ホンダオデッセイとトヨタノアの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。

■ホンダ オデッセイ（ODYSSEY）アブソルート・Ｘホンダセンシング
全長×全幅×全高
4830×1820×1685mm

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
全長×全幅×全高
4710×1730×1825mm

両車はともにユーティリティスペースに優れた3ナンバー登録のミニバンタイプです。

オデッセイの方が、全長120mm、全幅は90mm上回りますが、
全高はノアの方が140mm上回っています。

ともにスタイリッシュなエアロパーツを装着し、
オデッセイはワイド＆ローのボディフォルムにより落ち着きのある堂々としたデザイン、
ノアはシャープで力強さを感じる大きなメッキグリルを備え、
若々しくスポーティなデザインが特徴です。

■ホンダ オデッセイ（ODYSSEY）アブソルート・Ｘホンダセンシング
（前）215/55R17 94V
（後）215/55R17 94V

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
（前）205/60R16
（後）205/60R16

オデッセイの方が1インチ大径で、ひと回り太いサイズのタイヤを標準装備しています。
やや偏平率の低いタイヤが設定され、運動性能と快適性のバランスを重視したパッケージです。

ノアはサイドウォールに高さのあるやや偏平率の高いタイヤを装着しており、
乗り心地と経済性に優れた設定と言えるでしょう。

ともにアルミホイールを標準で装備しています。

■ホンダ オデッセイ（ODYSSEY）アブソルート・Ｘホンダセンシング
8名

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
8名

ともに3列シートを備え8名の乗車定員です。

■ホンダ オデッセイ（ODYSSEY）アブソルート・Ｘホンダセンシング
JC08モード燃費：14.0km/リットル
排気量：2356cc
最高出力：190ps(140kW)/6400rpm
最大トルク：24.2kg・m(237N・m)/4000rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：1760kg

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
JC08モード燃費：16.0km/リットル
排気量：1986cc
最高出力：152ps(112kW)/6100rpm
最大トルク：19.7kg・m(193N・m)/3800rpm
使用燃料：無鉛レギュラーガソリン
車両重量：1600kg

両車ともに駆動方式はFFを採用し、
オデッセイは2.4L 4気筒直噴型自然吸気エンジン+CVT、
ノアは2.0L 直列4気筒自然吸気エンジン+CVTを搭載しています。

燃費はノアの方が、2.0km/リットル優れた燃費性能を誇ります。
これはノアの方が160kg車両重量が軽量なことと、
排気量が370ccコンパクトなことが主に起因していると言えるでしょう。

しかしながら、オデッセイも燃焼効率に優れる直噴型自然吸気エンジンにより、
高い燃費性能を実現しています。

ともに懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税はオデッセイが年間45,000円、ノアが年間39,500円です。

※自動車税は2017年3月時点で参照したものとなります。

■ホンダ オデッセイ（ODYSSEY）アブソルート・Ｘホンダセンシング
室内長×室内幅×室内高
2935×1625×1325mm

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
室内長×室内幅×室内高
2930×1540×1400mm

室内サイズはオデッセイの方が、室内長5mm、室内幅85mm上回っていますが、
室内高は全高の高いノアが75mm上回っています。

オデッセイは低床フロアにより、開放的で広々とした室内空間が特徴です。
3列目シートまでゆとりのある上質で静粛性の高いキャビン性能を提供しています。

また、乗降性に優れた両側スライドドア、床下格納が可能な3列目シート、
低く大きなリアゲート開口部とスクエアなラゲッジスペースと併せて、
フレキシブルで高いユーティリティ性能が自慢です。

ノアは低床フロアを採用し乗降性に優れ、バッテリーをフロントシート下に配置するなど、
数値以上に室内高のゆとりを感じさせるパッケージと言えるでしょう。
実用性と多彩で利便性の高い優れた居住性を実現しています。

■ホンダ オデッセイ（ODYSSEY）アブソルート・Ｘホンダセンシング
3,200,000円

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
2,708,837円

※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額（地方消費税額を含む）を含んだ総額表示（内税）となります。

