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更新日:2020.01.07 / 掲載日:2018.08.06

ホンダエアウェイブの概要と歴史をまとめてみた

ホンダエアウェイブの概要と歴史をまとめてみた

グーネット編集チーム

ホンダエアウェイブは、5ナンバーサイズの限られたスペースでありながら、高いスポーツ性能が特徴です。
より室内スペースを有効に活用できる多目的ワゴンとして開発されたスポーツ・ユーティリティ・ワゴン「オルティア」の後継モデルとして2005年4月に誕生しました。

その遺伝子を受け継ぎ、躍動感みなぎる洗練されたスタイリング、使い勝手の良いクラストップレベルのラゲッジスペースと機能的で上質なインテリア、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトを採用しています。

日々の買い物からロングドライブまで大人5人が快適に移動できる開放的な室内空間、5ナンバーサイズの取り回しの良さなど、新しい感性を呼び起こし、充実したライフスタイルを提案する、新世代のコンパクトステーションワゴンとして開発されました。

「New Wave Compact」をコンセプトに、若い世代のユーザーをメインターゲットに想定し、アウトドアスポーツやドライブなど積極的なライフスタイルをエンジョイするためのギアとして、スタイリッシュで機動力に優れた汎用性の高いワゴンボディを身にまとっています。

販売開始から約2週間で月間目標販売台数4,000台に対して、約7,000台を受注するなど発売早々から高い支持を集めました。

NV性能を追求した低重心・高剛性ボディにVTEC機構を備える1.5L直列4気筒エンジンを搭載し、パドルシフトを備えた7速マニュアルモード機構付を駆使した、小気味良い爽快なドライブフィールを提供します。

ガソリンタンクを助手席シート下に配置した「センタータンクレイアウト」や大開口スカイルーフの採用に加え、四方を大きなグラスエリアで囲まれた開放的な室内空間が、伸びやかで居心地の良さを生み出しています。

簡単な操作で多彩なシートアレンジが可能になる「ウルトラシート」や立体駐車場にも対応した5ナンバーサイズの取り回しの良いボディ、運転席からの視認性の高さなど、機能性の高い優れたパッケージデザインが大きな魅力です。

車名の「エアウェイブ」は、自然と一体になった、空気の流れや風が感じられる、洗練された開放感あふれる室内空間やスタイリングを持つ車を目指し命名されました。シーンを問わないさまざまなフィールドで活躍する新世代のステーションワゴンに相応しいネーミングと言えるでしょう。

フロントグリルやフロントスポイラーの意匠変更やイモビライザーの装備など2度のマイナーチェンジと仕様変更を経て、2010年8月まで販売された後、使い勝手の良い5ナンバーサイズコンパクトステーションワゴンのコンセプトはフィットシリーズの「フィットシャトル」へと受け継がれました。

初代 ホンダ エアウェイブ GJ系(2005年~2010年)

初代 ホンダ エアウェイブ GJ系(2005年~2010年)

グーネット編集チーム

ホンダエアウェイブは、スタイリッシュで伸びやかなスポーティなエクステリアデザインを採り入れし、独自のセンタータンクレイアウトを採用しています。
低床の開放感あふれる利便性の高いユーティリティスペース、日常の買い物からたくさんの荷物を積載したロングドライブまで、幅広く活躍する多目的ステーションワゴンとして、2005年4月にリリースされました。

「スマート・ダイナミック」をコンセプトにデザインされたエクステリアは、コンパクトな5ナンバーサイズのボディを身にまとい、逞しい躍動感に満ちた伸びやかなスタイリングが特徴的です。

幅広のメッキグリルを備え、バンパーのエッジを滑らかにラウンドさせ、サイドへ回り込む、スタイリッシュで個性を際立たせるフロントマスクをはじめ、ショートノーズ&ロングキャビンフォルムに加え、特徴的なCピラーがアクセントとなる、サイドウインドウからテールゲートガラスまで一体となった躍動感を表現したサイドビューとなっています。

リヤコンビネーションランプとテールゲートガーニッシュが一直線にデザインされ、台形シルエットを強調する安定感のあるスポーティなリヤビューなど、存在感のあるモダンな佇まいが印象的です。

「エアリー・キャビン」と名付けられたコンセプトを基にデザインされたインテリアは、インストルメントパネルを中心に爽快で開放感のある、伸びやかなコックピットデザインに仕上がっています。
1110mm×770mmの大開口スカイルーフ&電動サンシェード、2トーンのメリハリのある上品なインテリカラー、燃料タンクを助手席シートの下に配置した「センタータンクレイアウト」の採用と相まって、清潔感あふれるスマートで広々とした室内空間を演出しています。

