中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.29
スバル インプレッサXVハイブリッド走りよし!! 燃費よし!!
基本スペック
150ps/20.0kgmの水平対向4 気筒2Lエンジンに13.6ps/6.6kgmのモーターを組み合わせたシステム。JC08モード燃費はノーマルの15.8km/Lから20.0km/Lに向上する
【本記事は2013年8月にベストカーに掲載された記事となります。】まずはザックリとおさらい。■エンジンはノーマルXVと同じ水平対向4気筒、1995ccのFB20型で150ps/20.0kgmのスペックも同じ■駆動用モーターは13.6ps/6.6kgmとコンパクト■駆動力はエンジン→トルコン→CVT→モーター→AWDトランスファー。エンジンとモーターの間にはクラッチが介在するのでモーター走行も可能■JC08モード燃費はノーマルの15.8km/Lに対し20.0km/Lを達成■車重は+120kg■ニッケル水素バッテリーはコントロールユニットなどといっしょにリア荷室下部に配置■価格は249万9000~278万2500円でノーマルXVに対し31万円程度高価
あまり存在感を主張しないモーターアシスト感
アクセルペダルをじわりと踏めば、40km/hあたりまでエンジンは停止したままモーターのみでの走行が可能である
走らせて「モーターアシスト感」をハッキリと体感することはないのだが、エンジントルクが低回転からグイグイ立ち上がっていく感覚。モーター出力は13.6ps/6.6kgmと小さいため、あまり存在感を主張することはないところにもってきて、CVTにより中和されているのだろう。でも力強く感じるのはモーターの力。アクセルをゆっくり操作すると40km/hあたりまではモーターのみでの走行も可能であった。
重たさ感を感じない自然なハンドリングフィール
全長4450mm、全幅1780mm、全高1550mmでホイールベース2640mmというのはベースになったXVとまったく同じ。車重は1500~1510kgでノーマルに対し120kg重たくなっているのはニッケル水素バッテリーとモーターの重量によるものだ。走っていて“重量感“を感じるようなことは特になかった。プラズマグリーン・パールはハイブリッド専用色だ
車重は120kg重たくなっているものの、重量物のほとんどが低い位置に搭載されていることもあり重心の高さを感じることはない。また、「重たさ感」を感じることもなく自然なハンドリングフィールを実現しているあたり、シンメトリカルAWDにこだわるスバルらしさだ。