中古車購入
更新日:2019.06.26 / 掲載日:2019.01.28
キャデラックエスカレードの中古車購入の際の選び方の参考ポイント

グーネット編集チーム
キャデラックエスカレードは、アメリカの成功者の象徴として歴史を持つ高級車「キャデラック」ブランド初となるSUVモデルとして、1999年に発売されました。
1909年にゼネラルモーターズ傘下となって以来、約90年の高級車作りの実績を持つ「キャデラック」からリリースされた意欲的なモデルです。世界的に需要の高いSUVマーケットのなかでもプレミアムモデルを求めるユーザーに応えた形のリリースとなります。
当時、先行して発売され高級SUVのマーケットを開拓したと言える、長年のライバル会社であるフォード社からリリースされたリンカーン・ナビゲーターに肩を並べる、フルサイズSUVモデルとして投入されました。
重量級のボディを力強く加速させる5.7L V型8気筒エンジンの搭載に加え、本格的なオフロード走行でも圧倒的な耐久性を誇るラダーフレームやフルタイム4WD機構を採用しています。市街地走行から高速道路を使用したロングドライブ、オフロード走行までシーンを問わず、卓越した動力性能や走破性、重厚感あふれる快適な乗り心地を実現しています。
2002年には早くも2代目モデルが投入され、存在感のあるフロントグリルや天然皮革をふんだんに使ったラグジュアリーなインテリアなど、現行の4代目モデルにつながるラグジュアリー&コンフォート性能の向上が大幅に図られました。
その後もエンジン排気量の拡大やミッションの多段化、内外装の質感の向上、充実した先進の安全装備など、進化とともに熟成が図られ、北米市場はもちろん、海外マーケットでも安定した人気を誇るフラッグシップSUVモデルとして位置づけられます。
日本市場へは2003年1月より正規輸入が開始され、2012年以降は現在のGMジャパンの取り扱いとなります。
ここではキャデラックエスカレードの中古車購入の際の選び方の参考ポイントとして、主なグレードの特徴、維持費と燃費、中古車の価格相場や価格帯を取り上げてご紹介します。
キャデラックエスカレードの主なグレードの特徴と比較から選ぶ

グーネット編集チーム
4代目 キャデラック キャデラックエスカレード(2015年~)の主なグレードの特徴
・プレミアム
直噴6.2L V型8気筒OHVエンジンを搭載するベースグレーです。
2017年6月のマイナーチェンジ以降は8速ATとの組み合わせとなります。
駆動方式はフルタイム4WDのみの設定となります。
ベースグレードながら、LEDハイビーム&ロービームヘッドランプ(オートライト機能付)やインテリビーム(ハイビーム自動切替機能)をはじめ、ヘッドカーテンサイドエアバッグ+フロントセンターエアバッグやエマージェンシーブレーキシステム、レーンキープアシスト、レーンチェンジアラートやセーフティアラートドライバーシートが装備されています。加えて、オートマチックパーキングアシストなどの先進の安全装備が施されています。
また、カラー表示ヘッドアップディスプレイやフロント&セカンドシートヒーター、12ウェイ&ベンチレーションフロントシート、トライゾーンオートエアコンディショナーなど運転を快適にする充実した装備に加え、Bose製プレミアムセンターポイントサラウンドシステムや9インチスクリーンオーバーヘッドリアシートエンターテインメントシステムなどのオーディオ&ビジュアルシステムが装備されます。
シートは本革シートとなり、専用のウッドトリム&シルプレートが装着され、足回りは22インチタイヤ&12スポークポリッシュドアルミホイールが装備されています。
・プラチナム
「プレミアム」グレードに対して、高級感を高めた専用のフロントグリル&フィニッシュやLEDライティング付パワーリトラクタブルアシストステップ、後席用デュアルDVDプレーヤー&スクリーンが追加装備される上位グレードです。
ほかにもカスタムレザーラップドインテリアやマイクロファイバースウェーテッドヘッドライナー、ナパセミアニリンフルレザーシートなど、より一層ラグジュアリーなインテリアを備え、フロントセンターコンソールにクーラー機能やフロントシートが18ウェイへとグレードアップが図られます。
また2列目シートは独立したバケットタイプ仕様の7人乗りとなります。
足回りは同サイズながら、アルミホイールがよりプレミアム感を高めたウルトラブライトシルバー&クロームインサート仕様となります。
キャデラックエスカレードの燃費と年間維持費の違いを・比較から選ぶ

