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更新日:2019.06.21 / 掲載日:2018.12.19

トヨタハリアーハイブリッドの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

トヨタハリアーハイブリッドの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム

ハリアーハイブリッドは2005年3月の誕生以来、重厚感あふれるモダンな外観デザイン、乗る人々を魅了する居心地の良いラグジュアリーな室内空間が特徴です。加えて、ボディをジェントルに力強く加速させる動力性能を提供する、上級SUVモデルとして高い人気を誇ります。

海外では「レクサスRX」として評価の高い2代目ハリアーをベースに、3.3LV型6気筒エンジンとハイブリッドシステム「THS II:TOYOTA Hybrid System II」を搭載し、電気式4輪駆動システム「E-Four」の組み合わせにより、レスポンス良く後輪に駆動を伝えます。

ドライブシャフトを持たない「E-Four」は軽量・コンパクトである特徴以外に、機械的なロスがないため、優れた省燃費性能はもちろんのこと、後席の足元には段差のない広々とした余裕の空間が拡がります。

併せて、4:2:4分割可倒式リヤシートおよび6:4分割可倒式リヤシートの採用により、シティユースからアウトドアのレジャーユースまで多目的に確約するSUVモデルに欠かせない、使い勝手の良いユーティリティスペースを実現しています。

何より3.3L V型6気筒エンジンを搭載しながら、力強いモーターのアシストにより、コンパクトカー並みの低燃費性能を実現している点が大きな特徴と言えるでしょう。

初代モデルは2012年12月に販売を終了しますが、約1年間のインターバルの後、2014年1月に2代目モデルがデビューします。

先代モデルが北米を含め、海外の市場向けにデザインされていたのに対して、2代目モデルでは国内専用車として企画され、ボディサイズ縮小し、日本の道路事情にマッチした取り回し性の向上が図られています。

大きくパッケージデザインを見直し、ボディサイズやエンジン排気量のダウンサイジング化が図られていますが、初代モデルの確立した都会的で存在感のある高級SUV路線は継承されています。「高級・進化・新規」の3点をキーワードに、環境性能・燃費性能を追求しながら、よりモダンで洗練された内外装デザインを採り入れています。

搭載するパワートレインは、2.5L 直列4気筒エンジン+リダクション機構付THSIIへ置き換わりますが、ボディの軽量化とともに、シームレスで伸びやかな力強い加速性能と会話が弾む圧倒的な静粛性を実現しています。

ここではハリアーハイブリッドの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。 

ハリアーハイブリッドの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

ハリアーハイブリッドの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム

2代目 トヨタ ハリアーハイブリッド 60系(2014年~)の主なグレードの特徴

・グランド
2代目モデルは全グレードに共通して、2.5L 直列4気筒エンジン+リダクション機構付THS IIが搭載され、電気式4輪駆動システム「E-Four」との組み合わせになります。

ベーシックグレードながら、運転席&助手席SRSエアバッグ+運転席ニーエアバッグ+前席サイドエアバッグ+前後席カーテンシールドエアバッグをはじめ、LEDヘッドランプやドライブスタートコントロール、ヒルスタートアシストコントロールなどの安全装備となっています。

加えて、高遮音性タイプのUVカット機能付ウインドシールドグリーンガラスやスマートエントリー&スタートシステム、左右独立温度コントロールフルオートエアコンなどの快適装備が施されています。

シート表皮はファブリック仕様となります。
足回りは滑らかな走りを提供するバネ上制振制御が装備され、17インチタイヤ&アルミホイールが装着されます。

・エレガンス
「グランド」グレードに対して、運転席8ウェイ&助手席4ウェイパワーシート、運転席電動2ウェイランバーサポートが追加装備されます。

電動格納式リモコンカラードドアミラーが照明付、シート表皮がファブリック&合成皮革、オーナメント付ステンレスドアスカッフプレートとなり、イルミネーテッドエントリーシステムの照射エリアが拡大します。

