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更新日:2020.01.08 / 掲載日:2017.08.22
【アウディ】液晶パネルに様々な情報を表示するバーチャルコクピットとは

goo-net編集チーム
アウディの斬新なバーチャルコックピットは、まさに近未来的な装備です。
運転席メーターのディスプレイに、さまざまなドライビング情報や多彩なメニューが表示され、情報をすばやくドライバーへ伝えることが可能な利便性の高い機能です。
バーチャルコックピットの概要
バーチャルコックピットは、2015年のTTで初導入され、以降もフルモデルチェンジに合わせA4やA3へも搭載され、今後のアウディ車に欠かせない革新的な技術です。
運転席のメーター中央に高解像度の大型カラーディスプレイを配置し、交通情報や地図情報、観光情報など各種データを表示します。
車のメーター部分がパソコンやタブレット端末のような役割を果たし、ステアリングについているスイッチにより親指一本で操作可能です。
バーチャルコックピットの特徴
バーチャルコックピットは、音声認識機能も備えており、親指のボタン操作だけで、さまざまな車両情報、地図情報などを切り替え表示が可能です。
もちろん、運転に集中する場合は、VIEWボタンで速度計と回転計の2つのメーターだけを表示し、それぞれの大きさを変えることもできます。
速度計と回転計以外に表示される主な情報や機能は以下の通りです。
主な情報表示
・エネルギー消費装置
・積算走行情報
・走行情報
・燃料消費率
・オンライン交通情報
・地図表示(グーグルマップ表示、航空写真対応)
・ラップタイム
・オーディオ情報
・電話帳、発信機能(Bluetooth連動)
特に地図表示機能は、アウディコネクトとの連動により、
グーグルマップで表示が可能で視認性・利便性に優れる機能です。
バーチャルコックピットでは、
地図情報だけでは把握しづらい行き先のイメージを視覚的に表示するため、
よりスムースなガイド表示が可能です。
バーチャルコックピットを採用した車種一覧
バーチャルコックピットを採用している車種は以下の通りです(2017年2月現在)。
・A3/S3シリーズ
・A4/S4シリーズ
・Q7
・TTシリーズ/TTS Coupe
・R8 Coupe
アウディのバーチャルコックピットは現在、A5、A6、A8シリーズなどの車種に設定がありません。
ただし、今後のモデルチェンジを機に全車種で導入される計画です。
バーチャルコックピットは、リアルタイムで交通情報や観光情報も表示されるので、
土地勘のない地域へのドライブも積極的に活用できる、実用性の高いディスプレイ機能です。
スマホなどの電話機器とBluetooth経由で接続すれば、
登録電話番号を表示させることや発信も可能です。
各種モバイル機器との連携もでき、その利便性や拡張性からも、
今後のアウディのメーターパネルのスタンダードとして進化していくでしょう。