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更新日:2019.02.25 / 掲載日:2019.02.25
ホンダインテグラのおすすめの中古車をまとめてみた
グーネット編集チーム
インテグラは小型5ドアハッチバックモデル「クイント」の流れをくみ、「プレリュード」に次ぐ、ホンダのスペシャリティクーペとして1985年2月に誕生しました。
初代モデルは「クイント インテグラ」としてリリースされ、2代目モデルから車名を「インテグラ」へ改めました。
発売当初はショートノーズ&ハイデッキスタイルの3ドアクーペモデルがリリースされました。
リトラクタブルヘッドライトを備えた、圧倒的に低いボンネットフード、段差を極力排したエアロダイナミクスボディとなっています。パワフルな1.6L 直列4気筒DOHCエンジンを搭載し、まさにスペシャリティ度の高いスポーティクーペとして、発売早々から高い人気を博しました。
大きなガラスエリアやワイドトレッド&ロングホイールベースをはじめ、ラップアラウンド・スラントインパネの採用により、良好な視界性能を誇る、大人4人がゆったりと過ごせる、圧迫感のない開放的な室内空間を実現しています。
段階的に5ドアハッチバック、4ドアセダンをラインナップに加え、流麗でスポーティなコンパクトモデルとして、確固たるポジションを築きました。
1989年4月にリリースされた2代目モデルでは、ヘッドライトを固定式へ改めるものの、初代モデルからのコンセプトを継承し、低ボンネットフードの流麗なスタイリングを採用する3ドアクーペと4ドアハードトップボディがリリースされます。
また、自然吸気エンジンでありながらリッターあたり100psを出力する世界初の可変バルブタイミング・リフト機構(VTEC)を採用したことでも、大いに注目の的となりました。
そして、これが3代目モデル以降にラインナップされる「タイプR」へと繋がり、シビックタイプRとともに、ホンダスピリットを継承するホットモデルとして進化を遂げることになります。
ここではインテグラの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、インテグラのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。
インテグラの特徴・どんな方におすすめなのか
ここでは2001年7月にリリースされた、最終モデルとなる4代目モデルを取り上げます。
【インテグラの特徴】
・初代モデルから継承する躍動感あふれるエアロダイナミクスボディを採用する3ドアスペシャリティクーペ
・4連複眼ヘッドランプを備え、低く構えた精悍なフロントマスク
・クラウチングスタイルのエモーショナルで張りのあるソリッドなスタイリング
・経済性・ドライバビリティに優れ、爽快なドライブフィールを提供する160psを発揮するi-VTEC 2.0L直列4気筒DOHCエンジン
・8000rpmで220psをアウトプットするタイプR専用高回転型i-VTEC 2.0L直列4気筒DOHCエンジン
・4シーターとしたことで、よりスペシャリティ度を高めた、快適な室内空間
・大幅に剛性感を高め、リニアなハンドリング性能を実現
・運転席用&助手席用SRSエアバッグシステムの標準装備や前席用i-サイドエアバッグシステムの設定など、高い乗員保護性能
【インテグラはこんな方におすすめ】
4代目モデルは「プレリュード」との統合を受け、ボディは幅を拡大した3ナンバーサイズの3ドアクーペのみとなります。また4人乗りへと改められ、大人のためのスペシャリティクーペとして人気の高いモデルです。
また、ホットモデルのタイプRは、高回転型の官能的なエンジンフィールが特徴のハイスペックNAエンジンを搭載していることも相まって、今なお多くのファンに愛されるスポーツモデルです。クロスレシオ6速マニュアルトランスミッションを巧みに繰り、トルクバンドを積極的に使い、ドライバーとクルマが一体となったスポーツドライブを提供する、今となっては希少なスペックと言えるでしょう。
ボディ剛性も高く、未だに一線級の熱い走りが可能なポテンシャルを備えており、休日にはワインディングロードやサーキットでスポーツドライブを楽しむ方々におすすめのモデルです。
インテグラの人気車種・おすすめグレード
グーネット編集チーム
インテグラの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは2001年にリリースされた、4代目モデルを取り上げます。
4代目 ホンダ インテグラ DC5系(2001年~2007年)のおすすめ人気車種・グレード
ホンダ インテグラ(INTEGRA)iS(2001年7月モデル)
乗車人員:4名
駆動方式:FF
タイヤサイズ:(前)195/65R15 91H(後)195/65R15 91H
エンジンタイプ:K20A型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1998cc
最高出力:160ps(118kW)/6500rpm
最大トルク:19.5kg・m(191N・m)/4000rpm
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
10モード/10・15モード燃費:14.8km /L
車両重量:1170kg
新車価格:1,740,000円
自動車税:年間39,500円 ※
※自動車税は2018年11月時点で参照したものとなります。
■主な装備
【エクステリア】
・電動格納式リモコンドアミラー
・15インチタイヤ&フルホイールキャップ
【インテリア】
・フロントスポーツバケットシート
・メタル調大径4連メーター(イルミネーションコントロール付)
・照明付2WAYフロントコンソールポケット(カップホルダー&小物入れ)
・ネットタイプ軽量リアシェルフ(脱着式)
・アルミ製サイドステップガーニッシュ
・5:5分割可倒式リアシート
【安全装備】
・ディスチャージヘッドライト(ロービーム)
・運転席用&助手席用SRSエアバッグシステム
・ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)
