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更新日:2019.06.18 / 掲載日:2018.06.04

レクサスCTの概要と歴史をまとめてみた

レクサスCTの概要と歴史をまとめてみた

グーネット編集チーム

レクサスCTは、ワイド&ローのスタイリッシュなエクステリアデザイン、ツートンカラーを採り入れた質感の高いのびやかなインテリアデザインを採用しています。

1.8L直列4気筒エンジンに大出力ハイブリッドシステムを組み合わせ、優れた環境性能・省燃費性能を両立した、レクサス初のハイブリッド専用5ドアコンパクトハッチバックモデルです。

コンセプトモデルを経て、2010年のパリモーターショーでワールドプレミアが行われた後、2011年1月に日本市場で販売を開始しました。

レクサスブランドに共通するデザインフィロソフィである「L-finesse:エルフィネス」を基にデザインされ、躍動感あふれる低く構えたダイナミックで軽快なスタイリング、アトキンソンサイクル1.8L直列4気筒エンジンに大出力モーターとリダクションギアを組み合わせ、軽量ボディを俊敏で力強く加速させる動力性能と、クラストップレベルの省燃費性能を実現しました。

コンパクトなモデルながら、レクサスならではのクオリティの高い先進的なインテリアやクラストップレベルの安全性を備え、発売早々から高い人気を誇ります。

レクサス以外の国内ブランド、輸入車や国産他メーカー等からの乗り換えユーザーがおよそ40%を占めるなど、高い注目を集め、発売から約1ヶ月間で月間販売目標台数の約5倍の台数を受注し、その後もレクサスブランドの中核を担うモデルとして位置づけられています。また、海外では欧州や北米マーケットを中心に世界中で広く販売されています。

その年ごとのカラーデザインを競うコンペティションである「オートカラーアウォード」の「2012年度 エクステリア部門」では、宝石のメノウのなかでも希少な「ファイアーアゲート」の持つ上品な輝きを再現したボディカラー「ファイアーアゲートマイカメタリック」が、プレミアム感と存在感を巧みに表現する繊細なカラーとして選ばれています。

また、安全性能の面においても、JNCAP 新・安全性能総合評価で最高ランクの「ファイブスター賞」および「大賞」を獲得するなど、レクサスブランドの安全・安心に対する取り組みが評価されています。

車名の「CT」は、英語の「Creative Touring」に由来します。
グレード名の「200h」はレクサスブランドに倣い、「2Lエンジン車並の動力性能を持つハイブリッドモデル」を意味しています。

アクティブで新たなライフスタイルを提案する躍動感のあるプレミアムハッチバックモデルに相応しいネーミングと言えるでしょう。

初代 レクサス CT ZWA10系(2011年~)

初代 レクサス CT ZWA10系(2011年~)

グーネット編集チーム

初代 レクサス CT ZWA10系は、時代を牽引するレクサスブランドらしい新たな価値観を提案する、本質的なラグジュアリーさを具現化したモデルとして、2011年1月に誕生しました。

レクサスブランド初となるCセグメントに属するFF駆動のハイブリッド専用のコンパクトハッチバックモデルです。

レクサスブランドに共通するデザインフィロソフィである「L-finesse:エルフィネス」を基にデザインされ、ワイド&ローを強調した安定感と高級感を巧みに融合させた艶やかでダイナミックな佇まいが特徴です。

レクサス車のデザイン上のアイコンである、アローヘッドを備える、ロアグリルとアッパーグリルが一体となったノーブルなスピンドル形状のグリルを採り入れて、リヤエンドまで一気に続く流麗なロングルーフ、サイドまで回り込んだ3次元曲面のリヤハッチガラスやサイドウインドウの高さを抑えた低めの車高と相まって、存在感のあるエモーショナルでスポーティなフォルムを生み出しています。

2017年8月のマイナーチェンジでは、より大胆でアグレッシブな意匠を持つ「スピンドルグリル」や安定感を強調するバンパーデザインを採用し、個性的で迫力のあるスタイリングへと大きく変貌を遂げています。

2トーンカラーでコーディネーターされたドアトリムや前後シートは一体感を演出するとともに、本木目を採用する質感の高いオーナメントパネルや水平基調のゆるやかにラウンドしたインストルメントパネルの意匠、ドライバーを包むようにデザインされた幅広のセンターコンソールなど、広がりのある上質なコックピットデザインが心地良さと安らぎを提供しています。

