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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.11.12
日産GT-Rの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた

グーネット編集チーム
日産GT-Rは、3.8LV型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、独自の4WD機構ATTESA E-TSと組み合わせた、世界の名だたるスーパースポーツモデルです。
圧倒的な動力性能を誇るプレミアムスポーツクーペとして2007年12月に誕生しました。
スカイラインシリーズの歴代スカイラインGT-Rのレーシングスピリット「R」を受け継ぎ、今や世界中のエンスージアストから愛されるモデルとして進化を続けています。
ここでは誕生から現在までのモデルの人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。
なお、日産GT-Rは原則的に毎年リファインを行い、10年を経過した現在もフルモデルチェンジは実施しておりません(2018年2月現在)。
初代 日産 GT-R R35系(2007年~)

グーネット編集チーム
日産GT-Rは1969年当時、プロトタイプ・スポーツカーのパワーユニットを搭載するなどのエポックメイキングな登場により、一躍その名を世に知らしめた初代スカイラインGT-Rの遺伝子を持つマルチパフォーマンス・スーパーカーとして開発されました。
2007年12月の発売以来、国内外で高い人気を誇るモデルです。
【エクステリア】
先代モデルにあたるR34型同様に2ドアクーペスタイルを踏襲しながら、1895mmのワイドな全幅と、存在感のある空力特性に優れたアグレッシブなボディをまとい、周囲を圧倒するような堂々としたアピアランスが特徴です。
塊感のあるスカルプチャーデザインを採用し、筋肉質な力強さとしなやかさを併せ持つ、鍛え上げられたアスリートのような凛々しさを感じる、洗練されたボディフォルムを創り上げています。
低く構えたクラウチングスタイルのフロントセクションは、GT-Rのフロントデザインを決定づける大胆なシングルパワーインテークをはじめ、なめらかなエアインテーク付ボンネットフードと整流効果の高いダイナミックな「エアロブレードフェンダー」が巧みに融合し、そのままサイドシルへと続く躍動感あるエアロダイナミクスデザインを採り入れ、機能的な美しさを表現しています。
サイドビューはルーフトップからリヤへ大きくスロープする飛行機のキャノピーをイメージさせる「エアロブレードキャノピー」を採用し、ルーフエンドから大きく屈折する「スウォードエッジ」を相まって、歴代のGT-Rの血統を残しながら、よりモダンで力強いシルエットをうみだしています。
リヤエンドまでサイドを走るシャープなキャラクターラインは、大口径ロープロファイルタイヤを収めるリヤフェンダーの膨らみを強調し、安定感のあるマッシブなリヤセクションを演出しています。
リヤビューには歴代モデルのアイコンとも言える4つのリング型テールランプを配し、GT-RのDNAを最も色濃く感じさせる、往年のファンにとっても懐かしさを感じる部分と言えるでしょう。
また、大胆にカットされたエッジを立てたリヤコーナーセクションの意匠や大口径エキゾーストパイプ、ボディデザインと融合した整流効果の高いリヤスポイラーの採用など、潜在的なポテンシャルの高さを強く主張する個性的なアピアランスが印象的です。
【インテリア】
細部にわたり質感や機能性にこだわり、シックで大人のためのスーパースポーツモデルに相応しい、ドライバーを刺激する個性的なインテリアデザインが特徴です。
大型タコメーターを中心に340km/hフルスケールのスピードメーター、ギアポジションに立体的なメタルリングで装飾した視認性の高いメータークラスターが装備されています。
また、スポーツ走行には欠かせないマルチディスプレイは、ブースト圧・エンジン油温・エンジン油圧・エンジン水温・フロントトルク配分率・トランスミッション油温・トランスミッション油圧など、走行中も刻々と変化するさまざまな情報をリアルタイムに選択して表示させることができます。
ほかにも、ステアリングホイールに配されたマルチファンクションスイッチに加え、マグネシウムを本革でカバーした操作感・触感に優れるパドルシフトの採用など、ドライバーが運転中にでき、なおかつ視線の動きを最小に抑える機能性を重視したデザインがポテンシャルの高いスポーツ走行をアシストします。
運転を快適にする装備として、作りの良いしっかり身体をホールドするスポーツシート、理想的なドライビングポジションをはじめ、センターパネルやドアパネル、シートやコンソール、ステアリングホイールを質感の高いセミアニリン本革やナッパレザーでコーディネート可能な「ファッショナブルインテリア」、高音質でクリアなサウンドを奏でるBOSEサウンドシステムの設定など、快適で居心地の良いコックピットを提供しています。
【パワープラント・メカニズム】
日産GT-Rは、「誰でも、どこでも、どんな時でも最高のスーパーカーライフを楽しめる」をコンセプトに開発されました。
圧倒的な出力を発揮する3.8L V型6気筒ツインターボエンジンをフロントミッドシップに搭載しながらも、1~6速まで自動変速を行うアダプティブシフトコントロールを採用した「デュアルクラッチトランスミッション」、シーンを問わない卓越したスタビリティを誇る「独立型トランスアクスル4WD」との組み合わせにより、市街地走行から本格的なサーキット走行まで、奥の深い密度の高い走行安定性能を提供します。
