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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04

ティーダNISMO S-tune ワークスチューンのティーダ 違いのわかる大人のスポーツ

エアロパッケージ、パフォーマンスパッケージのすべてを組み込んだ試乗車が手前。車高が20mmローダウンする

エアロパッケージ、パフォーマンスパッケージのすべてを組み込んだ試乗車が手前。車高が20mmローダウンする

【本記事は2008年4月にベストカーに掲載された記事となります。】ティーダのユーザーには、大型サルーンやミニバンからの乗り換えユーザーが非常に多いのだという。いわゆるダウンサイジングだ。団塊の世代よりもちょっと下、50歳代のユーザーが多いというのも特徴的。

MT重視世代

S-tuneではエンジン系のパーツはなし。エンジンルームで存在をアピールするストラットタワーバーは2万5800円となる

S-tuneではエンジン系のパーツはなし。エンジンルームで存在をアピールするストラットタワーバーは2万5800円となる

ティーダには、1月28日のマイチェンを機に1.8Lエンジン搭載車に6速MT搭載車が追加された。これまで1.5Lも1.8Lも全車CVTだったのだが、意外とMTの設定を望む声が多かったのだという。これ、50歳代ユーザーが多いということを聞けば納得。この世代はMT重視世代で、サルーンやミニバンではATで我慢していたけど、ホントはMTに乗りたかったんだな、と思うのだ。

引き締まった印象で乗り心地がよく感じる

バネ&ダンパーのサスキットは11万3400円。バネはノーマルに対しフロントが約40%、リアが約20%硬くなるが、乗り心地は大きく損なわれることはない。20mmローダウンする

バネ&ダンパーのサスキットは11万3400円。バネはノーマルに対しフロントが約40%、リアが約20%硬くなるが、乗り心地は大きく損なわれることはない。20mmローダウンする

さらに、このマイチェンに合わせて「NISMO S-tune」と呼ばれるスポーツパーツが登場した。その名のとおりニスモがプロデュースするワークスチューンだ。大きく分けてエアロパーツを中心とした外装パーツと、サスキット、ブレーキパッド、タイヤ&ホイール、スポーツマフラーなどで構成されるパフォーマンスパーツに分けられるのだが、やはり気になるのはサスペンションだ。ニスモがチューニングしたバネ&ダンパーは硬すぎることはなく、一般道での乗り心地も快適。首都高の路面の継ぎ目などの段差を通過する際は、引き締まった印象でノーマルよりも乗り心地がよく感じる場面もある。特に効果を体感するのは中速コーナー。ロールがほどよく抑えられ、挙動が安定するので安心してコーナーに飛び込んでいける。コーナリング中の姿勢制御も、舵が効く感じで、ハンドルで修正できる幅が広がっており、余裕を持ったコーナリングが楽しめる。

ダウンフォースを体感できる超高速域

外装エアロパーツは空力効果を重視したタイプで高速域でのダウンフォースが期待できるのだが、それがハッキリと体感できるのは150km/hを超えるような超高速域(もちろんテストコースで試乗)。S-tuneはコンプリートカーではなくパーツ販売となっており各パーツ単品で購入可能だが、外装パーツをまとめた「エアロパッケージ」(27万370円)、パフォーマンスパーツをまとめた「パフォーマンスパッケージ」(40万6450円)が設定されている。全部セットだと64万9020円となる。

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
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