行の乗り心地を重視した設定と言えるでしょう。
パッセンジャーがリラックスできる快適な乗り心地と、
パワフルな走行性能のバランスを考慮した優れたパッケージデザインです。
また、吸遮音材を随所に採用し、
3気筒エンジンの発する独特なサウンドやロードノイズを遮断した、
静粛性の高いキャビンを実現しています。
操作性
最小回転半径は、アクアが4.8m、タンクが4.6mと、
タンクの方がわずかながら小回りがきくことがわかります。
両車ともに見切りの良い4mを切るコンパクトなボディサイズと、視界性の良さから、
車両感覚が掴みやすく、日常の縦列駐車や車庫入れ、すれ違いなどでも、
安心感の高い運転のしやすさが特徴です。
ターゲット層
両車は同じトヨタの5ドアコンパクトハッチバックと5ドアコンパクトミニバンです。
ボディデザインや搭載するエンジンタイプなどが異なり、コンセプトにも大きな違いがある2台です。
■トヨタ アクア(AQUA)L
アクアはハイブリッド専用車です。
モーターがエンジンを補助的にアシストするのではなく、全域にわたってモーターが介入し、
高い走行性能と経済性能を実現した優れたパッケージです。
またエンジンを止めてモーターだけで走るモードを備え、
早朝や深夜などに大変便利な機能と言えるでしょう。
ナチュラルグレーの内装は数値以上にルーミーで、
スペースユーティリティの高いキャビン性能を体験できるでしょう。
静かで力強い走行性能などハイブリッド専用車ならではの密度の濃い乗り味と、
一目でハイブリッドカーだとわかる専用ボディから、
積極的にエコドライブを楽しみたい方々へおすすめです。
シンプルで長く乗れるボディデザインに定評があります。
タンクと比較してより広い年齢層をターゲットとしたパッケージデザインが特徴です。
■トヨタ タンク(TANK)G-T
タンクは「ダイナミックさとアグレッシブさ」をテーマにデザインされ、
シャープなヘッドランプと水平基調のスタイリッシュなフロントグリルを持つ、
スタイリッシュなデザインが特徴です。
1.0L 3気筒インタークーラー付きターボエンジンを搭載し、
市街地走行から高速走行まで、トルクフルでパワフルな走行性能を提供します。
しかしながら、本モデルは決して足周りを硬めることなく、スタビライザーの装備にとどめ、
日常の使い勝手と走行安定性のバランスを重視した優れたパッケージデザインです。
乗降性に優れた両側パワースライドドア、
多彩なシートレイアウトを可能にする分割可倒式リアシート、
前後左右にアクセス可能なウォークスルーフロントシート、
低床フロアを採用し広く明るい室内空間と相まって、実用性と利便性に優れたモデルです。
先進の衝突回避支援システム「スマートアシストII」を搭載し、
パワフルで卓越した走行フィールを実現するターボエンジンと相まって、
アクティブなライフスタイルを送る若いファミリー層の方々へおすすめです。
外観
goo-net編集チーム
トヨタ アクア(AQUA)L
goo-net編集チーム
トヨタ タンク(TANK)G-T
※参考URL
トヨタ アクア(AQUA)L:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/AQUA/10100413/index.html
トヨタ タンク(TANK)G-T:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/TANK/10107124/index.html