中古車購入
更新日:2020.01.07 / 掲載日:2017.07.12
GW(ゴールデンウィーク)中の中古車の納車期間はどのくらい掛かる場合が多いのか

goo-net編集チーム
GWや夏休み、年末年始などの大型連休は、車で旅行したいという需要が増えるものです。
家族旅行も多い時期なので、ミニバンなどには特に人気が集まります。
それでは、GW中に中古車を購入する際には、いつくらいに納車されるのでしょうか?
今回は、GW(ゴールデンウィーク)中の中古車の納車期間について見ていきましょう。
GW中に中古車を購入した際に納車はどのくらいの期間がかかるのか
中古車販売店と購入の契約を結んでから納車まで、通常、1週間~2週間程掛かるといわれています。
まず、車を取得する場合、
購入後の駐車場が確保できていることを証明する書類となる「車庫証明書」が必要となり、
普通車なら短くても4日程度掛かると言われています。
「車庫証明書」は所轄の警察署に申請を出すので、平日のみの受付となります。
届け出の内容が正しいかどうかを警察署の署員が現地調査を行うため、日数が掛かります。
更に陸運局で名義変更の申請を行いますが、
中古車販売店に代行してもらう場合2~3日が必要です。
更に、中古車販売店に手続きを代行してもらう際に、
最短の日数で手続きを行えない場合もあるため、少し長めの日数を想定しておくのがよいでしょう。
また、車検が切れていたり、登録が抹消されていたりするような場合、
あるいは遠方や他県で中古車を購入した場合などは、更に日数が掛かることになります。
このように、通常でも納車までに1週間~2週間程かかることになりますが、
GW中となると、更に納車までに時間がかかることになります。
GW中は祝日も多く存在するため、GW中に中古車を購入した場合には、
2週間~3週間程かかる場合もあると言えるでしょう。
GWにより納車前の整備や点検で納車期間が延びることもある
中古車購入時に欠かせないのが納車前の点検と整備です。
現状渡しではなく、整備付きとして販売される車両の場合、
納車の前に点検と整備が行われることになります。
駆動系や点火系、電装系、ブレーキ、タイヤやその他の消耗品など、
あらゆる面でのチェックが行われ、必要な場合は部品を交換することになります。
また、追加でオプションを付けたり、部品交換となったりした際に、
そのオプション品や交換する部品の在庫がない場合は取り寄せとなるので、
更に日数を要してしまうことも考えられます。
この点検や整備を行う工場をはじめ、追加オプションや部品などを取り扱うメーカーなども、
GWの為に休みを取るところが多くなります。
そのため、GW中に契約した中古車となると、
現実的にはGWが明けてから本格的な整備などが進むことになると言えるでしょう。
このように、祝日の多いGWでは、納車前の整備や点検などにおいても、
時間を要することになると言えます。
GWにより手続き・申請に時間がかかることがある
中古車を購入する際は、印鑑登録を市区町村の役所で行い、
印鑑証明書の交付をしてもらう必要があります。
それ以外の諸手続きに必要な書類は、購入する中古車販売店が準備してくれるので、
印鑑証明書の準備が出来ていれば、署名と捺印するのみとなります。
また、提出などの手続きは中古車販売店が代行してくれます。
しかし、手続きがGW(ゴールデンウィーク)期間中になってしまうと、
車両の登録を管理する陸運局や警察署などは祝日では対応が不可能な為、
その分、納車まで時間が掛かることになります。
このように、祝日の多いGWでは、
各種手続きや申請などでも時間を要することになると言えるでしょう。
GWに中古車販売店へ行き、気になる中古車を見て回ったり、
中古車の購入を決める方も多いと思います。
GW中の中古車の納車期間は、通常の納車期間より、
プラス1週間程を見越した方がいいと言えるでしょう。
GW期間中は祝日があるということを認識して、少しでも納車がスムーズに進むように、
前もって準備できる書類等は余裕をもって準備しておくことをおすすめします。