グーネット編集チーム
ここでは、キャデラックエスカレードの型式ごとの燃費の違いと、燃費に基づく年間の燃料代と自動車税からなる年間維持費用をまとめます。
同じ型式でも車両重量などにより若干の差異が生じることがあります。
なお、年間の走行距離は年間1万km、ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しています。また、自動車税は2018年12月時点で参照したものとなります。
4代目 キャデラック キャデラックエスカレード(2015年~)の燃費・維持費
・—-:6.2L/6AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:—-km/L(詳細不明)
年間ガソリン代:約—-円(—-L×145円) ※1
自動車税:年間111,000円 ※2
年間維持費:約—-円 ※3
・—-:6.2L/8AT/フルタイム4WDモデル
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:—-km/L(詳細不明)
年間ガソリン代:約—-円(—-L×145円) ※1
自動車税:年間111,000円 ※2
年間維持費:約—-円 ※3
※1.ガソリン単価は無鉛レギュラーガソリン135円/L、無鉛プレミアムガソリン145円/Lと仮定しております。
※2.自動車税は2018年12月時点で参照したものとなります。
※3.年間の走行距離は年間1万kmと仮定して1年間のガソリン代を算出し、自動車税を合算して、年間維持費として計算をしております。
キャデラックエスカレードの中古車価格相場から選ぶ

グーネット編集チーム
キャデラックエスカレードはゼネラルモーターズのなかでも長い歴史を持つ高級車「キャデラック」ブランドから発売されるフルサイズSUVモデルとして誕生以来、唯一無二の存在感を放つ重厚なスタイリングや本木目や高級レザーをふんだんに使用したラグジュアリーなインテリアなど、フラッグシップSUVに相応しい動力性能とともに比較的安定した中古車価格を維持しています。
ただし、流通台数がやや少ないこともあり、じっくりと最適な1台を探すことをおすすめします。
キャデラックエスカレードの主なグレード・型式の中古車価格帯
4代目キャデラックエスカレード:39~1373.8万
—-:39~1319万円(表記なし)
プレミアム:330~1149万円
プラチナム:164.8~1360.8万円
4代目モデルは、2015年2月から販売が開始され、輸入車では一般的な年度ごとのイヤーモデル制により仕様変更がなされています。なかでも2017年6月のマイナーチェンジではオートマチックトランスミッションを6速から8速へ多段化され、静粛性とともに燃費性能の向上が図られています。
新車時の販売価格が1,100万円を超える車両のため、販売初年度にあたる2015年式でも600万円を超えるプライスタグが掲げられています。800万円台から900万円台が中心となり、未だ高値で取引される値落ちの少ない人気モデルです。
またほとんどの車両が上位グレードの「プラチナム」を占めているのも大きな特徴です。
走行距離に関しては、2015年式では1万kmから3万kmが中心となり、ファーストカー以外の使われ方が多いモデルであり、やや少な目のマイレージと言えるでしょう。
ただし、アメリカからの並行輸入車両に関してはこの限りではありません(上記中古価格帯については、2018年12月13日時点での数値となっています)。
年式やグレード、オプション装備をはじめ、走行距離や程度、ボディカラーなどで個々の中古車販売価格が異なりますので、中古車を価格で選ぶ際には、最新の価格をチェックするようにしましょう。