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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.05.24
【ジャガー】雪道でも安心なオール・サーフェイス・プログレス・コントロール(ASPC)とは

グーネット編集チーム
世界最高水準の安全性と、ハイクオリティーな走行性能を併せ持つ、ジャガーの最新モデルに搭載されているのが、「オール・サーフェイス・プログレス・コントロール」です。
今回は、「どんな道路状況においても安全性が確保できる」と同社が豪語する、この最新安全技術について解説をしてまいります。
オール・サーフェイス・プログレス・コントロールとは
オール・サーフェイス・プログレス・コントロールは、「ASPC」という英語表記の頭文字をとった略称で呼ばれますが、直訳するとあらゆる「サーフェイス(表面・地面・路面)」における、「プログレス(前進・進行)」をコントロールする技術、ということになります。
ABSやTCSなどといった「車両挙動制御技術」の一種ですが、このオール・サーフェイス・プログレス・コントロールのすごいところは、ドライバーが細かいアクセル操作をしなくても、自動的に適切な駆動力を得ることができることです。
オール・サーフェイス・プログレス・コントロールがもたらす効果
オール・サーフェイス・プログレス・コントロールは、低速域で作動するクルーズコントロールです。
・凍結・積雪・雨でぬれた路面
・湿気を帯びた草地
・斜面・法面・急勾配の坂道
・乾いた砂に覆われた路面
などといった、スリップ・横滑りを起こしやすい路面において威力を発揮します。
通常、上記で挙げたようなスリップしやすい状況では、アクセルを開けすぎるとタイヤが空転しスムーズな発進ができなかったり、急激なブレーキングやハンドル操作をしてしまうと、スリップやスピンの危険性が高まります。
そのため、繊細なアクセル操作やポンピングブレーキなど、プロドライバーなどが多用するドライビングテクニックが必要となります。
しかし、一般ドライバーが確実に実施するのは大変難しいものです。
しかし、このオール・サーフェイス・プログレス・コントロールでは、時速3.6km/h?30km/hの範囲で設定した速度を自動的にキープしてくれるため、ドライバーはアクセル・ブレーキワークに煩わされることなく、ハンドル操作のみに集中することができます。
つまり、オール・サーフェイス・プログレス・コントロールにより、積雪時や雨天時などといったスリップや、横滑りをしやすい天候下での走行安定性が確保され、ドライビング時の疲労感やストレスが軽減する効果が得られます。
また、車を停めるのが困難になる路面状況下であっても、スムーズで安全な駐車をすることがあわせて可能となってくるのです。
オール・サーフェイス・プログレス・コントロールの搭載車種スリップしやすい路面での走行安定性を高める、このオール・サーフェイス・プログレス・コントロールは、「ドライビングダイナミクス」というジャガーが誇る最新技術群の1つとして、現行モデルのほとんどに標準装備されています(2017年12月時点)。
また、悪路や雪道を走る機会の多いSUVモデルである、「E-PASE」及び「F-PASE」では、「アダプティブサーフェイスレスポンス」※をオプション設定することにより、さらに高い安全性と走行安定性を得ることが可能となっています。
※駆動力を得づらい路面状況を自動認識する最新技術です。