中古車購入
更新日:2020.01.07 / 掲載日:2017.07.13
中古車の廃車にする目安は走行距離で決める?

goo-net編集チーム
自分の所有する自動車を廃車にする際、どのようなことを目安としたら良いのでしょうか。
一般的には、走行距離を目安としたら良いと言われていますが、
走行距離が廃車にする目安になるのかについてみていきましょう。
自動車の痛み具合の判定は走行距離が基本
自動車の傷み具合を判断するのは、基本的に走行距離です。
年数が経っていなくても、走行距離が多い車はそれだけエンジンを回しているということで、
それと共に様々な部分が劣化していると考えられるからです。
自動車において劣化が心配な部分は、経年劣化によるものより、
使用による摩耗などで起こる劣化の方が危険につながりやすいのです。
一昔前は「10万キロが目安」と言われていましたが、
現在の自動車の性能は格段に上がっていますので、
10万キロまではそれほど重視することもなくなりました。
しかし、10万キロを超えると販売店が店頭に並べていても、
売れる確率が大分下がってしまうというのも事実です。
そのため、下取りも10万キロを超えると値段が下がる傾向があります。
廃車にする走行距離の目安はどのくらい?
買取店などが値段をつけずに廃車にするのを検討する目安は、
車種によっても違うので一概には言えません。
しかし、どちらかと言えば、排気量の小さい車ほどその時期は早くなるようです。
特に軽自動車は10万キロを超えると値段がつかなくなることが多くなります。
2,000ccクラスだと14~15万キロまで走行している車は、
値段がつきにくくなることが一般的となっています。
しかし、そのような走行距離だと、なかなか買い手がつかないというだけで、
使用できなくなるわけではありません。
オイル交換などの整備をまめにしていれば、20万キロ近く走ることも十分可能と言えます。
走行距離以外に廃車にする目安・ポイントとは
自動車の寿命を判断する時期は車種によっても違いますが、
車検や点検の度に修理代がかさむようになってきたら、廃車を考えた方が良いでしょう。
自動車には消耗部品とそうでない部品があります。
消耗部品は比較的安価に交換することが可能ですが、
自動車の基本的構造部分に支障をきたす部分の交換が必要になってくると、
修理にもお金がかかることになります。
このように、修理が必要となる不具合が多くなった場合、
また、大きな故障になってしまった場合も、
廃車を検討する目安・ポイントになると言えるでしょう。