中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04
オロチ標準車より262.5万円安い934.5万円 大蛇零オロチゼロ見参!!
標準仕様のオロチより262.5万円安い934.5万円
標準車=1197万円 ボディカラーは300色、内装色は24色から選べることができ、フルレザーインテリア、HDDナビ、2WAYスピーカー、ETC車載器が標準となる
【本記事は2008年3月にベストカーに掲載された記事となります。】「もっと若い人に買ってほしい」そんな願いを込めて登場したのがこの大蛇・零(オロチ・ゼロ)だ。’06年10月に販売開始されたオロチ標準車は、すでに注文は70台、40台はすでに受注されたというが、価格は1197万円。そう簡単には買いたくても買えない。そんなユーザーの声に答えたのがこのオロチゼロなのだ。さらに毎月7万円台、ボーナス月15万円ほどの残価設定によるリースプランを企画中というから期待したい。ちなみにオロチ標準車を購入した年齢層は60歳代が最も多く、次に多いのが30歳代、続いて40歳代という。
さてこのオロチゼロ。標準車に比べ、どこがどう違うのか?
刺繍入りのプレミアムレザーシートが装着される(ブラック1色のみ)
まずエクステリアでは、ボンネットとリアゲートのメッキパーツが施されず、ヘッドライトの縦目ラインと目を強調するためのアイラインがないこと。ボディカラーは標準車が300色からユーザーが自由に選択できるのに対し、オロチゼロは、ガンメタリック(雷雲と呼ばれる)の1色のみ。インテリアではHDDナビやバックカメラ、ETCがオプション設定となり内装色は1色のみ(標準車は24色から選べる)となる。また約25%に合成皮革(ブラックのみ)が使われ、防音材も減らしている。これで標準車より262.5万円安い934.5万円。省略されたパーツなどの価格以上に安くなっているのは生産工程の簡略化のため。とはいえ、オロチゼロの生産台数は年間20台限定だ(上級のオロチは80台)。
オロチ、今後の展開
オロチゼロ
もちろん、233ps/33.4kgmの3.3LV6エンジン(トヨタ製)などの基本的なメカニズム、ボディラインなどはいっさい変更なし。実際、オロチゼロと標準車を見比べてみても、ほとんど見分けがつかない。最後に、オロチの今後の展開だが、昨年の東京モーターショーで公開したカーボンファイバー製パーツや内装の一部にプラチナ箔を採用したオロチカブトを4月頃に発売予定(約1400万円)。また左ハンドルのオロチを中東地域や中国(香港)、東南アジア向けに今年8月には発売したいとのこと。