中古車購入
更新日:2017.12.14 / 掲載日:2017.11.29
211馬力の2L直4ターボの走りはいかに? 痛快な走りに酔う!! VWザ・ビートルのGTI!
想像できないほどのハイパワー
先代ゴルフⅥのGTIに搭載されていた、211ps/28.6kgm/hを発生する2L直4ターボ。ターボによってかなりパンチが効いている
【本記事は2013年11月にベストカーに掲載された記事となります。】10月8日から販売開始したザ・ビートルターボは、なんと先代ゴルフGTIの心臓部がそのまま移植されている! 可愛い外観からは想像できないほどのハイパワーな211ps/28.6kgmの2L直4ターボで、1.2L直4ターボのビートル・デザイン(105ps/17.8kgm)に比べ、実に106ps/10.8kgmアップ! トランスミッションは6速DSGだ。
カッコいいインテリア
専用のブラックインテリアやスポーツシート、アルミ調ペダル、スマートエントリー&スマートシステムなどを装備する
大型リアスポイラーや18インチアルミホイール、リアディフューザーを纏ったエクステリアもそそられるが、スポーツムード満点のインテリアにも注目。スポーツシートやアルミ調ペダル、ドアトリム下部が白く光るアンビエントライトを装備。加えてオプション設定の「Coolsterパッケージ」(21万円)を選択するとダッシュボード上の3連メーター(油温/ストップウォッチ/ブースト計)、LED付きバイキセノンヘッドライト、ダークティンテッドガラス(左右リアガラス)が追加装備され、これが実にカッコいい。
痛快な走り
ボディ同色のリアディフューザー、クロームツインエキゾーストパイプ、そしてポルシェ911のダックテールを思わせる!? 大型のリアスポイラーなど、明らかに1.2L直4ターボとは違う装備類が奢られている
さて、肝心の走りだが、痛快のひと言。2500rpmから盛り上がるエンジンフィールも気持ちいいし、6速DSGとのマッチングも文句なし。専用スポーツサスペンションはゴルフ譲りの4リンクと組み合わされたことも相まって、軽々とした身のこなしも秀逸だが、スポーティさのなかに快適性が両立した乗り心地にも好感が持てる。圧巻だったのは、コーナリング中に駆動輪内側の空転を感知すると自動的にトラクションを回復する電子制御式ディファレンシャルロック「XDS」。中高速コーナーでの路面の追随性もすばらしい。まさにこれはザ・ビートルのGTI。価格は348万円と1.2のザ・ビートル・デザインから93万円アップだがその価値は充分あり。