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更新日:2019.06.19 / 掲載日:2018.09.11
日産デュアリスの歴代モデルの人気車種と燃費・維持費をまとめてみた
グーネット編集チーム
日産デュアリスは、引き締まったエクステリアデザインを採用し、ドライバーを中心にレイアウトされたスポーティなインテリア、伸びやかで軽快な走行性能など、個性あふれるミドルサイズのクロスオーバーSUVとして2007年5月の誕生以来、高い人気を誇るモデルです。
ここでは発売から2014年3月の最終モデルまでの中から人気車種と燃費・維持費についてまとめてみました。
なお、2014年3月以降も海外では2代目「キャシュカイ」として、継続して販売されています。
初代 日産 デュアリス J10系(2007年~2014年)
グーネット編集チーム
デュアリス J10系は、ロンドンにある欧州デザインセンターを中心にデザインされ、当初は国内販売モデルもイギリス・サンダーランド工場で生産された車両を輸入する形で販売していました。
2007年2月に先行して欧州で投入された後、日本、中近東、オセアニア、南アフリカ、中国など世界中で販売されるグローバルモデルとして高い人気を誇ります。
【エクステリア】
オーバーハングを切り詰めたコンパクトなサイズの全長ながら、どっしりと安定感のあるダイナミックなスタイリングを採り入れています。
高さのある見切りの良いボンネットフードを持ち、日産のSUVモデルに共通するフロントグリル、ブルーのクリアランスランプを配した3次元大型異径ヘッドランプ、ワイド感を強調するサイドに大きく回り込むフロントバンパーなど、力強く存在感のあるフロントマスクが印象的です。
また、リヤエンドに向けて大きく駆け上がるウエストラインと前後の大きく張り出したフェンダーアーチをはじめ、フロントフェンダーからリヤエンドまで走るシャープなキャラクターラインやリヤセクションの大胆なショートハングなど、モダンなSUVらしい流麗なサイドビューを表現しています。
【インテリア】
運転席側と助手席側を非対称デザインとした、ドライバーの操作性を重視した機能的なコクピットデザインを採用しています。
シンプルな意匠ながらも触感や見た目にこだわった上質なソフトパッドを使用したインストルメントパネルやドアトリムをはじめ、ベンチレーションやステアリングホイール、操作パネルなどにシルバー加飾を施しています。
また、アルミ調パネルを採用したコンビメーターやメタルフィニッシャーを大胆に採り入れたシフトノブに加え、スポーツカーをイメージしたセンターコンソールボックスのデザインなどブラックカラーを基調にしたインテリアと相まって、洗練されたスポーティなインテリアが上質感を高めます。
圧力分布に優れたホールド性の良い運転席からの眺めは、テレスコピックステアリングとシートリフターを備えています。高さのあるボンネットフードをはじめ、ボディ四隅が把握しやすいボディ形状とともに、視界性・操作性に優れ、誰もが運転のしやすさを実感できるパッケージデザインです。
また、左右独立温度調整機能を備えるオゾンセーフティフルオートエアコンや大きな開口部を持つスタイリッシュガラスルーフに加え、キーを取り出すことなくドアの解錠・施錠やバックドアのオープンが可能なインテリジェントキーの装備など、実用性の高い充実した快適装備が設定されています。
さらに6:4分割可倒式リヤシートや広く使いやすいラゲッジルームが、買い物やアウトドアレジャーなど、様々なシーンで活躍します。
【パワートレイン・メカニズム】
市街地走行の扱いやすさ・レスポンスに優れ余裕のある走行性能・静粛性・環境性能と省燃費性能など基本性能にこだわった2.0L直列4気筒エンジンを搭載し、6速マニュアルモードを備えるエクストロニックCVTとの組み合わせにより、段継ぎのないスムーズで爽快な加速フィールとレスポンスの良いスポーティドライブを提供します。
足回りには新開発のストラット式フロントサスペンションとマルチリンク式リヤサスペンションを採用しています。
