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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.05.24
【スバル】 3つの走行性能が愉しめるSI-DRIVEとは

グーネット編集チーム
独自の車作りを貫くスバルが、自社のモデルに採用しているSI-DRIVE(エスアイードライブ)は、ユーザーのカーライフにマッチした、3つドライブモードを切り替えることができます。
まさに、1台で3つのドライビングが楽しめるこのSI-DRIVEについて、今回はその概要などを解説いたします。
SI-DRIVEで選べる3つのドライブモードとは
SI-DRIVEの「SI」とは「Subaru Intelligent」の略であり、2006年にマイナーチェンジしたスバルの稼ぎ頭である、レガシィ各モデルに搭載されました。
SI-DRIVEでは、車内中央部にあるセレクターの操作で、以下の3つのドライブモードを選ぶことができます。
I(インテリジェント)
エコ走行モードで、燃費性能を求めるシーンで活躍します。
S(スポーツ)
最大トルクを引き出すモードで、アクセルワークに正確で快適な走行が楽しめます。
・S#(スポーツシャープ)・・・最大トルクは「S」と同等ながら、ドライバーのアクセルワークを俊敏に感知して、よりスピード感あふれるドライビングを追求可能です。
SI-DRIVEのメカニズムを簡単に説明すると、各モードでは
・燃料の噴射量
・ピストン内部での点火タイミング
・スロットルのオープン幅
がそれぞれ変化するようチューニングされています。
そのため、同じようにアクセルを踏んでも発生するトルクに差が生じ、燃料の消費量に合わせて得られる加速度も変わってくるというのが、大まかな仕組みになっています。
SI-DRIVEの搭載で得られる効果
従来型のレガシィにも、このSI-DRIVEに似たドライブモード切替機能が備わっていましたが、アクセルを踏み過ぎると消えてしまうエコ走行ランプが気になって、のびのびとドライビングを楽しめないという声もありました。
しかし、このSI-DRIVEでは「I」モードの場合、アクセルを踏んでもトルクが出ないように調整されているため、遠慮なくアクセルを踏み込めることから、エコ走行にストレスを感じることは少なくなります。
また、かなりの高出力エンジンを搭載するレガシーの場合、ドライバーの中にはそのパワーを持て余してしまうことあったのだそうです。
その点、SI-DRIVEではモードの切り替えによって、普段の通勤時は「I」モードで燃費重視走行をしつつも、休日などには「S」モードでのロングドライブや、「S#」モードでワインディング走行を楽しむといった、1台3役としての利用も可能になっています。
時代の流れであるエコ性能や環境への配慮も怠らず、更にユーザーへの走りの愉しさ提供も目指した、スバル渾身の運転モード切替システムが、このSI-DRIVEなのです。