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更新日:2019.06.13 / 掲載日:2018.01.19
マツダCX-3の概要と歴史をまとめてみた
グーネット編集チーム
マツダのCX-3は、機動性に富む「次の時代のスタンダードを創造する」を掲げ、コンパクトクロスオーバーSUVとして2015年2月に発売されました。
マツダの新世代技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用した新世代車種の第5弾であり、2014年11月のロサンゼルスオートショーでワールドプレミアされ、高い話題となりました。
マツダの安全思想である「Mazda Proactive Safety(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)」に基づいた世界基準の安全性能、ダイナミックでアグレッシブなスカルプチャーデザイン、パワフルで静かな次世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D1.5」専用車など、ユニークなパッケージングが特徴です。
幅広い層から支持を得て、発売より約1ヶ月間で月間販売目標台数をはるかに凌ぐ、約1万台を受注するなど、その後も順調なセールスを維持する人気車種です。
また、同年10月にはタイの現地法人「オートアライアンス(タイランド)Co., Ltd.」でも生産が始まり、現在は北米、欧米、オセアニアでも販売されるグローバル戦略車です。
マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の採用により、平成27年度JNCAP自動車アセスメントにおいて、同年度の最高得点で「新・安全性能総合評価ファイブスター賞」を受賞するなど、高い安全性能が実証されています。
他にも、ドイツにおいて3つのデザイン賞の受賞をはじめ、タイ自動車ジャーナリスト協会が主催する「タイランド・カー・オブ・ザ・イヤー2016」を受賞するなど、ワールドワイドで愛されるモデルに成長しています。
車名の「CX-3」の由来は、マツダ独自の体系に倣い「CX」はクロスオーバーモデル、数字は車格に応じて1から9までの数字を用いており、数字の大きい方がサイズの大きな上級モデルとされています。
車名から車種のポジショニングが把握しやすいコードネームのようなネーミングは、海外戦略を視野に入れた新世代SUVモデルならではの特徴と言えるでしょう。
マツダ CX-3(2015年~)
グーネット編集チーム
マツダCX-3は、マツダ車に共通するデザインテーマである「魂動(こどう)-Soul of Motion」と先進技術「SKYACTIV TECHNOLOGY」を採り入れた新世代車種としては第5弾となるモデルです。
流麗でアグレッシブなボディをまとう、新世代のクリーンディーゼルを搭載する専用車として2015年2月に発売されました。
【エクステリア】
マツダ車に共通する、立体的な「シグネチャー・ウイング」を採用したフロントマスクを設けています。
コンパクトな全長と、グラマラスで幅広い車幅、ショートオーバーハングで力強いサイドビューをはじめ、躍動感あるスカルプチャーデザインを思わせる、ダイナミックで伸びやかなボディデザインが特徴です。
また、全高を立体パーキングにも対応する1550mmに設定したことで、行った先の駐車場探しにも困らない実用性の高いボディサイズを採用しています。
【インテリア】
マツダが掲げる、意のままの走り、ドライブを楽しむための「人馬一体」コンセプトはインテリアデザインにもいかされています。
操作性・機能性に優れるドライバーを中心にしたコックピットデザインを採用し、適度に包まれ感のある安らぎのあるモダンでスタイリッシュなパッケージデザインが特徴です。
シートポジショニングをやや高めに設定し、見切りの良いコンパクトなボディデザイン、使い勝手の良い分割可倒式リヤシートや積載状況に応じて上下の位置を変えられるフレキシブルボードを採り入れ、操作性・乗降性に優れたユーティリティスペースを提供しています。
また、体圧分布に優れロングドライブでも快適な掛け心地の良いシート、大径タイヤを履きこなす路面の凹凸の追従性に優れる剛性感の高い足回り・軽量高剛性ボディ「SKYACTIV-BODY」の採用など、ダンピングが効きたしなやかな乗り心地を実現しています。
【ドライブトレイン】
新開発の次世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D1.5」を搭載し、胸のすくトルクフルで伸びやかな走行性能、省燃費性能を両立しています。
「SKYACTIV-D1.5」には、従来のディーゼルエンジンではなかなか解決できなかったディーゼルノック音を大幅に低減する世界初の技術「ナチュラル・サウンド・スムーザー」をはじめ、フロントドアガラスの厚みや徹底した防音・吸音処理と相まって、高い静粛性と心地よいエンジンサウンドを実現しています。
この「SKYACTIV-D」エンジンは、省燃費性能・低エミッション性・静粛性から、次世代のクリーンディーゼルエンジンとして高い注目を浴び、平成27年度科学技術分野における文部科学大臣表彰の科学技術賞・開発部門を受賞しています。
さらに先進のSKYACTIV技術を採用したオートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」やマニュアルトランスミッション「SKYACTIV-MT」、4WD機構「i-ACTIV AWD(アイ・アクティブ・エーダブリュディー)」が備わっています。
