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更新日:2020.01.08 / 掲載日:2017.09.19
スズキジムニーの歴代モデルの人気グレードと燃費・維持費をまとめてみた

goo-net編集チーム
本格的な軽自動車4WD車として1970年に誕生以来、軽量で堅牢なボディとパートタイム4WD機構を活かし、高い走破性能や実用性から、クロスカントリーモデルとして約半世紀の長きにわたり根強いファンを持つジムニーです。
ここでは2代目から現行の3代目モデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。
関連記事:スズキ新型ジムニーがついに発売。あなたはどのカラーを選ぶ?フルモデルチェンジ後のスペック・内装を公開!
2代目 ジムニー JA/SJ/系(1981年~1998年)

goo-net編集チーム
2代目ジムニーは、「Tough & Neat」をキャッチコピーに、初代のヘビーデューティーユースを想定した開発コンセプトから、街中からオフロードまで幅広い用途に向けた、スタイリッシュなボディデザインを持つ4WDモデルとして開発され1981年5月に発売されました。
初代からの本格的なオフロード4WD軽自動車として基本コンセプトを引き継ぎ、居住性や快適性、経済性を向上させ家族でドライブを楽しめるモデルとして生まれ変わりました。
ラインナップはオープンタイプの幌モデルと耐候性に優れる快適なバンモデルをベースに、幌タイプはスポーティなキャンバスドアモデル、スタイリッシュなロールバーを備えるハーフメタルドアタイプと、フルメタルドアタイプの3タイプが用意されました。
中低速域から粘りとパワー感のある0.55L水冷3気筒2サイクルエンジン、走行状況に応じて駆動輪を変更できるパートタイム4WD機構、悪路走行でもびくともしない堅牢なラダーフレーム、シンプルな構造ながら優れた耐久性と走破性を誇る、リーフスプリング式リジットアクスルサスペンション、不整地や雪道でも安心感の高い16インチタイヤの採用など機能面での大きな変更はなく、国内外で仕事からレジャーまで幅広い用途で活躍する人気モデルに大きく成長しました。
1986年には軽自動車モデルに搭載されるエンジンが、0.55L水冷直列3気筒4サイクルインタークーラー付ターボエンジンへ置き換わりました。
インタークーラーを備えるターボエンジンは電子式燃料噴射システム(EPI)により、レスポンス良くオフロードも高速走行も余裕でこなす走行性能と優れた燃費性能を兼ね備えました。
中でも1990年の軽自動車の規格に伴い排気量を0.66Lへ拡大されたJA11系では、オートマッチトランスミッション、パワーステアリングを採用することで、記録的な売り上げを誇りました。
さらに1995年のJA12/22系では初代からのリーフスプリング式から、3リンク式リジットアクスル式コイルスプリングへ変更され、悪路の走破性と快適性が大きく進化を遂げました。
ジムニー(JIMMY)ハードトップXC(1997年5月モデル)
ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:パートタイム4WD
ボディサイズ:3295×1395×1680mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1665×1190×1160mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)175/80R16 91Q(後)175/80R16 91Q
エンジンタイプ:K6A型 0.66L 水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
排気量:658cc
最高出力:64ps(47kW)/6500rpm
最大トルク:10.5kg・m(103.0N・m)/3500rpm
10・15モード燃費:15.8km/リットル
車両重量:890kg
価格:1,256,000円
軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。
参考:
ジムニー ハードトップ XC(1997年5月) のカタログ情報(5501587)|中古車の情報なら【グーネット】
1995年11月のマイナーチェンジ後のDOHC化された、0.66L水冷直列3気筒インタークーラー付ターボエンジン+5MTを搭載する、5ナンバー登録のハードトップモデルです。
サスペンションを初代から続いたヘビーデューティーなリーフスプリング式から、3リンク式リジットアクスル式コイルスプリングへ変更し、悪路の走破性とオンロードでの乗り心地が大きく向上しました。
中でもオールアルミ製のDOHC化されたインタークーラー付ターボエンジンを搭載する「XC」は、豊かなトルクを誇る中低速から伸びのある高回転域まで、全域にわたり気持ちよい走行性能から人気の高いパワフルなモデルです。
身体をしっかり支えるバケット形状のフロントシート、電動式パワーステアリング、上質な肌触りのフルトリムインテリア、分割可倒式リヤシート(大型ピロー付)、ハロゲンフォグランプなど、快適装備を備える上級モデルです。
運転席SRSエアバッグ&4輪ABSがセットオプションで設定されています。
・人気オプション
運転席SRSエアバッグ&4輪ABS、マルチメーター(方位計+気圧計+高度計)、ルーフエンドスポイラー(LEDハイマウントストップランプ内蔵)、16インチアルミホイール、スペアタイヤハウジング、オーディオシステムなど。
3代目 ジムニー JB23/JB33/JB43系(1998年~)

