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更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.04
7年ぶりに生まれ変わった新型C5の“らしさ”とは? シトロエンC5
C5ツアラー:セダンからリアオーバーハングを50mm延長。サイドまで回り込んだテールランプ、開口部が広くフラットなフロアが特徴。電動開閉式テールゲート(全車)、ハイトコントロール(12cm)電動サンブラインド付きパノラミックガラスルーフを装備。ラゲッジ容量は通常時505L~最大1490L
【本記事は2008年10月にベストカーに掲載された記事となります。】C4、C4ピカソ、C6と個性派揃いのシトロエン。今度はシトロエンのミドルクラス、C5が7年ぶりにフルモデルチェンジ、8月27日にデビューした。ラインアップはセダンが2.0=399万円、3.0エクスクルーシブ=479万円。ワゴンのツアラーが2.0=419万円、3.0エクスクルーシブ=499万円。
ドイツ車のような質感の高さ
ハッチバックからセダンに変更。先代に比べ全長が55mm長く、全幅が80mm広く、全高が10mm低い全長4795×全幅1860×全高1470mmとこのクラス最大級
エクステリアは先代の5ドアハッチバックから3ボックスセダンに変更され、ボディサイズは全長4795×全幅1860×全高1470mm。サイズは、ベンツCクラス(全長4585×全幅1770mm)、BMW3シリーズ(全長4525×全幅1815mm)、アウディA4(全長4705×全幅1825mm)と比べると、大柄。実際見るとサイドのキャラクターラインがBMW3シリーズに似た感じでドイツ車のような質感の高さだ。
座り心地のいいシート形状などはさすが!
2Rはハーフレザー、3Rはマッサージ機能(運転席)付きのレザーシートを採用
インテリアはC4から採用されたセンターパッド固定式ステアリングが採用されているが、C6やC4に比べると、デザインはオーソドックス。しかしシートには個性があった。クラス初となるバックレスト上部が最大25度角度調整可能なフロントマルチパワーシートや運転席(3L)にはマッサージ機能が付く。さらに上質なレザー(2Lはハーフレザー)や座り心地のいいシート形状などはさすが!
強烈に感じられた“らしさ”
主要諸元
エンジンはセダン、ツアラーともに143ps/20.8kgmの2L直4(4速AT)と215ps/30.5kgmの3L V6(6速AT)の2種類。足回りはC6譲りのフロント、ダブルウィッシュボーン、リア、マルチリンクに変更。もちろん走行状況に応じてコンフォートとスポーツのモードに切り替わり、任意でも切り替え可能な窒素ガスとオイルを使ったハイドラクティブIIIプラスを採用する。また乗員や荷物の量にかかわらず姿勢を一定に保つセルフレべリング機能や4段階に任意で切り替え可能なハイコントロール機能もつく。見た目はほかのモデルと比べると個性は薄まっているように見えるが中身は“らしさ”が強烈に感じられた。