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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.03.05
【三菱】様々な車の電装品をサポートする「ETACS」の機能とは

グーネット編集チーム
ETACS(Electronic Time and Alarm Control System)は、ドアロック、ヘッドライトやドアミラー、ワイパーなどの電装品をトータルに制御する三菱自動車独自のシステムです。
今回は、さまざまな場面で各電装品を、きめ細かく制御することで、安心・便利を提供し運転をサポートするETACS(エタックス)を紹介します。
ETACSの機能一覧
オートライトコントロール
周囲の明るさに応じて、自動でライトの点灯・消灯を行います。トンネル走行時のライト点灯忘れ防止や、夕暮れ時の早めライト点灯など安全面でも貢献します。
さらに、ETACSの設定により、センサーの感度を調整することが可能です。
ヘッドライトオートカット
ヘッドライトを点灯したままエンジン停止しても、イグニッションをオフにして運転席のドアを開けると自動で消灯します。ライトの消し忘れによるバッテリーあがりを防止します。
ドアミラー展開忘れ自動復帰機能
ドアミラーを格納状態で走行しても、時速30km以上で走行すると自動で展開されます。
または、リモコンキーによるドア施錠/開錠に連動し、展開忘れを防ぎます。(イグニッションオンで展開、オフでドアを開くと格納する設定にも変更できます)
フロント可変間欠ワイパー(車速感応タイプ装備車に対応)
間欠モードのフロントワイパー作動時は、低速時に作動間隔が長く、高速時に作動間隔が短くなります。
雨天時の走行で、丁度良いワイパーの拭き取りを実現しています。
リバース連動リヤワイパー
間欠モードのリヤワイパーは作動時に、オートマチックセレクトレバーを「R」にいれることで、リヤワイパーを数回作動させ、後方視界の確保に役立ちます。
セキュリティアラーム
リモコン操作でドアロック後に、リモコン操作以外の方法でドアが開けられるとブザーで警告し、ホーンとハザードランプの点滅で周囲に知らせます。
なお、工場出荷時には作動しない設定ですので、利用の際は設定が必要です。
イモビライザー
イモビライザー(車両盗難防止システム)は、キーから発進される固有の認証コードが、車両側のエンジン制御装置の認証コードと一致してエンジンを始動させるシステムです。
専用キーを使用しないとエンジンが始動しないため、不正キーによるエンジン始動を防止し、盗難防止に役立ちます。
キーレスオペレーションシステム+エンジンスイッチ
キーレスオペレーションキーを携帯していれば、キーを取り出さなくてもドアやテールゲートの施錠・解錠ができます。
電動スライドドア搭載車は、キーレスオペレーションキーでスライドドアの開閉が可能です。
さらに、エンジンの始動もブレーキを踏みながらエンジンスイッチを押すのみでエンジンの始動が可能です。
従来のリモコンドアロックのみの機能に比べ、電池の消耗が早いので、電池残量表示等が表示されたら、早めに電池交換することをおススメします。
万一、電池切れの際はエマージェンシーキーにてエンジン始動が可能です。
三菱ETACSの主な搭載車種
・eKシリーズ
・ミラージュ
・RVR
・デリカD:5
・アウトランダー