指先ひとつでVDC-R(ビークルダイナミクスコントロール)・ショックアブソーバー・トランスミッションのモードを3段階から任意で選択できるセットアップスイッチをセンターコンソールに備え、雪道からドライまで、市街地走行から高速走行、サーキットまで用途や走行状況に応じた幅広いモードに対応します。
軽量で世界トップレベルの剛性の高さを実現し、カーボン・アルミダイキャスト・スチールの3種類の材料を組み合わせた「マルチマテリアルボディ構造」を採用しています。
新開発専用ボディをはじめ、ただ減衰力やバネレートを高め、足回りを固めるではなく、有効ストロークを十分に確保しています。
ダウンフォースがきちんと反映される、ダンピングの効いた乗り心地を目指しチューニングされています。
11種類の車両データの中から、最適な減衰力制御を行うビルシュタインダンプトロニックの採用と相まって、タイヤのグリップ性能を十分に引き出すための意図しないサスペンションの動きを排除した高性能サスペンションです。
また、ブレーキシステムには超大径ブレンボ製フルフローティングドリルドローターとフロント対向6ポッド、リヤ対向4ポッドアルミ製モノブロックキャリパーを奢るなど、パフォーマンスにマッチしたリニアでコントロール性の高い、強力で安定した制動力を発揮します。
【安全性能】
万一の事故の際に歩行者の傷害軽減をはかる「ポップアップエンジンフード」をはじめ、運転席&助手席SRSエアバッグシステム、SRSカーテンエアバッグシステム、運転席・助手席SRSサイドエアバッグシステムが装備されています。
あらゆるシーンで車両の挙動安定性を高めるVDC-R(ビークルダイナミクスコントロール)の採用など、高い安全性能を備えています。
日産 GT-R(GTR)GT-R プレミアムエディション(2014年11月モデル)
ボディタイプ:クーペ・スポーツ・スペシャリティ
乗車定員:4名
駆動方式:フルタイム4WD
ボディサイズ:4670×1895×1370mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1750×1475×1095mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)255/40ZRF20 97Y(後)285/35ZRF20 100Y
エンジンタイプ:VR38DETT型 V型6気筒DOHCツインターボ
排気量:3799cc
最高出力:550ps(404kW)/6400rpm
最大トルク:64.5kg・m(632N・m)/3200~5800rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:8.7km/リットル
車両重量:1750kg
価格:10,587,240円
自動車税:年間66,500円 ※
日産GT-Rはイヤーモデル制を採り入れ、原則的に年に一度スペックをリファインしたモデルと送り出しています。
2015年モデルでは、GT-Rならではの卓越したパフォーマンスはそのままに、ショックアブソーバーの減衰力特性の見直しやECU(エンジンコントロールユニット)のチューニング変更により、乗り心地やトレース性能の向上をはかり、全域にわたり操舵安定性能を高めています。
その他にもタイヤのスペック変更やブレーキパッドの形状改良、ステアリングダンパーの最適化、エンジン・トランスミッションの制御変更など、多岐にわたりリファインがなされました。ほかにも徹底した振動や音対策が講じられ、快適性の向上をはかりました。
「GT-R プレミアムエディション」は、高音質でのびやかな澄んだ音楽を奏でるBOSEサウンドシステムや不快なノイズを打ち消すアクティブノイズコントロール、サッチャム欧州カテゴリーIIに準拠した評価の高い防犯システム「車両防盗システム」に加え、安全なパーキング操作をアシストするバックビューモニター(ワイドバックビュー切り替え機能付)やカーボン製クラスターフィニッシャーなど、充実した装備が施されるなど人気の高いグレードです。
また、本グレードにしか設定されていないファッショナブルインテリアが選択できるのも大きな魅力です。
このファッショナブルインテリアは、シートに吸い付くようなしっとりとした質感が特徴のセミアニリン本革シートをはじめ、ステアリングやシフトノブの本革部分をブラック&アンバーレッドとブラック&アイボリーのパターンへ変更可能です。
ほかにもカラートリムをドアトリム・センターコンソール両サイド・ドアアームレストなど広範囲に適用するとともに、ドアトリムにはステッチを施し立体感を持たせるなど、文字通りファッショナブルでセンスの良い個性的なインテリアを楽しむためのオプションです。
なお、出力は2012年モデル以降、2015年モデルまでは550ps、64.5kgf・mを誇ります。
ボディカラーは、太陽光の下、陰影を鮮やかに表現し、高級感のある艶やかな発色が人気のゴールドフレークレッドパールを含め、全7色が設定されています。
※自動車税は2018年2月時点で参照したものとなります。
・主なオプション
セミアニリン本革シート(アンバーレッド/アイボリー)、レイズ製20インチ鍛造アルミホイール(ダブルスポーク、フロント:20×9.5J/リヤ:20×10.5J、ハイパーブルーブラッククロームカラーコート)、NISSAN GT-R専用ツールセット(スタンダード、Snap-on製ツールセット)、SRSカーテンエアバッグシステム+運転席&助手席SRSサイドエアバッグシステム、NISSAN GT-R専用フロアカーペット(プレミアムスポーツ、消臭機能付)など。
・カラーバリエーション
メテオフレークブラックパール(2P)、ダークメタルグレー(M)、アルティメイトメタルシルバー(4M)、バイブラントレッド(C)、ゴールドフレークレッドパール(4PM)、オーロラフレアブルーパール(2P)、ブリリアントホワイトパール(3P)。