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更新日:2019.06.22 / 掲載日:2018.12.26

日産ブルーバードのおすすめの中古車をまとめてみた

日産ブルーバードのおすすめの中古車をまとめてみた

グーネット編集チーム

ブルーバードはダットサン210系の後継モデルとして、1959年8月に誕生しました。
310系ダットサンが初めて「ブルーバード」を名乗る初代モデルとして位置づけられます。

ブルーバードの前身となるダットサン210系は、1.0Lのエンジンを搭載し、国産車の聡明期にあたる1950年代後半に積極的に海外へ輸出されるとともに、国際ラリーへ挑戦するなど日産自動車の名を世界に知らしめました。耐久性を含め日産の技術の発展に大いに寄与したモデルとして知られます。

初代モデルはフロント独立懸架サスペンションやフルシンクロメッシュトランスミッションを備え、スピーディなシフトチェンジ、上質な乗り心地など、現在の乗用車の礎と言えるモデルです。

英語の「BLUE BIRD」に由来する車名は、メーテルリンクの童話「青い鳥」にちなみ命名されました。「幸せを運ぶ青い鳥」のキャッチコピーの下、マイカーブームを牽引する小型乗用車として、発売から4年間で21万台を生産するなど大人気を博しました。

1963年にデビューした「柿の種」という愛称を持つ2代目モデルは、イタリアのカーデザイナーであるピニンファリーナによりデザインされました。その後のブルーバードの代名詞となるスポーティグレード「SS」は「SSS」をラインナップに加えるなど、動力性能の向上が図られ、海外ラリーでも活躍する日産のイメージリーダーとも言うべき人気モデルへ成長します。

その後も流麗でシャープなスタイリングが特徴の2ドアクーペをはじめ、5ドアワゴン、バンなどのラインナップの拡充が図られます。

なめらかに吹け上がる2.0L 直列6気筒エンジンや静粛性の高いV型6気筒エンジン、圧倒的な加速フィールを実現するターボエンジン搭載など、質感の高い走りを提供するスポーティセダンモデルとして2001年9月に生産終了となりました。

ここではブルーバードの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、ブルーバードのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。

ブルーバードの特徴・どんな方におすすめなのか

ここでは1996年1月にフルモデルチェンジを受けた10代目モデルを取り上げます。

【ブルーバードの特徴】

・取り回しの良い5ナンバーサイズボディ
・オーソドックスでトラディショナルな小型上級4ドアセダン
・張りのある硬質で高品質な面構成を持つ重厚なスタイリング
・4灯式ヘッドランプを備える精悍なフロントグリルをはじめ、6速マニュアルモード付CVTや5速MTが搭載されるスポーティ系の伝統的な「SSS」シリーズ
・すっきりとした上品なフロントマスクが印象的な、フォーマルなシーンにもマッチするラグジュアリー系の「ルグラン」シリーズ
・滑りやすい路面でも安定感のある走りを提供するアテーサ4WDシステム
・扱いやすく経済性にも優れる直噴1.8L 直列4気筒エンジン、キレのある力強い動力性能が特徴のVVL機構付2.0 L 直列4気筒エンジンに加え、低速域の粘りのある走りと低燃費性能を両立する2.0L直列4気筒ディーゼルエンジンなど、豊富なエンジンラインナップ
・前後にマルチリンク式サスペンションを採用し、優れたロードホールディング性能やしなやかでフラットな乗り心地を実現
・SRSデュアルエアバッグシステムや運転席&助手席SRSサイドエアバッグ、世界最高水準の高強度安全ボディ「ゾーンボディ」の採用など、高い安全性能

【ブルーバードはこんな方におすすめ】

キビキビとした余裕のある走りを提供するスポーティセダンとして、約42年間にわたり販売された人気モデルです。

中でも伝統のスポーティグレード「SSS」は、爽快な走行性能や精悍でシックなインテリアを備え、ブルーバードを象徴する人気グレードです。

操作性・取り回しに優れる5ナンバーサイズのスポーティセダンとしても評価が高く、街乗りからロングドライブ、買い物からフォーマルまでシーンを選ばないモデルです。
年齢や性別を問わず幅広い層の方々のファーストカーとしておすすめのセダンです。