エンジン、ボディ、シャシー、トランスミッションなど個々のスカイアクティブテクノロジーのユニットを統合的に連動させる「SKYACTIV-VEHICLE DYNAMICS」の第一弾である、走行中のタイヤのパフォーマンスを最大限に発揮させ、効率的な車両挙動を実現する世界初の車両制御「G-ベクタリング コントロール」の採用など、質の高い気持ちの良い走りを提供しています。
また、2017年7月にはレスポンスの良い、全域にわたりパワフルな走行フィールが特徴の新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」を搭載したグレードが追加されました。
【安全性能】
CX-3は、評価の高いマツダ独自の先進安全技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を搭載しています。
特に高齢運転者の被害軽減や交通事故防止に効果が期待される「セーフティ・サポートカーS」に対応した安全装備をマツダ車として初めて搭載しています。
・アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)
・AT誤発進抑制制御
・車線逸脱警報システム(LDWS)
・ハイビーム・コントロール・システム(HBC)
・アダプティブ・LED・ヘッドライト(ALH)
・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(SCBS R)
・ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)
・リア・クロス・トラフィック・アラート(RCTA)
・リアパーキングセンサー(センター/コーナー)
これらは、マツダの安全に対するフィロソフィーである「Mazda Proactive Safety(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)」に基づき、ドライバー、乗員、歩行者をはじめとする、安全と快適なドライブを支え、事故のリスクを最小限に抑える先進の安全技術です。
CX-3(CX-3)XD(2015年2月モデル)
ボディタイプ:SUV・クロスカントリー・ライトクロカン
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4275×1765×1550mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1810×1435×1210mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)215/60R16 95V(後)215/60R16 95V
エンジンタイプ:S5-DPTS型 水冷直列4気筒DOHC16バルブターボ (ディーゼル)
排気量:1498cc
最高出力:105ps(77kW)/4000rpm
最大トルク:27.5kg・m(270N・m)/1600~2500rpm
使用燃料:軽油
JC08モード燃費:23.0km/リットル
車両重量:1260kg
価格:2,376,000円
自動車税:年間34,500円 ※
※自動車税は2017年9月時点で参照したものとなります。
参考:
http://www.goo-net.com/catalog/MAZDA/CX3/10095969/index.html
・主なグレード
「XD」「XD ツーリング」「XD ツーリング Lパッケージ」「XD Lパッケージ」「20S」「20S Lパッケージ」「20S プロアクティブ」。
(特別モデルを除く)
・主なオプション
スマート・ブレーキ・サポート(SBS)&マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)、LEDフロントフォグランプ、ステアリングヒーター、ステアリングシフトスイッチ、運転席10Wayパワーシート&シートメモリー(アクティブ・ドライビング・ディスプレイ連動)、運転席&助手席シートヒーター、CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)、Boseサウンドシステム+7スピーカー、ナビゲーション用SDカードPLUS、i-ELOOP(減速エネルギー回生システム)、16インチタイヤ&アルミホイール(215/60R16 95V+16×6.5J)など。
・カラーバリエーション
ジェットブラックマイカ、チタニウムフラッシュマイカ、ディープクリスタルブルーマイカ、メテオグレーマイカ、セラミックメタリック、ダイナミックブルーマイカ、ソウルレッドプレミアムメタリック、クリスタルホワイトパールマイカ、など。
(発売時期・グレードにより異なります)
マツダ CX-3の中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-MAZDA/car-CX-3/index.html
CX-3は日本以外にもタイの現地法人工場でも製造され、北米、欧米、オーストラリアでも販売されるグローバル戦略車です。
機動性に富みフットワークの良いスタイリッシュなクロスオーバーSUVモデルとして、ますますの進化が期待されます。
マツダ CX-3の中古車一覧:
http://www.goo-net.com/usedcar/brand-MAZDA/car-CX-3/index.html