中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.02
MITSUOKAライク雷駆登場!
光岡からi-MiEVベースのカスタムEVモデルが登場。ナンバーの色にご注目していただきたい!
リアスタイルはフロントマスクほど変化はない
【本記事は2010年6月にベストカーに掲載された記事となります。】4月22日、国内10番目の自動車メーカーである光岡から、新型EVが発表された。その名は「雷駆(ライク)」。漢字からもEVであることを容易に想像させるだけでなく、英語の「LIKE」ともかけてあり、小型車ゆえの親しみやすさも感じさせる秀逸なネーミングだ。ベースはご覧のとおり三菱のi-MiEV。一部にメッキ加工を施した前後バンパーに変更することでベースモデルとの差別化を図っている。
小型乗用車登録になったが航続距離は変わらない
インパネのデザインもi-MiEVに似るが、ステアリングには光岡のマークがあり、存在を主張
そもそも光岡とEVのかかわりは’99年発売のマイクロカー「MC-1EV」からと、あんがい古い。販売が終了した現在も研究開発は行なっていたが、昨年i-MiEVに乗って、その完成度の高さに驚いたことから、こういうクルマを扱いたいと思うようになったそうだ。搭載されるモーターやバッテリーなどはi-MiEVと同じ。航続距離も変わらないが、最大の差異はやはりナンバーの色。前後バンパーの変更による全長の延長や、乗車定員を5人とすることで、小型乗用車登録になっている。
購入に二の足を踏んでいるアナタにもオススメしたい納得感
光岡の光岡進会長は、「5人乗りなのでレンタカーやタクシーにいい」と発言したが、「i-MiEVは普通のiと外観に差が少ないのがなあ」と購入に二の足を踏んでいるアナタにもオススメしたい。販売はi-MiEV同様メンテナンスリース方式が基本で、価格はi-MiEVプラス30万円の428万円。’10年度の補助金として114万円の補助金も受けられる(予定)ので、実質の支払い額は314万円だ。i-MiEVとの価格差が気になる人もいようが、ガソリン車のiとは間違えられようのない外観が手に入り、さらに乗車定員が5人になることも考えれば、充分納得できるものだ。受け付け開始は5月下旬からで出荷は8月頃から。来年3月までに400台を販売するのが目標だそうだ。