走行状況に応じダンパーの減衰力を自動で可変するハイスピードダンピングコントロールショックアブソーバーを備えることで、安心感の高いコーナリングを実現し、優れた操舵性能とフラットで揺れの少ない快適な乗り心地を両立しています。
駆動方式は軽快な走行性能誇る2WD/FFモデル、路面状況や走行状況に応じて「2WDモード」「AUTOモード」「LOCKモード」が変更できるオールモード4×4を採用するフルタイム4WDモデルが設定されています。
日産 デュアリス(DUALIS)20G(2010年8月モデル)
ボディタイプ:SUV・クロスカントリー・ライトクロカン
乗車定員:5名
駆動方式:FF
ボディサイズ:4315×1780×1615mm(全長×全幅×全高)
室内サイズ:1845×1470×1225mm(室内長×室内幅×室内高)
タイヤサイズ:(前)215/60R17 96H(後)215/60R17 96H
エンジンタイプ:MR20DE型 直列4気筒DOHC
排気量:1997cc
最高出力:137ps(101kW)/5200rpm
最大トルク:20.4kg・m(200N・m)/4400rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:15.0km/リットル
車両重量:1440kg
価格:2,307,900円
自動車税:年間39,500円 ※
初代デュアリスは、唯一2010年8月にマイナーチェンジを実施しています。
フロントグリルを日産のSUVモデルに共通するV字型へ変更し、メッキ処理を施したワイド感を強調したスポーティなフロントマスクが特徴的です。
また、アウトサイドドアハンドルにもクロームメッキが施され、上質感を高めています。
インテリアの意匠も大幅に変更され、メッキリングを採り入れた視認性の高い2眼メーターをはじめ、燃費や航続可能距離などを表示する「ドライブコンピューター機能」、オイルやタイヤの交換時期を表示する「メンテナンス機能」など、様々な情報を表示する3.6インチの「車両情報ディスプレイ」をセンターパネルに装備するなど、機能性の向上が図られています。
さらにカーナビゲーションシステムと連動して、インテリジェンスにエンジンブレーキや燃料カットの頻度を高めエコドライブをアシストするナビ協調変速機能など、実用的な機能が追加されています。
中でも「20G」は、オートライトシステム、キセノンヘッドランプなど薄暮時に他車両からの視認性を高め、夜間走行の安全走行をアシストする安全装備となっています。
他にもエアコン左右独立温度調整機能やオゾンセーフフルオートエアコン、握り心地の良い本革巻3本スポークステアリングや身体を優しく包み込むテクニカルジャージ&シャイニートリコットのコンビシートに加え、スタイリッシュガラスルーフ(UVカット機能付プライバシーガラス/電動ワンタッチ格納式シェード付)や後席読書灯、外気温度計など実用性の高い快適装備が施されています。
また、17インチタイヤ&アルミホイールが安定感のあるエクステリアをスポーティに彩ります。
ボディカラーは新色の上品で艶やかな輝きを放つブリリアントホワイトパールを含め、全6色が設定されています。
※自動車税は2018年4月時点で参照したものとなります。
・主なオプション
18インチロープロファイルタイヤ&アルミホイール、VDC(ビークルダイナミクスコントロール)、サイドブラインドモニター(カラー、赤外線LED、左側車幅/前端表示機能付)、バックビューモニター(カラー、車幅/距離/予想進路線表示機能付)、ステアリングスイッチ(オーディオ、ナビ、ハンズフリーフォン、メタリック調フィニッシャー)、カーウイングスナビゲーションシステム(地デジ内蔵・HDD方式、高精細7インチワイドVGAディスプレイ、マルチファンクションスイッチ/タッチパネル併用操作、ハンズフリーフォン、ボイスコマンド、Bluetooth対応、DVD/CD再生機能、ミュージックボックス、USB接続、iPod対応、AM/FMラジオ、6スピーカー)、キッキングプレート(イルミネーション機能付)など。
・カラーバリエーション
スーパーブラック、グレイッシュブロンズ(M)、ブリリアントシルバー(M)、ラディアントレッド(PM)、スチールブルー(M)、ブリリアントホワイトパール(3P)。
(発売時期・グレードにより異なります)