中古車購入
更新日:2018.12.04 / 掲載日:2018.12.04
ボディタイプの種類・特徴
グーネット編集チーム
中古車選びにおいては、「よくわからなくて、実際にどのクルマがベストなのか混乱してしまう」というケースも少なくありません。
そして多くの人が迷いがちなポイントとして「ボディタイプの種類とそれぞれの特徴」が挙げられます。
ボディタイプによってナンバー区分や税金が変わる可能性があるということは知っていても、どこがどう違うのか、具体的に説明できる方は少ないものです。
中古車選びの要にもなるボディタイプの種類について、購入者として気になるポイントをまとめます。
ボディタイプの種類・特徴
まずはボディタイプの種類とそれぞれの特徴についてです。
以下に主なボディタイプの名称とそれぞれの特徴をまとめたので、気になるタイプをチェックしてみてください。
セダン
昔からあるボディタイプで、クルマと言えば、このセダン車を思い浮かべる方も多いことでしょう。
エンジンルームと客室、荷室のそれぞれが独立しているという特徴があります。
クーペ
クーペはスポーツカーなどで多く採用されているボディタイプです。
「2ドアで2人乗り」を基本としていて、スタイリッシュな外観が人気です。
ミニバン
国内市場において、根強い人気を誇るミニバンには、「客室3列シート」という特徴があります。
乗車人数が多いため、家族向けのボディタイプとして知られています。
ステーションワゴン
ステーションワゴンは、セダン程度の大きさで室内に大きな荷室空間を確保しやすいという特徴があります。
乗車スペースと荷室スペースが一体となっており、使い勝手が良いという特徴があります。
SUV
SUVとは、スポーツ用多目的乗用車です。
高い走行性能と広いハッチドアで、荷物が多いアウトドアでも快適に楽しむことができます。
コンパクトカー
ボディサイズをコンパクトにすることで、街中での乗車も楽に運転できるという特徴があります。
市場においても人気が高い分、「燃費」や「ラグジュアリーさ」、「走りの良さ」など、独自のこだわりを持つ車種も多く登場しています。
軽自動車
総排気量・全長・全幅・全高・乗車定員のそれぞれにおいて、厳しい条件をクリアした中で作られるのが軽自動車です。
経済的なメリットが大きい一方で、使い方によっては、普通車と比較してパワー不足を実感しやすいという特徴があります。
ボディタイプによってはナンバー区分や税金も変わる
ボディタイプについてしっかりとした知識を身につけておくべき理由として、タイプによってはナンバー区分や支払う税金額に影響を与えるためです。
例えば、普通車と軽自動車では、自動車取得税のほか、自動車税や自動車重量税も大きく変わってきます。
軽自動車の方が、維持費が安いと言われるのは、この税金の影響も少なくありません。
またボディタイプによっては、重量や大きさ、排気量などが変わってくるケースがあります。
例えば、パワー重視のSUVには、やはりそれなりの排気量が必要となります。
排気量が大きくなればなるほど、自動車税は高くなります。
ボディタイプによっては、ナンバー区分が「5」から「3」になったり、その排気量によって税金の金額が変わってきたりすることもあります。
ただしこれは「SUVだから」「ミニバンだから」といった、ボディタイプの種類によって決定されるわけではありません。
あくまでも、それぞれのクルマの条件によってナンバー区分や税金額が変わってきます。
ボディタイプを選ぶ際には、税金などの情報についてもチェックしておきましょう。
ボディタイプの選び方
ボディタイプの選び方は、「クルマをどんな風に使いたいのか」「何人で使う予定なのか」など、用途を意識するのが大切です。
実際にそれぞれのボディタイプを見て、使い勝手をチェックするのも良いでしょう。
またボディタイプによって、クルマの外観の印象がガラリと変わってくるのも事実です。
使い勝手が良く、尚且つ、「好みだ」と思えるタイプを探してみてください。
まとめ
ボディタイプが決定すれば、その後の中古車選びがスムーズに進む可能性も高くなります。
自分にとってベストなクルマはどれなのかで悩んだときには、ぜひボディタイプにも注目してみてください。