両車とも人気のミニバンモデルとして、申し分ない乗り心地を実現しています。
しかしながら、車両重量やエンジン特性、タイヤや足周りの設定が異なり、
乗り味にも違いがあります。

■ホンダ オデッセイ（ODYSSEY）アブソルート・Ｘホンダセンシング
ホンダの上級ミニバンであり、余裕のある2.4Lエンジン、
路面や走りにより減衰力が可変する振幅感応型ダンパーを備えた専用の足周りにより、
剛性感のあるしなやかな乗り心地を実現し人気の高いモデルです。

また、クッション性に優れた座り心地の良いシートを備え、
長距離ドライブでも快適な居住性が自慢です。

エアロパーツや17インチのタイヤを装備し、VSAによる横滑り防止機構と相まって、
高速走行時のスタビリティの高さも特徴です。

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
専用のファブリックシートはツートーンの若々しいデザインで、
横方向の張り出しにより身体をしっかりサポートしてくれる形状です。

エアロパーツを装備した低重心のボディは揺れも少なく、
運動性能と快適性を重視したスタビライザー付きの足周りにより、
落ち着いた安定感の高い乗り心地です。

7速スポーツシーケンシャルシフトマチックSuper CVT-iを搭載し、
アクティブな走りとスポーティで爽快な走行フィールを実現しています。

最小回転半径はオデッセイが5.4m、ノアが5.5mです。
オデッセイの方がわずかながら小回りがきくことがわかります。

オデッセイは50mmホイールベース長が上回りながら、
ボディの大きさが気にならない、優れた取り回し性能を実現しています。

ともに運転席からの視界性も良く、車両感覚が掴みやすく、
市街地走行のすれ違いや切り返しでも安心して運転できる、
ミニバンならではの特徴を持ち合わせています。

両車はそれぞれホンダとトヨタを代表するミニバンタイプであり、
エアロパーツを備え人気の高い2台です。

■ホンダ オデッセイ（ODYSSEY）アブソルート・Ｘホンダセンシング
オデッセイの中でもパワフルな2.4L 4気筒直噴型自然吸気エンジンとエアロパーツ、17インチタイヤ、
先進の予防安全運転支援システム「Honda SENSING」を備え、
高い安全性と走りを強化したモデルです。

上級ミニバンに相応しい堂々としたボディサイズ、存在感あるボディデザインによる佇まいなど、
存在感とクオリティの高さを併せ持っています。

室内は全席足元に十分な余裕があり、
掛け心地に優れた厚みのあるシートとしなやかなで横揺れの少ない剛性感のある足周りから、
ダンピングのきいた上質な乗り心地が特徴です。

また、アブソルートモデルならではのパワー感溢れる伸びやかなエンジン特性と実用性の高さにより、
週末のドライブや長距離を快適に移動可能なミニバンを求める方におすすめです。

■トヨタ ノア（NOAH）Ｓi
Ｓiは専用のエアロパーツを装備し、
ワイドなフロントバンパー、ボリュームのあるフェンダーにより3ナンバー登録です。

2.0L自然吸気エンジンと7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付きSuper CVT-iを搭載し、
メリハリのある爽快な走行性能を誇り人気のモデルです。

コンパクトでスクエアな形状のボディとショートノーズのボンネット形状から取り回しも良く、
低床フラットフロアの採用により広い室内空間を実現しています。

2列目シートはベンチタイプながら580mmのロングスライドが可能で、
ゆったりとした足元に余裕のある使い方ができます。
またチップアップしてスライドすることで3列目シートへの乗り降りがしやすくなります。

3列目シートはワンタッチで跳ね上げができる便利な機構を備え、
広く使い勝手の良いラゲージスペースが自慢です。

大勢で移動をすることの多い、
小さなお子さんやお年寄りのいる若いファミリーの方々へおすすめです。

※参考URL
ホンダ オデッセイ（ODYSSEY）アブソルート・Ｘホンダセンシング:
http://www.goo-net.com/catalog/HONDA/ODYSSEY/10102291/index.html

トヨタ ノア（NOAH）Ｓi:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/NOAH/10101678/index.html