ブルーバードの人気車種・おすすめグレード

ブルーバードの人気車種・おすすめグレード

グーネット編集チーム

ブルーバードの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは1996年にリリースされた、最終型の10代目モデルを取り上げます。

10代目 日産 ブルーバード U14系(1996年~2001年)のおすすめ人気車種・グレード

日産 ブルーバード(BLUEBIRD)2.0SSS-Z(NEO VVL)(1998年9月モデル)

乗車人員:5名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)195/60R15 88H(後)195/60R15 88H
エンジンタイプ:SR20VE型 水冷直列4気筒DOHC
排気量:1998cc
最高出力:190ps(140kW)/7000rpm
最大トルク:20.0kg・m(196.1N・m)/6000rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:11.2km /L
車両重量:1270kg
新車価格:2,299,000円
自動車税:年間39,500円 ※

※自動車税は2018年12月時点で参照したものとなります。

ブルーバード 2.0SSS-Z(NEO VVL)(1998年9月) のカタログ情報(1501654)|中古車の情報なら【グーネット】

■主な装備

【エクステリア】
・エアロ形状フロントバンパー
・電動格納式リモコンカラードドアミラー
・15インチタイヤ&アルミホイール

【インテリア】
・本革巻スポーツタイプステアリング(小径太巻)
・本革巻スポーツタイプシフトノブ
・ハイパーCVT-M6専用メーター

【安全装備】
・C.S.Rハロゲンヘッドランプ
・バンパー組込みC.S.Rハロゲンフォグランプ(クリア)
・広角ドアミラー

【快適装備】
・UVカットグリーンフロントガラスガラス
・UVカット断熱グリーンガラス(ドアガラス/リヤガラス)
・ロングライフ撥水フロントドアガラス
・オゾンセーフオートエアコン(デジタル表示)

【ナビゲーション・オーディオ】
・カセット一体AM/FM電子チューナーラジオ+4スピーカー

【その他】
・6速マニュアルモード付CVT
・スポーツチューンドサスペンション
・リヤディスクブレーキ

■特徴

・レスポンスに優れ低回転域から高回転域までパワーが持続する、VVL(可変バルブリフト&タイミング)機構付2.0L 直列4気筒エンジン
・ドライバーとクルマが一体となったダイレクトなスポーティドライブを可能にする6速マニュアルシフト付HYPER CVT-M6を搭載
・優れたハンドリング性能を実現するスポーツチューンドサスペンション
・外観をスポーティに飾るエアロ形状カラードフロントバンパーや15インチタイヤ&アルミホイールを装備
・安定した高い制動力を発揮するリヤディスクブレーキ
・専用メーターや小径太巻スポーツタイプステアリングホイール、ブラックインストフィニッシャーなど、スポーティムードを高める精悍なコックピットデザイン
・室内を快適に保つオゾンセーフオートエアコンを装備

日産 ブルーバード U14系の中古車一覧

ブルーバードの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション

ブルーバードの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション

グーネット編集チーム

10代目ブルーバードには数多くのパワーユニットが搭載されています。
いずれも直列4気筒エンジンとなり、直噴1.8L、リーンバーン1.8L、可変バルブリフト&タイミング機構付2.0L、2.0Lディーゼルなど、最終型では6つのタイプのパワーユニットが用意されています。

また、エレガントでラグジュアリーな仕様が特徴の「ルグランシリーズ」と精悍なフロントマスクを持つスポーティな「SSSシリーズ」が設定されています。

人気の高い装備としては四季を通じて室内を快適に保つオゾンセーフオートエアコンやリヤビューを引き締めるLED式ハイマウントストップランプ付リヤスポイラーに加え、運転席&助手席SRSサイドエアバッグがあげられます。いずれも装着率が高いオプションであり、装備の有無をチェックしたいアイテムです。

たくさんのオプション装備の中から10代目モデルに設定される人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。

【エクステリア】
・エアロパッケージ
 リヤスポイラー(LED式ハイマウントストップランプ付)+サイドシルプロテクター
・スポーティルックパッケージ
バンパー組込みC.S.Rハロゲンフォグランプ(ホワイト)+リヤスポイラー(LED式ハイマウントストップランプ付)
・カラードマッドガード
・14インチアルミホイール