また、当時のクラストップレベルの容量を誇る使い勝手の良いラゲッジスペース、シーンによりセカンドシートをダイブダウンさせ積載能力をフルに活用する「ユーティリティ・モード」、長尺ものを積載する際に重宝する「ロング・モード」、室内の着替えや高さのある荷物を運ぶ際に便利な「トール・モード」、ロングドライブ中の小休止などで快適性を高める「リフレッシュ・モード」など、多彩なシートアレンジが利便性・実用性を高めます。

併せて、圧力分布に優れ、しっかりしたホールディング性の良いシート、後席の足元スペースやヘッドクリアランスの余裕が、ロングドライブでも疲れの少ない、大人5人がゆったり快適に移動できる上質なキャビンをつくりだしています。

VTEC(Variable ValveTiming & Lift Electronic Control System:可変バルブタイミング・リフト機構)を備える、伸びやかな1.5L直列4気筒エンジンを搭載しています。
ドライブモードとスポーツモードの2つの異なる走行モードが選択できるホンダマルチマチックSと相まって、全域にわたりトルクフルでメリハリのある走りを提供しています。

ストラット式フロントサスペンション&H型トーションビーム式サスペンションを採用した重心を低めた足回りは、レスポンスの良い操舵性能と剛性感のある揺れの少ない快適な乗り心地を実現しました。
ほかにもリヤサスペンションを構成するダンパーとスプリングを別体型にすることで広々としたラゲッジスペースを可能にしました。

駆動方式は2WD/FFモデルと優れた低燃費性能にも寄与するデュアルポンプ式フルタイム4WDモデルが設定されています。

ホンダ独自の優れた衝突安全性能を誇る「G-コントロール」技術の採用をはじめ、EBD(電子制御制動力配分システム)付ABSや乗車人員や積載量の変化にも対応した、安定した制動力を発揮するブレーキアシスト、前席用i-サイドエアバッグシステムや運転席&助手席SRSエアバッグシステムの設定など、優れた安全性能を備えています。

ホンダ エアウェイブ(AIRWAVE)G(2005年4月モデル)

ボディタイプ:ワゴン
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4350×1695×1505mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1930×1390×1250mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)185/65R14 86S(後)185/65R14 86S
エンジンタイプ:L15A型 水冷直列4気筒SOHC16バルブ
排気量:1496cc
最高出力:110ps(81kW)/5800rpm
最大トルク:14.6kg・m(143N・m)/4800rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:18.0km/リットル
車両重量:1160kg
価格:1,499,400円
自動車税:年間34,500円 ※

※自動車税は2018年4月時点で参照したものとなります。

エアウェイブ G(2005年4月) のカタログ情報(10027080)|中古車の情報なら【グーネット】

■初代 ホンダ エアウェイブ G系の主なグレード・オプション・カラーバリエーション
・主なグレード:
「G」「Gスカイルーフ」「L」「Lスカイルーフ」など。

・主なオプション:
前席用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)、HIDディスチャージヘッドライト(ロービーム、オートレベリング機構付)、イモビライザー、Hondaスマートキー、15インチアルミホイール、音声認識Honda HDDナビゲーションシステム(インターナビ・プレミアムクラブ対応、6.5インチモニター、DVD/MD/CDプレーヤー+AM/FM/TVチューナー、AV入力端子、オーディオリモートコントロールスイッチ付)、スカイルーフ(高熱線吸収/UVカット機能付)、電動サンシェード(挟み込み防止機構付)など。

・カラーバリエーション
ナイトホークブラック・パール、クリスタルブラックパール、ディープサファイアブルーパール、プレミアムディープバイオレットパール、ストームシルバーメタリック、サテンシルバー・メタリック、ミラノレッド、シフォングリーン・メタリック、ビビッドブルー・パール、プレミアムホワイトパール、ブレイズオレンジ・メタリック、ブリリアントオレンジメタリックなど。
(発売時期・グレードにより異なります)

ホンダエアウェイブは、ソフィスティケートされた若々しいスタイリングを採り入れ、広く使い勝手の良いラゲッジスペース、太陽光が降り注ぐ明るく開放感ある快適な室内空間、フットワークの良い伸びやかな走行性能を誇る、新世代コンパクトステーションワゴンとして開発されました。

フルモデルチェンジを受けず、約5年間販売された後、2010年8月に販売を終えますが、ホンダらしい機能豊かな5ステーションワゴンとしてのコンセプトは「フィットシャトル」へとしっかり継承されています。

ホンダ エアウェイブの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

ライタープロフィール

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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