中古車購入
更新日:2017.03.24 / 掲載日:2017.03.01
中古車を正規ディーラーと販売店で購入する違い

goo-net編集チーム
中古車を購入する場合には、
メーカー系の正規ディーラーで購入するのか中古車販売店で購入するのか、
迷ってしまうことがありますが、双方にはそれぞれ違いがあります。
双方のメリットとデメリットなど違いから、自分に合った購入先を利用してください。
正規ディーラーとは
中古車を扱っている正規ディーラーでも、
メーカー直営ディーラーや直営以外のサブディーラーとも呼ばれる店舗があります。
メーカー系の正規ディーラーでは多くの展示車や新古車などが見られますが、
サブディーラーは正規ディーラーと比較して規模が異なり、展示車両が少ない場合もあります。
正規ディーラーとサブディーラーは規模の違いはあるかもしれませんが、
内容に明確な違いはないと言えるでしょう。
正規ディーラーの中でも規模によっては、
乗り換えのために下取り車を専門的に取り扱う中古車専門の店舗を設けるなど、
積極的に中古車を取り扱うところも見受けられます。
中古車販売店とは
中古車販売店とは、民間の会社や個人が経営している車の販売店のことです。
正規ディーラーでは、そのメーカーの車しか扱うことができませんが、
販売店ではさまざまなメーカーの車を扱うことができます。
販売のルートについては、例えば、新車を販売するのであれば、
ディーラーから仕入れた新車をお客様に販売するという販売経路になります。
お客様としてもディーラーから仕入れられている新車であるため、安心することができます。
一般的にディーラーよりも小規模ですが、
独自の販売スタイル・店舗デザインで販売を手掛けることができる特徴があります。
正規ディーラーのメリット・デメリットとは
正規ディーラー系のメリットは、取り扱い車種が特定の自動車メーカーに特化しているため、
お客様が高い安心感を抱くことができる点です。
自動車メーカーの情報をそのまま販売やメンテナンスに活用しているため、
どの店舗でも均一なサービスを受けられるメリットがあります。
中古車についても、正規ディーラーとしての基準で高い品質を維持している安心感が特徴です。
そのため、検査項目や交換パーツなど、
相対的に販売価格に転嫁される点がデメリットとなります。
しかしながら、一定の高い水準で保証された、
状態の良い中古車を選んで購入することが可能だと言えます。
中古車販売店のメリット・デメリットとは
販売店のメリットは、メーカーから指定された販売基準がないため、
独自の判断でさまざまな車種が販売され、多くの車からお気に入りの車を探し、
購入することができます。
程度の良い高年式の低走行車などが見つかれば、
ディーラーよりも安価に購入できる場合もあります。
デメリットとしては、万一の際のトラブルやリコールが発生した場合、
どうしてもディーラーへ頼らざる得ないケースがあることです。
決して整備の水準が低いわけではありませんが、
どうしてもディーラー系の方がより専門性が高い点は致し方ない違いだと言えるかもしれません。
ただし、特定の車種に限定した販売店の場合は、例外と言えます。
欲しいと思った中古車が、どこで取り扱いがあるのかよく調べた上で、
自分のイメージ通りの1台を探してください。