【安全装備】
・キセノンヘッドランプ(ロービーム、レベライザー付)
・コーナリングランプ
・バンパー組込みC.S.Rハロゲンフォグランプ(ホワイト)
・広角ドアミラー
・運転席&助手席SRSサイドエアバッグシステム
・リヤ間欠式ワイパー

【快適装備】
・オゾンセーフオートエアコン
・リモコンドアロック
・電動ガラスサンルーフ(スライド&チルトアップ)

【ナビゲーション・オーディオ】
・ナビゲーションシステム(5.8インチワイド画面、バードビュー、音声ガイド、車両情報表示・案内機能付)
・CDサウンドパッケージ
ブルーバードスーパーサウンドシステムCDセレクション+リモートコントロールエントリーシステム
・インダッシュCDチェンジャー/CDデッキ (スペクトラムアナライザー付)

【その他】
・ビスカスLSD(リミテッドスリップデフ)

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ブルーバードのライバルとなるおすすめ車種

ブルーバードのライバルとなるおすすめ車種

グーネット編集チーム

5ナンバーサイズの取り回しの良いボディサイズながら、大人4人ゆったりと移動可能な優れた居住性能・乗り心地をはじめ、シャープなレスポンスを発揮し、全域にわたりスムーズで力強い走りを提供する動力性能などを備える小型上級スポーティセダンとして人気の高いブルーバードの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。

6代目 ホンダ アコード CF/CL系(1997年~2002年)

中古車平均価格相場:60.3万円(2018年12月6日時点)

英語の「調和」に由来する車名を持つアコードは、1976年5月に初代の3ドアハッチバックセダンが誕生しました。
シビックの上位モデルとして開発され、「環境への調和」「人とクルマの調和」を目指し、メインとなる北米市場を含め、海外でも広く販売されています。

翌年にはトラディショナルな4ドアセダンがラインナップに追加され、ワインカラーのラグジュアリーなインテリアやロングストロークの実用域の扱いやすく粘りのある走りを実現することができました。シビックに搭載され低公害エンジンの代名詞として名高いCVCCエンジンの搭載に加え、剛性の高い足回りを備えた上質な乗り心地を提供する、世界戦略上級セダンとして位置づけられます。

その後もユニークなガルウイング型テールゲートを備えた「エアロデッキ」はじめ、使いやすい広々としたラゲッジスペースを持つステーションワゴン、アメリカからの逆輸入となる左ハンドル仕様の2ドアクーペが登場しました。さらに欧州車を思わせるややダンパーの減衰力を高め、車高を若干下げた足回りを持つスポーツモデルなどもラインナップされ、派生モデルを含め豊富な数のモデルが揃っています。

中でも一部のスポーティグレードを除き、最後の5ナンバーサイズボディとなる、1997年9月発売の6代目モデルは、新世代に向け「環境保全」「安全性能」に重点を置いています。扱いやすいボディサイズを特徴とした国内専用車として投入されました。

LEV(低エミッション)エンジンの設定をはじめ、中低速域では吸気バルブを1つ休止させパワーと低燃費性能を両立させたVTEC 2.0L SOHCエンジン、リッターあたり100psの高出力を発揮しています。全域にわたりパワフルでキレのある走りを提供するVTEC 2.0L DOHCエンジンなど、個性豊かなパワーユニットが設定されています。

また、全方位コンパチビリティボディの採用をはじめ、世界初のふらつき運転検知機能や国産FF車で初めてVSA(車両挙動安定化制御システム)などを搭載したことで、より優れた安全性能を実現しています。

フォーマルなシーンにもマッチする、5ナンバーサイズの上級スタイリッシュセダンとして、ブルーバードを購入する際に比較される人気の高いモデルです。

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グーネットマガジン編集部

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また、最新情報としてトヨタなどのメーカー発表やBMWなどの海外メーカーのプレス発表を翻訳してお届けします。
誌面が主の時代から培った、豊富な中古車情報や中古車購入の知識・車そのものの知見を活かして、皆さまの快適なカーライフをサポートさせて頂きます。

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