また、ファブリック表皮・本革表皮・オーナメントパネルは多彩なバリエーションからの選択が可能で、個性的なコーディネートが楽しめる点も大きな魅力と言えるでしょう。

さらに画面を見ながらオーディオやエアコン、ナビゲーションを手元でマウスのような軽快に操作するリモートタッチ機能やナビゲーションディスプレイと連携したマルチインフォメーションディスプレイを採り入れ、機能性・操作性の良さも大きな特徴です。

FFレイアウトの採用をはじめ、フラットフロア化により、後席の足元やヘッドクリアランスにも余裕がうまれ、使い勝手の良い6:4分割可倒式リヤシート、フラットで広いラゲージスペースや徹底した遮音・吸音処理と相まって、実用性に優れ大人5人の移動でも居住性の高いラグジュアリーな室内空間を生み出しています。

アトキンソンサイクル1.8L直列4気筒エンジンをベースに全域にわたり高出力を発揮するモーター、リダクション機構付ハイブリッドシステムを搭載し、徹底した空力特性の追求やエンジンフードやバックドアにアルミ材を使用した軽量化ボディと相まって、クラストップレベルの低燃費性能と優れた環境性能と、レスポンスの良いダイナミックな動力性能を実現しています。

また、広範囲にわたり剛性を強化したボディや車体の左右を連結するパフォーマンスダンパーを採用し、バネ下重量軽減を実現した新開発サスペンションと相まって、ロードホールディング性・操舵性能に優れ、しなやかでダンピングの効いた快適な乗り心地を提供しています。

クラストップレベルの衝撃安全性能を実現した衝撃吸収ボディや高強度キャビン骨格の採用をはじめ、乗員の保護性能を高める合計8個のエアバッグシステムの搭載に加え、「事故を起こさないクルマ」を目指した先進の予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」の採用など、高い安全性能を備えています。

レクサス CT(CT)CT200h(2011年1月モデル)

ボディタイプ:ハッチバック
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4320×1765×1450mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1765×1470×1135mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)195/65R15 91S(後)195/65R15 91S
エンジンタイプ:2ZR-FXE型 直列4気筒DOHC +モーター
排気量:1797cc
最高出力:99ps(73kW)/5200rpm
最大トルク:14.5kg・m(142N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:30.4km/リットル
車両重量:1380kg
価格:3,550,000円
自動車税:年間39,500円 ※

※自動車税は2018年2月時点で参照したものとなります。参考:

CT CT200h(2011年1月) のカタログ情報(10067383) | 中古車の情報なら【グーネット】

■初代 レクサス CT ZWA10系の主なグレード・主なオプション・カラーバリエーション

・主なグレード
「CT200h」「CT200h バージョンC」「CT200h Fスポーツ」「CT200h バージョンL」。
(特別モデルを除く)

・主なオプション
クリアランスソナー&バックソナー、ポップアップ式ヘッドランプクリーナー、LEDフロントフォグランプ、雨滴感知式オートフロントワイパー、オート電動格納式ドアミラー、ムーンルーフ (チルト&アウタースライド式)、ステアリングヒーター、オーナメント(アッシュバール/バンブー/縞杢/本アルミ)、ファブリック/ L texコンビシート、マークレビンソン プレミアムサラウンドサウンドシステムなど。

・カラーバリエーション
ブラック、ブラックオパールマイカ、グラファイトブラックガラスフレーク、フレアイエローマイカメタリック、シルバリーブルーメタリック、シルバーマイカメタリック、ソニッククォーツ、アンバークリスタルシャイン、マーキュリーグレーマイカ、レッドマイカクリスタルシャイン、マダーレッド、エクシードブルーメタリック、ディープブルーマイカ、スパークリングメテオメタリック、ソニックチタニウム、ホワイトパールクリスタルシャインなど。
(発売時期・グレードにより異なります)

レクサス CT ZWA10系の中古車一覧

レクサスCTは、躍動感あふれる上品な5ドアコンパクトハッチバックボディに1.8 L直列4気筒エンジンに独自の高出力ハイブリッドシステムを組み合わせ、モーターのみのEV走行も可能にしました。

環境に配慮した優れた省燃費性能とパワフルでのびのある走行性能、そして高い安全性能を持ち合わせたレクサスCTは、快適で安心なドライブを楽しめる一台と言えるでしょう。

レクサス CTの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

グーネットマガジン編集部

1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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