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更新日:2020.07.27 / 掲載日:2018.12.03

ホンダN-BOXカスタムの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

ホンダN-BOXカスタムの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

N BOXカスタムは、ホンダの新しい軽自動車「N」シリーズとして発売されたN-BOXの上級モデルとして、2011年12月に誕生しました。

初代N-BOXカスタムにおいても、従来のスーパーハイトワゴンクラスより広い室内や、軽自動車とは思えない圧倒的なパワーを出すターボエンジンの設定など、新たな軽自動車の1ページを刻んだ車といえるでしょう。

2017年8月に2代目へとフルモデルチェンジを行いますが、デザイン性の向上のほかにも、ボディの設計やエンジンまで多くの項目で刷新され、定評のあった室内スペースもさらに拡大されています。加えて、ボディを従来モデルよりも約80kgの軽量化を図り、走行性能の向上・低燃費・快適性を実現しました。

また、内外装をドレスアップするパーツについても、手軽に施工できるデカールをはじめ、一気に車のイメージが変わるテールゲートスポイラーまで多くのオプションが提供されています。自分の好みや使用用途に合わせて、幅広くラインアップされているグレードの中から最適なものを選べるのもN-BOXカスタムの魅力です。

ほかにもN BOXシリーズ優れたパッケージングと性能が多くの人たちに支持されたこともあり、2017年度まで軽四輪車新車販売台数において3年連続となる第1位獲得しています(2018年10月時点)。安定した人気を保つN-BOXシリーズにおいて、N-BOXカスタムは、エクステリアやインテリアをよりスタイリッシュでクールに仕立てられています。

ここではN-BOXカスタムの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。 

N-BOXカスタムの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

N-BOXカスタムの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

初代 ホンダN-BOXカスタム JF1、2系(2011年~2017年)の主なグレードの特徴

・G(FF/4WD)
上位グレードの「G・Aパッケージ」と比べて、あんしんパッケージやインパネ&ドアガーニッシュ、クロームメッキ・インナードアハンドルセレクトレバーボタン、照明付オーディオリモートコントロールスイッチなどの内装面での差が大きく、唯一スチールホイールとなります。初代のN-BOXカスタムの中でも最廉価のグレードであたります。

・G・Aパッケージ(FF/4WD)
Gパッケージと同様、リア右側パワースライドドアが標準では装備されず、メーカーオプション扱いとなります。G・ターボAパッケージと違い、クルーズコントロールや本革巻ステアリングホイール、パドルシフトが装備されていません。
また、14インチアルミホイールが装備されています。

・G・ターボAパッケージ(FF/4WD)
ターボ付きのベースグレードとなり、アルミホイールは15インチへ1サイズアップし、パワースライドドアも両側が標準装備です。クルーズコントロールや本革巻ステアリングホイール、パドルシフトが共通して備わるのがターボグレードの特徴です。

・2トーンカラースタイル G・Aパッケージ(FF/4WD)
「2トーンカラースタイル」は、ルーフとボディの色が2トーンになっており、「G・Aパッケージ」がベースグレードとなります。G・Aパッケージと同様に、アルミホイールが14インチ、リア右側パワースライドドアが標準装備となっていません。

また、本革巻ステアリングホイールは、ピアノブラック調ガーニッシュ付きとなっており、専用のレッドステッチが施されています。

・2トーンカラースタイルG・ターボAパッケージ(FF/4WD)
初代のN-BOXカスタムの中で、価格が最も高く、最上級のグレードです。同時期に「特別仕様車SSパッケージ」もリリースされました。

また、双方の違いに関しては、シートヒーター(運転席/助手席)やナビ装着用スペシャルパッケージなどの装備面の有無となっています。 

ホンダN-BOXカスタム JF1、2系の中古車一覧

2代目 ホンダN-BOXカスタム JF3、4系(2017年~)の主なグレードの特徴

・G・L
「L」はベンチシート仕様になっているモデルです。2代目のN-BOXカスタムでは、全タイプに先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」が標準装備されていますが、有無の選択可能となっています。

・G・EX
「EX」は、助手席が大きく動くスーパースライドシート仕様モデルとなっています。「L」と同じく、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」の装備の有無を選択できます。

また、「L」と違い、助手席フロントシートラッププリテンショナーやプラズマクラスター技術を搭載したフルオートエアコンが標準装備されています。

・G・Lホンダセンシング
実質的な2代目のN-BOXカスタムのベーシックグレードとなるのが、この「G・Lホンダセンシング」です。フロントはベンチシートで、リアはチップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシートとなります。パワースライドドアは左側のみで、14インチのアルミホイールが装着されます。

・G・Lターボホンダセンシング
フロントベンチシートのターボ付きモデルが「G・Lターボホンダセンシング」となります。ノンターボと違い、パワースライドドアが両側になり、本革巻ステアリングホイール&パドルシフトや15インチアルミホイールが装着されます。

