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更新日:2020.04.16 / 掲載日:2017.04.13
日産ノートとトヨタアクアの燃費や乗り心地等の違いを徹底比較してみた

goo-net編集チーム
今回は日産ノートシリーズの人気車種ノート(NOTE)e-パワー Sと、
同じくトヨタのアクア(AQUA)Lを徹底比較したいと思います。
ともに日産とトヨタを代表する、
ハイブリッドシステムを搭載したコンパクトハッチバックタイプの2車種。
果たしてどの様な所に違いがあるのでしょうか?
サイズ
まずは2車種の車体のサイズについて比較してみたいと思います。
■日産 ノート(NOTE)e-パワー S
全長×全幅×全高
4100×1695×1520mm
■トヨタ アクア(AQUA)L
全長×全幅×全高
3995×1695×1455mm
両車はともに全幅1695mmの5ナンバー登録の5ドアハッチバックタイプです。
ノートの方が全長105mm、全高65mm上回っています。
ともに立体駐車場に余裕で入る全高1550mm以下のサイズです。
ノートはスラントしたやや長めのボンネットを持ち、
スポーティながらも安定感のあるフォルムが特徴です。
アクアは「トライアングル・シルエット」と呼ばれる、
シャープで躍動感のある若々しいフォルムが特徴のハイブリッド専用車です。
タイヤサイズ
■日産 ノート(NOTE)e-パワー S
(前)185/65R15 88H
(後)185/65R15 88H
■トヨタ アクア(AQUA)L
(前)165/70R14
(後)165/70R14
ノートの方が1インチ大径で、20mmほど太いサイズの剛性のあるタイヤを標準装備しています。
ともに偏平率がやや高くサイドウォールに高さのあるエアボリュームのあるタイヤを備え、
乗り心地と経済性のバランスを重視した設定と言えるでしょう。
乗車定員
■日産 ノート(NOTE)e-パワー S
5名
■トヨタ アクア(AQUA)L
5名
乗車定員はともに5名です。
維持費(燃費)
■日産 ノート(NOTE)e-パワー S
JC08モード燃費:37.2km/リットル
排気量:1198cc
最高出力:79ps(58kW)/5400rpm
最大トルク:10.5kg・m(103N・m)/3600-5200rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1170kg
■トヨタ アクア(AQUA)L
JC08モード燃費:37.0km/リットル
排気量:1496cc
最高出力:74ps(54kW)/4800rpm
最大トルク:11.3kg・m(111N・m)/3600~4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
車両重量:1050kg
両車ともに駆動方式はFFを採用し、
ノートは1.2L 直列3気筒エンジン+ハイブリッドシステム+CVT、
アクアは1.5L 直列4気筒エンジン+ハイブリッドシステム+CVTを搭載しています。
燃費はノートの方が、0.2km/リットル優れた数値となっています。
ノートはモーターがエンジンをアシストする従来のハイブリッドシステムとは異なり、
エンジンで発電してモーターで走行する新世代のシリーズ方式ハイブリッドカーです。
両車は搭載する機構は異なりますが、最新のエコロジー技術により優れた低燃費性能を誇ります。
両車とも懐に優しいレギュラーガソリン仕様です。
自動車税は、ともに年間34,500円です。
※自動車税は2017年3月時点で参照したものとなります。
室内
■日産 ノート(NOTE)e-パワー S
室内長×室内幅×室内高
2065×1390×1255mm
■トヨタ アクア(AQUA)L
室内長×室内幅×室内高
2015×1395×1175mm
室内サイズはノートの方が、室内長50mm、室内高80mm上回り、
室内幅はアクアの方が5mm上回っています。
ノートは丸みを帯びた卵型のボディデザインにより、後席の足元とひざ周り、
ヘッドクリアランスに十分な余裕ゆとりを確保し、
ひとクラス上のセダンに匹敵するスペースユーティリティに優れたパッケージデザインです。
また、入念な遮音対策と相まって、モーターのみで走行する際の静粛性の高さが特徴です。
アクアは低床フロアの採用、ハイブリッドバッテリーと燃料タンクを、
リアシート下に搭載することでヘッドクリアランスを大きく確保し、ハッチバックタイプながら、
大人5名がゆったり過ごすことができる居住性の高い、広がり感のあるキャビンを実現しています。
