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更新日:2019.06.17 / 掲載日:2018.02.06
シボレーの歴史・概要と優位性とは

グーネット編集チーム
シボレーとは、アメリカデトロイトの本拠を構える世界的自動車メーカー、ゼネラル・モーターズ(以下GM)が製造・販売をしている、車種のブランド名です。
シボレーが誕生したのは1911年で、ブランド名の由来となっているレーサー兼エンジニアのルイ・シボレー氏が、下町の古びたガレージで初期モデルを製造したのが始まりです。
その後、正式にGMグループの一員となってからは世界中に進出し、100年以上の歴史の中で2億台を超えるシボレー車が生産されました。
日本市場への進出も非常に速く、1920~30年代には大阪のGM工場で、シボレー車が製造・販売されていました。
なお、シボレー車の前面に入れられているロゴは、その形から棒タイ(蝶ネクタイ)と呼ばれています。
由来には諸説ありますが、シボレーの共同設立者にしてGMの設立メンバーでもあるW・C・デュラント氏が1913年に採用したのが始まりで、今や世界で最も有名なカーエンブレムの1つとなっています。
シボレーの歴史
1911年:シボレー・モーター・カンパニーがデトロイトで誕生
1912年:第一号車となる「クラシック・シックス」発表
1916年:第2号車「490」が、その名前通り490米ドルで販売開始
1918年:GMグループへの正式参加、初のトラック車種販売
1927年:「日本ゼネラル・モーターズ株式会社」が設立され、GM大阪工場が操業開始
1935年:一体型スチール製ルーフ「チューレトップ」の開発に成功、全シボレー車種に採用される
1942年:第二次世界大戦に伴い一時操業中止
1950年:世界初となるオートマチック・トランスミッション採用車を発表
1953年:初代コルベット「C1」の販売を開始
1960年:GMグループ初となる空冷エンジン搭載車「コルベア」の販売を開始
1967年:スポーツクーペ「初代カマロ」誕生
1987年:ピックアップトラック「シボレー・C/K」を発表
1990年:コルベットの最上級モデル「ZR-1」が24時間平均時速の記録を更新(約281km/h)
1992年:コルベットの累計生産台数が100万台を達成
2005年:シボレー、世界最高峰の自動車レースの一つ、WTCCに参戦
2010年:プラグインHV車である「ボルト」が販売開始
2011年:コルベット「ZR1」が、ル・マン24時間レースのGTE プロクラスで10年ぶりに優勝
2014年:コルベットとジルバラード両モデルが、自動車・トラック部門それぞれで「北米カーオブザイヤー」を受賞
シボレーの世界拠点
シボレーは、コルベットやカマロなど主力となる車種は北米で、コンパクト・SUVはその大半を韓国GMの工場で製造しています。
その他、中国やブラジルにも独自生産拠点を持ち、同国内向けに販売をしています。
しかし、2002年に韓国の「大宇自動車」を買収し、「GM大宇自動車技術」を設立してまでシボレーブランドとしての参入を再開していたヨーロッパ市場から、2015年業績不振を理由に撤退します(コルベット・カマロの上級ブランドのみ販売継続)。
その結果、ヨーロッパ向けシボレー車種の多くを製造していた韓国GMの生産台数は、大幅に削減されてしまいました。
シボレーの販売台数内訳と動向
シボレーブランドを展開するGMは、グループ全体での2016年世界新車販売台数が4年連続で増加し、前年比1,3%増の996万5,238台になったことを発表しました。
最も販売が伸びているのは中国、続いて地元北米ですが、シボレーのピックアップトラック車種やSUVがその先頭となって、GMグループ全体を引っ張っています。
一方、不調が続いているのが欧州戦線、こちらの売り上げは同グループ内のオペルやボクスフォールといった、小型車種ブランドに任せている状況です。
シボレーの主な車種
・キャプティバ
地元北米や日本のアウトドア派を中心に、非常に人気の高い7シーターSUV。
・カマロ
アメリカンスポーツの代名詞的車種で、誕生から半世紀たった今でも根強いファン層を持つシボレーの看板。
2017年11月に、新型となる6代目が登場しました。
・コルベットZ51
シボレーの持つ技術が詰め込まれた、6,2L、V8エンジンが叩き出す466馬力のパワーが自慢。
・コルベットZ06
0-1/4マイル(約402m)加速10.95秒という、世界最速レベルの性能を持つ、コルベットの最上級モデル。
日本限定8台で、コルベット65周年を記念した「Carbon 65 Edition」も存在する。
シボレーの中古車一覧
https://www.goo-net.com/usedcar/brand-CHEVROLET/index.html