・G・EXホンダセンシング
「EX」グレードは、助手席がスーパースライドシートで、リアはチップアップ&ダイブダウン機構付スライドリアシートになっています。ノンターボモデルとなっており、他グレードと同じように、パワースライドドアは左側のみで、14インチのアルミホイールが装着されます。

・G・EXターボホンダセンシング
スーパースライドシートのターボ仕様が「G・EXターボホンダセンシング」となります。パワースライドドアが両側になり、本革巻ステアリングホイール&パドルシフトや15インチアルミホイールが装着されます。

・G・スロープLホンダセンシング
「G・スロープLホンダセンシング」は、スーパーフレックススロープや車いす専用の装備(電動ウインチ、電動ウインチ用リモコン&カバー〈ベルト付〉、車いす乗員用手すり、車いす乗員用3点式ELRシートベルト、車いす固定ベルト)が装着されているグレードです。リアはダイブダウン機構付リアシートになります。タイヤに関しては、ターボ付き含めて14インチになる点が他グレードとの大きな違いです。

・G・スロープLターボホンダセンシング
スーパーフレックススロープ付きのターボ仕様となりますが、車いす専用装備は非装着となります。アルミホイールは14インチとなっており、パワースライドドアが両側に搭載されています。

ほかにも本革巻ステアリングホイール&パドルシフトが装着されている点に関しては、ターボグレードと同様です。 

ホンダ N-BOXカスタム JF3、4系の中古車一覧

N-BOXカスタムの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

N-BOXカスタムの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、N-BOXカスタムの主な世代・型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、軽自動車税は2018年10月時点で参照したものとなります。

初代 ホンダN-BOXカスタム JF1、2系(2011年~2017年)の燃費・維持費

・JF1:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:25.6km/L
年間ガソリン代:約52,734円(390.6L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約63,534円 ※3

G(2016年8月モデル)

・JF1:0.66L/CVT/FFモデル(ターボ付き)
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:22.0km/L
年間ガソリン代:約61,363円(454.5L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約72,163円 ※3

G・ターボLパッケージ(2016年8月)

・JF2:0.66L/CVT/4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:23.6km/L
年間ガソリン代:約57,203円(423.7L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約68,003円 ※3

G(2016年8月)

・JF2:0.66L/CVT/4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:20.8km/L
年間ガソリン代:約64,903円(480.7L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約75,703円 ※3

G・ターボLパッケージ(2016年8月)

2代目 ホンダN-BOXカスタム JF3、4系(2017年~)の燃費・維持費

・JF3:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:27.0km/L
年間ガソリン代:約50,000円(370.3L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約60,800円 ※3

G・Lホンダセンシング(2018年4月モデル)

・JF3:0.66L/CVT/FFモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:25.0km/L
年間ガソリン代:約54,000円(400L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約64,800円 ※3

G・Lターボホンダセンシング(2018年4月モデル)

・JF4:0.66L/CVT/4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:25.4km/L
年間ガソリン代:約53,149円(393.7L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約63,949円 ※3

G・Lホンダセンシング(2018年4月モデル)

・JF4:0.66L/CVT/4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:23.0km/L
年間ガソリン代:約58,695円(434.7L×135円) ※1
軽自動車税:年間10,800円 ※2
年間維持費:約69,495円 ※3

G・Lターボホンダセンシング(2018年4月モデル)

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年10月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

N-BOXカスタムの中古車価格相場から選ぶ

N-BOXカスタムの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

N-BOXカスタムは非常に人気が高い軽スーパーハイトワゴンであり、コンディションが良い中古車であれば、他の車種に比べて高値で安定した中古車価格を維持しています。また、新車の販売台数が多かったことから、中古車の流通台数が多いことも特徴です。用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力と言えるでしょう。

N-BOXカスタムの主なグレード・型式の中古車価格帯

初代 N-BOXカスタム JF1、2系:43.5~215万円
JF1:43.5~215万円
JF2:67~173.8万円

2代目 N-BOXカスタム JF3、4系:119.5~230万円
JF3:119.5~218万円
JF4:139~230万円

G・Lパッケージ:43.5~173万円
G・ターボLパッケージ:79.8~189.9万円
2トーンカラースタイル G・Aパッケージ:79.5~159万円
2トーンカラースタイル G・ターボLパッケージ:95.5~169.8万円
G・Lホンダセンシング:119.5~191.6万円

N-BOXカスタムの中古車では、120万円以上の車が多く存在しています。その中でも、平成26年式、平成27年式のN-BOXカスタムが豊富です。それ以外にも、100万円から110万円台の価格帯での中古車も多く存在します。(上記中古価格帯については、2018年10月5日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。 

N BOXカスタム(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

N BOXカスタム(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

N BOXカスタム JF3、4系(ホンダ)の価格相場|中古車なら【グーネット】

ホンダN-BOXカスタムの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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