中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.12.01
iQ3台ぶんの価値 アストンマーチン シグネット日本発売! 価格は475万円!
世界で初めての最も小さい高級車
【本記事は2011年12月にベストカーに掲載された記事となります。】トヨタiQをベースとした世界で初めての最も小さい高級車、アストンマーチンシグネットの日本での予約受注が10月24日から始まった。 日本における正規代理店はアトランティックカーズで、価格は475万円。 iQは140万円からだから約3.4倍。 デリバリー開始は来年3月以降となる。 今年4月から欧州で販売を開始したシグネットはこれまで約500台を販売。 日本では、アストンマーチンの年間販売台数約120台程度を売っていきたいという。
ローラースケートのような軽快な走行性能
展示されたライトブルーメタリック&オレンジのガルフカラーなど6色のボディカラーが用意される
日本発表会に香港から駆け付けたマレック・ライヒマン氏は、「アストンマーチンの拡販にあたり、東京のような渋滞が多く道幅が狭い都市部でも積極的に走ることのできる高級小型車が必要と考えました。 iQは全長3m以下のボディでありながら4シーターで、ローラースケートのような軽快な走行性能とよく曲がるハンドリング性能、そして高い安全性能をもっているのでトヨタに打診しました。 自分の思いどおりにデザインしやすいプラットフォームでした」
作業時間、1台あたり約150時間
シグネット ボディサイズはiQより全長が78mm延長された3078mm、全幅1680mm、全高1500mmは変わらない
シグネットの生産はトヨタからiQの完成車の供給を受け、ボディ外板やインテリアなど一度ばらされた後、手作業によって組み立てられる。その作業にかかる時間はほかのモデルの作業時間、1台あたり二百数十時間と遜色のない約150時間。
iQとの共通部分はエクステリアではルーフとリアフェンダーのみ
iQ
iQとの共通部分はエクステリアではルーフとリアフェンダーのみ。 メカニズムは英国仕様のiQの98ps、1.3Lエンジンや駆動系、足回りのセッティングなどはそのまま。
クラフトマンシップを感じさせる仕上がり
シグネット ダッシュボード、ドア内張り、CVTのシフトボックスまで上質な本革シートに覆われたシグネットのインテリア。手触りもよく正直いってここまで豪華だとは思わなかった
発表会場に展示されたシグネットを細部まで見ると、アストンマーチンらしいクラフトマンシップを感じさせる仕上がりで、1500万円以上のアストンマーチンと遜色のない出来映え。 インテリアもダッシュボードやドア内側までステッチ入りのレザーで覆われ、シートも厚目で座り心地は抜群だった。