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3代目ジムニーは、5ナンバー登録のメタルトップの3ドアハードトップモデルに集約され、搭載されるエンジンも0.66L直列3気筒インタークーラー付ターボエンジンの1モデルとなり、1998年10月に登場しました。
「リアル4×4スポーツ」をキャッチコピーに、ハードなオフロード走行からアウトドアスポーツまで、幅広い用途に向けたモデルとして3代目に移行した後も安定した高い人気を維持し、2001年には「ジムニー」シリーズ全世界累計販売台数200万台を達成したモデルです。
進化した初代から続く伝統のラダーフレーム、改良された3リンク式リジットアクスル式コイルスプリング、走行中も駆動方式と相応モードが変更できるパート式4WD機構(DRIVE ACTION 4×4)、16インチタイヤなど基本スペックは先代から引き継ぎ、本格的なオフロード走行が可能です。
丸みを帯びた親しみやすいボディデザイン、新しい軽自動車規格に適合した、ゆとりの室内空間による高い安全、取り回し性能の向上をはじめ、パワーウインドウ、電磁式キーレスエントリー、リクライニング機能付リヤシートなどの快適装備、運転席&助手席SRSエアバッグ、4輪ABS、軽量衝撃吸収ボディ(TECT)採用による高い安全性から、デイリーユースでも使いやすい実用性と居住性を兼ね備えたモデルです。
スポーティでダイレクトな走行フィールが特徴の5MTと、手軽にドライブが楽しめる4ATが用意されています。
ジムニー(JIMMY)XC(2010年9月モデル)
ボディタイプ:軽-RV系
乗車定員:4名
駆動方式:パートタイム4WD
ボディサイズ:3395×1475×1715mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1695×1220×1210mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)175/80R16 91Q(後)175/80R16 91Q
エンジンタイプ:K6A 型 0.66L 水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボ
排気量:658cc
最高出力:64ps(47kW)/6500rpm
最大トルク:10.5kg・m(103N・m)/3500rpm
JC08モード燃費:13.6km/リットル
車両重量:1000kg
価格:1,580,250円
軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。
以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。
ご購入予定の車の新規取得の時期を販売店まで確認するようにしましょう。
参考:
ジムニー XC(2010年9月) のカタログ情報(10065246)|中古車の情報なら【グーネット】
2008年6月のマイナーチェンジ後のシリンダーヘッドが改良された、0.66L水冷直列3気筒インタークーラー付ターボエンジン+4ATを搭載する、5ナンバー登録の上級モデルです。
エンジンスペックはマイナーチェンジ前と数値では変わらないまでも、中低速域のトルク特性が変更され、ドライバビリティの向上が図られています。
「XC」は、上級モデルに相応しく、マルチリフレクターハロゲンフォグランプ、CDプレイヤー(AM/FMラジオ付+フロント2スピーカー)、電動格納式リモコンカラードミラー(ヒーテッドドアミラー)、リヤシートヘッドレスト、電波式キーレスエントリーシステム、UVカットガラス(サイドドア)UVカット機能付スモークガラス(クォーター・バックドア)などの、充溢した快適装備や16インチアルミホイール、ルーフレール、カラードサイドアンダーミラーなどが標準装備され人気のグレードです。
・人気オプション
スペアタイヤハウジング、アンダーガードセット、ショックアブソーバーセット、アルミペダルセット、センターガーニッシュ、シフトレバーガーニッシュ、シフトノブガーニッシュ、ウインドウスイッチガーニッシュ、カーナビゲーションシステムなど。