・プレミアム
「エレガンス」グレードに対して、スーパーUVカット&IRカット機能+撥水機能付フロントドアグリーンガラスや自動防眩インナーミラー、パワーバックドア、フロントドアスカッフイルミネーションなどの快適装備をはじめ、クルーズコントロールやレーンディパーチャーアラート、オートマッチックハイビームが追加装備される上位グレードです。

また、チルト&テレスコピックステアリングが電動タイプ、ステアリングホイールが本革巻&木目調となり、オートエアコンにナノイー機能が搭載されます。

足回りが1インチ大径の18インチタイヤ&クロームメタリック塗装アルミホイールが装着されます。

・プレミアム アドバンスドパッケージ
「プレミアム」グレードに対して、レーダークルーズコントロールやインテリジェントクリアランスソナー、ミリ波レーダー方式プリクラッシュセーフティシステム、パノラミックビューモニターなど、主に安全装備を充実させた最上位グレードです。

ほかにもドアミラーにカメラ機能が追加され、T-Connect SDナビゲーションシステム+JBLプレミアムサウンドシステムが装着されます。 

トヨタ ハリアーハイブリッド 60系の中古車一覧

ハリアーハイブリッドの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

ハリアーハイブリッドの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム

ここでは、ハリアーハイブリッドの世代ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。

なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年11月時点で参照したものとなります。

2代目 トヨタ ハリアーハイブリッド 60系(2014年~)の燃費・維持費

・AVU65W:2.5L/CVT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
JC08モード燃費:21.8km/L
年間ガソリン代:約61,926円(458.7L×135円) ※1
自動車税:年間45,000円 ※2
年間維持費:約106,926円 ※3

グランド(2015年6月モデル)

※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年4月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。

ハリアーハイブリッドの中古車価格相場から選ぶ

ハリアーハイブリッドの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム

ハリアーハイブリッドは優れた環境・省燃費性能を実現しながら、スムーズでレスポンスの良いパワフルな加速性能や余裕のある静かな巡行性能を提供する、トヨタを代表する人気の高い高級SUVであり、比較的価格が安定した中古車価格を維持しています。また、流通台数が多いことも特徴であり、用途や予算、好みなどに応じて、豊富な登録台数の中から、最適な1台を選べることも大きな魅力と言えるでしょう。

ハリアーハイブリッドの主なグレード・型式の中古車価格帯

2代目 トヨタ ハリアー 60系:213.8~498万円
AVU65W:217.7~498万円

プレミアム:234~460万円
プレミアム アドバンスドパッケージ:238~415万円
エレガンス:217.7~348万円
プレミアム アドバンスドパッケージ スタイルモーヴ:298~399万円
プレミアム スタイルモーヴ:295.9~359万円

2014年1月にフルモデルチェンジを受けた2代目モデルは、販売開始から既に4年半経過しているにも関わらず、人気の高さからやや高値の安定した中古車装備を形成しています。

販売初年度にあたる2014年式が登録台数も最も多く、260万円台から310万円台が中心となります。以降の年式を見ても中古車相場はあまり変わりなく、値落ちの少なさが顕著に見て取れるでしょう。

走行距離に関しては、2014年式および2015年式では2万kmから7万km未満のレンジに集中しており、ほぼ年式相応のマイレージと言えるでしょう(上記中古価格帯については、2018年11月15日時点での数値となっています)。

年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。 

トヨタ ハリアーハイブリッドの価格相場

トヨタ ハリアーハイブリッドの中古車一覧

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グーネットマガジン編集部

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1977年の中古車情報誌GOOの創刊以来、中古車関連記事・最新ニュース・人気車の試乗インプレなど様々な記事を制作している、中古車に関してのプロ集団です。
グーネットでは軽自動車から高級輸入車まで中古車購入に関する、おすすめの情報を幅広く掲載しておりますので、皆さまの中古車の選び方や購入に関する不安を長年の実績や知見で解消していきたいと考えております。

また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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