ともに一体可倒式リアシートを備え、長尺ものや大きな荷物を積む際の利便性に優れます。
新車価格
■日産 ノート(NOTE)e-パワー S
1,772,280円
■トヨタ アクア(AQUA)L
1,761,382円
※2004年4月以降の発売車種につきましては、
車両本体価格と消費税相当額(地方消費税額を含む)を含んだ総額表示(内税)となります。
乗り心地
両車は搭載するエンジン機構や足周りの設定などに違いがあり、それぞれ乗り味に特徴があります。
■日産 ノート(NOTE)e-パワー S
トリコット製シートは優しく身体を包み込み、市街地走行から高速道路を使った長距離移動まで、
e-POWERから生みだされる力強い俊敏な走りをしっかり受け止め、
安心感の高い乗り心地を提供します。
また徹底した遮音対策により快適なキャビン性能を実現しています。
e-POWERの特性からリニアな走行フィールが特徴で、
揺れの少ない疲れを感じにくい移動空間が自慢です。
■トヨタ アクア(AQUA)L
フロントシートは座面が長くシートバックを高くしたゆとりサイズです。
肌触りの良いファブリックシートは身体をしっかりサポートし、
クラスを超えた座り心地が自慢です。
運転席の視界は良く、コンパクトなボディの恩恵もあり、
誰もが運転のしやすさを実感できる取り回しの良さです。
空力性能を追求した低重心ボディとソフトな足周りは、路面の凹凸を軽やかに吸収してくれ、
軽快な乗り心地と爽快なドライブフィールを実現しています。
特に中低速域では、積極的にモーターがアシストしてくれ、
静かな息継ぎのない滑らかな走行性能を誇ります。
操作性
最小回転半径は、ノートが5.2m、アクアが4.8mです。
アクアの方がより小回りがきくことがわかります。
両車の差はボディサイズ、ホイールベース長の違いなどが主に起因していると言えるでしょう。
ともに大きなウィンドウを持ち、運転席からの優れた視界性と高い操作性により、
ルーミーな室内空間と取り回しの良さが自慢の2台です。
ターゲット層
両車は日産とトヨタを代表する最新のハイブリッド技術を搭載した5ドアハッチバックです。
両車とも人気の高い両車ですが、コンセプトや搭載するエンジンなどに大きな特徴のある2台です。
■日産 ノート(NOTE)e-パワー S
スタイリッシュなボディフォルムが特徴のノートですが、
本モデルはエンジンで発電した電力で、
モーターを動かし走行する「e-POWER」(シリーズ方式ハイブリッド)を搭載した、
新世代のハイブリッドカーです。
居住性の高い広々とした室内空間、車幅感覚が掴みやすく運転のしやすさはそのままに、
力強い走りと高い経済性が特徴のグレードです。
発電するベースとなるエンジンは1.2Lながら2.0Lターボ車並みのトルクが瞬時に立ち上がり、
モーターのみの走行が可能となります。
徹底した遮音対策によりモーター走行時の室内は静かで快適な居住性を誇ります。
「e-POWER」ならではの、リニアな走行フィールにより、
長距離の移動でも疲れを感じにくい高いコンフォート性能が自慢です。
アンチロックブレーキ「ABS」や電子制御制動力配分システム「EBD」、
TRCを含む先進のビークルダイナミクスコントロールなど先進安全装備を標準装備しています。
快適な移動手段として、最先端のハイブリッド技術を搭載した実用性の高い、
コンパクトハッチバックを求める方々におすすめです。
■トヨタ アクア(AQUA)L
アクアはハイブリッド専用車です。
モーターがエンジンを補助的にアシストするのではなく、
全域にわたってモーターが介入し、高い走行性能と経済性能を実現した優れたパッケージです。
またエンジンを止めてモーターだけで走るモードを備え、
早朝や深夜などに大変便利な機能と言えるでしょう。
ナチュラルグレーの内装は数値以上にルーミーで、
スペースユーティリティの高いキャビン性能を体験できるでしょう。
静かで力強い走行性能などハイブリッド専用車ならではの密度の濃い乗り味と、
一目でハイブリッドカーだとわかる専用ボディから、
積極的にエコドライブを楽しみたい方々へおすすめです。
シンプルで長く乗れるボディデザインに定評があります。
外観
goo-net編集チーム
日産 ノート(NOTE)e-パワー S
goo-net編集チーム
トヨタ アクア(AQUA)L
※参考URL
日産 ノート(NOTE)e-パワー S:
http://www.goo-net.com/catalog/NISSAN/NOTE/10106993/index.html
トヨタ アクア(AQUA)L:
http://www.goo-net.com/catalog/TOYOTA/AQUA/10100413/index.html