中古車購入
更新日:2018.09.15 / 掲載日:2017.10.16
新車と中古車の維持費の違いを比較!トータルコストはどっちがお得?

グーネット編集チーム
中古車はほとんどの場合、同じ車種の新車と比較してもお得に購入できるのがメリットですが、手放すまでにかかる維持費は、新車とどのように違うのでしょうか。平均的なトータルコストを調べて、どちらがお得かを比較してみましょう。また、これらの維持費を抑えるためのコツをご紹介します。
どちらがお得?中古車と新車の維持費を比較してみよう
中古車は新車と比較すると、購入費用が安い代わりに、維持費がかさみがちであると言われていますが、実際のところコスパはどうなのでしょうか?
また、下取り価格も安くなるため、売却してもトータルコストを減らすことができないのではないかと、心配される方が少なくないようです。
駐車場代や車検にかかる費用など、コスト的に同じ部分もありますので、それ以外の部分についてどのように違うのか、購入前に情報収集することも大切です。
まず、新車と中古車の両方にかかる費用として、税金、メンテナンス費用などが挙げられます。中古車と新車でこれらがどのように異なってくるのか、チェックしていきましょう。
新車と中古車の税金の違い
自動車を購入する際には、新車の場合でも中古車の場合でも「自動車税」「自動車重量税」などの各種税金がかかってきます。どの税金も、経年数が関わってくるものであれば、新車と比較して中古車のほうが、課税される金額が安くなります。
毎年の自動車税や重量税が気になる方は、車種や排気量、重量、経年数などによっても課税される金額が異なってきますので、節税したい方は、それぞれの課税の金額についての情報も集めておくと、中古車の購入後のお得なカーライフに役立てることができるかもしれません。
メンテナンスにかかる費用は、新車・中古車に関わらず車種や使い方で変わってくる
自動車は、多くの消耗品から出来ています。
新車であっても、走った分だけ点検や部品交換などのメンテナンスが必要になることに変わりはありません。また、車種によっても部品の価格が異なったり、使い方によって耐用年数が変わってきたりします。必要となるメンテナンス費用の平均的なものを以下に挙げておきますので、参考にしてください。
まずはエンジンオイルの交換です。
これは使用状況によっても異なりますが3千~5千kmにつき一度交換する必要があります。費用は、使用するオイルの種類によって上下しますが5,000円~10,000円程度が一般的です。
次に走行距離によって必要となるメンテナンス費用。
車種や乗り方によって異なりますが、10万km走れば、エンジンオイルの交換を除いても100,000円~150,000円程度のメンテナンス費用がかかるといわれています。
中古車を購入した場合、メンテナンス費用を節約するためには、中古車販売店独自の保証プランを利用するという方法もあります。
メーカー直販系なら1年間の無料保証を行ってもらえる場合がありますし、オプションで有償保証の追加ができるところもあります。
一般の中古車販売店の場合は購入した年から有償保証であることが多いようですが、保証プランによっても様々ですので、一度はチェックしておくことをおすすめします。
保証の金額は年毎に上がっていくのが一般的ですが、中古車は故障が発生しないとは言いきれないものですので、結果的に保証をつけたほうがお得に済ませることができる場合が多いようです。ただし、対象となる車種や、保証の内容、走行距離の設定などは中古車販売店によって異なりますので、詳しい金額については、中古車販売店に問い合わせてみることをおすすめします。