中古車購入
更新日:2019.06.24 / 掲載日:2018.10.29
ダイハツタントの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム
ダイハツ タントは2003年11月の初代モデル誕生以来、使い勝手の良い広々とした室内空間や乗降性の良さなどの特徴から、子育て中の女性ユーザーを中心に高い支持を集める人気の高い軽ハイトワゴンです。
2007年12月に2代目のリリース時には、センターピラーを持たないユニークなスライドドア「ミラクルオープンドア」を採用しました。ほかにも電動パワースライドドアや低フラットフロアなどを設け、ロングホイールベースを活かした高さのあるビッグキャビンとなっています。
お年寄りや小さな子どものいるファミリーにはうれしい乗り降りのしやすさが実感できるパッケージデザインが特徴のモデルです。
ベビーカーを畳まずにそのまま積載できる後席の足元のスペースや助手席シートバックテーブルやフローリングフロアの採用など、使い勝手の良さも大きな魅力と言えるでしょう。
軽快に吹け上がる実用性の高いNAエンジンと高速道路の追い越しでも余裕のあるターボエンジンを用意し、2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルの組み合わせになります。
洗練されたノーブルな標準モデルと個性を主張する精悍なフェイスマスクが印象的なカスタムモデルの2タイプが設定され、インテリアもそれぞれキャラクターの異なる意匠を採り入れています。
3代目モデルでは、定評のある衝突回避支援システム「スマートアシスト」の搭載をはじめ、進化した低コストエコロジー技術「e:Sテクノロジー」の採用により、優れた省燃費性能と安全性能、フットワークの良い快活な走りを高次元で実現しています。
ここではタントの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。
タントの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム
3代目 ダイハツ タント LA600系(2013年~)の主なグレードの特徴
・L/L SA III
0.66L 直列3気筒DOHC12バルブ自然吸気エンジンを搭載するベーシックグレードです。
2WD/FFモデルとフルタイム4WDモデルが設定され、搭載するトランスミッションはCVTとの組み合わせになります。
キーレスエントリー、マニュアルエアコン(ダイヤル式)、電動格納式カラードドアミラー、UVカットフロントドアガラス、ブラックセンタークラスター仕様となります。
「SA III」グレードには先進の衝突回避支援システム「スマートアシストIII」{衝突回避支援ブレーキ機能(対車両/対歩行者)+衝突警報機能(対車両/対歩行者)+車線逸脱警報機能+誤発進抑制制御機能(前方/後方)+先行車発進お知らせ機能+オートハイビーム}とコーナーセンサー(リヤ2個)が追加されます。
また、足回りは14インチタイヤ&フルホイールキャップが標準装備されます。
・X/X SA III
「L/L SA III」グレードに対し、左側パワースライドドア(ワンタッチオープン機能・予約ロック機能付)やスライドドアイージークローザー(左右)をはじめ、オート格納式カラードドアミラー(キーフリー電動)、オートライトやリヤアンダーミラーなどの実用性・利便性の高い装備が追加されます。
また、シルバーインパネガーニッシュ(運転席&助手席)、メッキシフトレバーボタン(インパネセンターシフト)、センタークラスター(プレミアムシャインブラック)など、車内の質感の向上が図られています。
加えて、スーパーUV&IRカットフロントドアガラスやプッシュ式オートエアコン、スーパークリーンエアフィルターなどへアップグレードされます。
・ホワイトアクセント SA III
「X SA III」グレードをベースに、ルーフを塗り分けた2トーンカラーを採用し、ホイールキャップもボディ同色とホワイトを組み合わせたファッショナブルなスタイリングが特徴です。
インテリアも同様に、クリアホワイトのセンタークラスター&ドアアームレストやメッキ加飾のエアコンレジスター、シルバー加飾付ノブエアコンセンターレジスターリングなど、上品な専用タイプへ変更されます。
・Xターボ SA III
全域に渡り余裕のあるパワフルな動力性能を発揮する、インタークーラー付ターボエンジンを搭載したスポーティグレードです。
「X SA III」グレードに対して、メッキ処理が施されたフロントグリルやマルチリフレクターハロゲンフォグランプが装備され、精悍なフロントマスクが個性を放ちます。
・G SA III
「X SA III」グレードに対して、スライドドアの右側にもパワー機構が追加されます。
また、メッキフロントグリル、ドアミラーターンランプ、14インチアルミホイールが装備される、質感の高い上位グレードです。
タントの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム
ここでは、タントの世代ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。
なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、軽自動車税は2018年6月時点で参照したものとなります。
2代目 ダイハツ タント L370/380系(2007年~2013年)の燃費・維持費
・L375S:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:25.0km/L
年間ガソリン代:約54,000円(400.0L×135円) ※1
軽自動車税:年間7,200円 ※2
年間維持費:約61,200円 ※3
・L385S:0.66L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:24.0km/L
年間ガソリン代:約56,250円(416.6L×135円) ※1
軽自動車税:年間7,200円※2
年間維持費:約63,450円 ※3
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
3代目 ダイハツ タント LA600系(2013年~)の燃費・維持費
・LA600S:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:28.0km/L
年間ガソリン代:約48,214円(357.1L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円※2
年間維持費:約59,014円 ※3
・LA610S:0.66L/CVTフルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:25.8km/L
年間ガソリン代:約52,325円(387.5L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約63,125円 ※3
軽自動車税について
※1 平成27年3月31日以前に新規取得された新車:年間7,200円
※2 平成27年4月1日以降に新規取得された新車:年間10,800円
※3 最初の新規検査から13年を経過した自動車:年間12,900円
※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.軽自動車税については、新規取得が2015年4月1日以前か以後かで金額が変わります。以前の場合は7,200円、以後の場合は10,800円となります。ここでは2代目モデルは7,200円、3代目モデルは10,800円の税額を用いています。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。
タントの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム
ワゴンは使い勝手の良い人気の高い軽ハイトワゴンモデルであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力と言えるでしょう。
ダイハツ タントの主なグレード・型式の中古車価格帯
2代目 タント L370/380系:0.1~128万円
L375S:0.1~126.9万円
L385S:19.5~128万円
Xスペシャル:13~93万円
Xリミテッドスペシャル:20~77万円
Xリミテッドセレクション:17.5~69.8万円
カスタムL:2~99.8万円
カスタムVセレクション:12~89.8万円
3代目 タント LA600系:35.5~239.8万円
LA600S:35.5~239.8万円
LA610S:69.9~189.9万円
X SA II:67.5~147万円
L SA II:65.8~129.8万円
G SA II:69.9~147万円
Xターボ:80~123万円
G SA III:119.8~152万円
XホワイトアクセントSA III:125~135.5万円
カスタムRS SA III:142~179万円
タントの中古車では、2007年12月にリリースされた2代目モデルが、発売から年数が経過しているため、20万円台から90万円台を中心に幅広い分布が見られます。
走行距離も2万km以上3万km程度の低走行車から10万km以上の車両まで、予算に応じて数多い登録車の中から最適な1台が見つかることでしょう。
2013年10月発売の3代目モデルでは、まだ走行抗距離の少ない2017年式モデルに多くの登録車が見受けられます。車両価格は140万円台から150万円台が中心に多く分布しています。走行距離も1000km未満の新車同様の車両が多いのも特徴です(上記中古価格帯については、2018年6月19日時点での数値となっています)。
年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。
タント L370系(ダイハツ)の価格相場|中古車なら【グーネット】