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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2018.01.29
テスラの歴史・概要と優位性とは

グーネット編集チーム
テスラ・モーターズはバッテリー式電気自動車と、電気自動車関連商品に特化して、開発・製造・販売している自動車メーカーです。
社名の「ニコラ」は、電気技師で発明家の、「ニコラ・テスラ」に由来していますが、会社と彼との直接的な接点は全くありません。
本社所在地はアメリカカリフォルニア州シリコンバレーで、他の自動車メーカーと異なり「ベンチャー企業」のような特徴を持っています。
アメリカの電子マネー決済運営会社、「PayPal」の創業メンバーであるイ―ロン・マスク氏が、テスラ・モーターズのCEOに就任したのは2008年のことです。
エネルギーを消費し続けるだけでは、人類にとって持続可能な未来は訪れないと考えるマスク氏だからこそ、電気自動車に特化したテスラに興味を抱き、多大な資金を投資して現在新しい電気自動車の形を模索しています。
テスラの歴史
テスラの自動車メーカーとしての歴史は長くありません。
2008年、イギリスのスポールカーメーカー「ロータス・カーズ」の車体に、テスラが開発・製造したEVシステムを乗せた、「テスラ・ロードスター」がテスラとして初めてリリースをした車です。
このテスラ・ロードスターは幾度もプロトタイプの発表が行われており、発売前から非常に注目度が高く、1,000万円近い車体価格ながら、受注生産枠を超える注文が殺到します。
また、2012年に第2弾車種として販売された、セダンタイプの「テスラ・モデルS」はロードスターと異なり、電気自動車としてゼロから開発したテスラ渾身の車種です。
・家庭用コンセントからの充電可能
・最高航続距離613km
・0-100m加速時間2,7秒
という驚愕の性能で登場し、世界中から驚きをもって迎えられました。
その後、2012年にはクロスオ-バーSUVの「テスラ・モデルX」が発表され、2015年から正式にリリース開始、2016年にはロードスターより低価格のセダンタイプ「テスラ・モデル3」が、販売開始されました。
テスラの世界拠点
テスラ・モーターズは、開発・設計などを本社のあるアメリカシリコンバレーで行い、すべての車両を米国カリフォルニア州フリーモントにある工場で生産しています。
なお販売拠点としては、
アメリカ合衆国国内
・カリフォルニア州ロサンゼルス
・カリフォルニア州サンフランシスコ湾岸地域
・ニューヨーク
・フロリダ州マイアミ
・イリノイ州シカゴ
・ワシントン州シアトル
・ワシントンD.C.
アメリカ合衆国国外
・カナダ・オンタリオ州トロント
・モナコ
・ドイツ ミュンヘン
・イギリス ロンドン
などへの出店計画が進行中であり、日本には2017年6月オープンした「テスラ名古屋」を含め、6店舗が展開中です。
テスラ販売台数の内訳と動向
まだ歴史の浅いテスラ・モーターズですが、電気自動車メーカーというジャンルにおいては、世界No.1の座を日産自動車と激しく争っています。
2016年度のEV・PHEV車種別で見る世界売り上げ台数ベスト3は、以下の通りです。
集計期間 : 2016/01/01?2016/12/31
集計エリア : 世界全体
1. 日産リーフ(日本)51,882台 118.3%
2. テスラモデルS(米国) 50,944台 99.1%
3. BYD Tang(中国) 31,405台 170.9%
2015年度販売台数No.1だった「モデルS」は、台数こそ前年より若干減らしていますが、生産台数との兼ね合いもあり、安定しています。
なお、新型SUVの「モデルX」が第7位に食い込む25,299台を売り上げるなど、なかなか好調な売れ行きを見せていることからみても、テスラ・モーターズの勢いは、まだまだ続きそうです。
テスラの中古車一覧
https://www.goo-net.com/usedcar/brand-TESLA/index.html