・ハイマウントストップランプ
【快適装備】
・フルオートエアコンディショナー
・チルト機構付パワーステアリング
・パワードアロック(テールゲート連動)
・電波式キーレスエントリーシステム(ウエルカムランプ機能付)
・全面高熱線吸収UVカットガラス
【ナビゲーション・オーディオ】
・4スピーカー
■特徴
・日常使いにも最適なプレーンな流麗のスタイリング
・吸気バルブタイミングの位相を連続的に制御するVTC(Variable Timing Control)により、伸びやかな加速性能と環境に配慮しながら優れた省燃費性能を実現するi-VTEC 2.0L 直列4気筒DOHCエンジン
・キビキビとしたスポーティドライブを楽しめる5速マニュアルトランスミッション
・しなやかな乗り心地を提供するダブルウィッシュボーン式リアサスペンションと、やや偏平率の高い15インチタイヤを装着
・クルマとドライバーが一体となったスポーティドライブを可能にするバケット形状のスポーツシートを装備
・長尺物や大きな荷物を積載する際に便利な、5:5分割可倒式リアシート
・常に快適な室内空間を保つオートエアコンディショナー
・電動アウタースライド式スモークドガラスサンルーフや運転席用&助手席用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)など、快適・安全装備を設定
インテグラの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション
グーネット編集チーム
最終モデルとなる4代目モデルは、クーペ専用モデルとなり、同時に4シーターへと変更されています。
環境性能・低燃費性能のバランスを重視しながら、実用域での優れたドライバビリティを実現した2.0L NAエンジンとレスポンスに優れ、圧倒的な動力性能を誇る高回転型2.0L NAエンジンの2タイプのパワーユニットが用意されています。
高回転型ユニットを搭載する「タイプR」は、ホンダらしさを感じるスポーツモデルであり、未だに高値で取引されるほどの人気を維持しています。
電動アウタースライド式スモークドガラスサンルーフや運転席用&助手席用i-サイドエアバッグシステムは人気の高いオプションアイテムですが、「タイプR」には設定がないので、予め留意した方が良いでしょう。
また、2004年9月に実施されたマイナーチェンジではラインナップが見直しされ、従来の160psエンジンを搭載するモデルが「タイプS」へ置き換わりました。17インチタイヤ&アルミホイールやリアスポイラー、「タイプR」と同じ意匠のホワイトメーターの装備をはじめ、ブレーキ容量アップなど、スポーティな仕様が特徴です。
日常のドライバビリティ性能を重視ながら、スポーティドライブも楽しみたい方々にはおすすめのモデルです。タイプSではラグジュアリーな本革シートの設定もあるので、是非装備車を探してみてはいかがでしょうか。
たくさんのオプション装備の中から4代目モデルに設定される人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。
【エクステリア】
・電動格納式リモコンドアミラー
・15インチアルミホイール
【インテリア】
・本革シート
・脱着式ネットタイプ軽量リアシェルフ
【安全装備】
・運転席用&助手席用i-サイドエアバッグシステム(助手席乗員姿勢検知機能付)
・セキュリティアラーム
【快適装備】
・電動アウタースライド式スモークドガラスサンルーフ
・プライバシーガラス(リアクォーター/テールゲート)
・リアワイパー
【ナビゲーション・オーディオ】
・AM/FMチューナー付MDプレーヤー
・AM/FMチューナー付MD/インダッシュ6連奏CDプレーヤー+2ツィーター
・ホンダ・ナビゲーションシステム(6インチワイドモニター)+2ツィーター
・音声認識Honda HDDナビゲーションシステム
インターナビ・プレミアムクラブ対応、6.5インチモニター、DVD/MD/CDプレーヤー&AM/FM/TVチューナー付
インテグラのライバルとなるおすすめ車種
グーネット編集チーム
金属の塊を削り出したような硬質な張りのある3ナンバーボディが与えられ、流麗で伸びやかなスタイリング、大人4人が特別な時間をゆったりと共有するモダンなインテリアを備える、3ドアスペシャリティクーペとして人気の高いインテグラの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。
トヨタ セリカ 230系(1999年~2006年)
中古車平均価格相場:51.1万円(2018年11月15日時点)
セリカは日本初のスペシャリティカーとして1970年12月に誕生しました。
人々を惹きつける流離でダイナミックなフォルムや時代を牽引する洗練されたインテリアをはじめ、レスポンスに優れ機敏な走りを提供するパワフルなパワーユニットの搭載など、その後も多くのフォロワーを生みだしました。
当初は硬派な2ドアクーペ、3ドアハッチバックモデルを中心に、若い世代から絶大な人気を獲得しました。その後もターボエンジンにフルタイム4WDシステムを組み合わせたホットモデルをベースにしたラリー車が、WRC(世界ラリー選手権)を席巻するなど、トヨタのスポーツシーンを象徴するスポーツモデルとして確固たるポジションを築きました。
80年代に入るとよりスペシャリティ度を高め、ファッショナブルなソフトトップを備えたコンバーチブルモデルがラインナップされるなど、デートカーとしての需要が高まります。
WRCからの撤退を受けてからのフルモデルチェンジとなる、1999年9月リリースの7代目モデルでは、「ライトな新感覚GT」として、初代モデルからのDNAであるデザイン性や爽快なドライブフィールに焦点を合わせ、生まれ変わりました。
1978年に発売されたインテグラのルーツとなる「プレリュード」もまさしく、ホンダを代表するスペシャリティクーペとして、セリカの好敵手として絶大な人気を誇りました。
中でも1982年に誕生した2代目モデルはセリカとならび、ベストセラーカーとして成功を収めます。
そして、2001年7月にリリースされた4代目インテグラは「プレリュード」の後を引き継ぐ、スペシャリティハッチバッククーペモデルと位置づけられます。
7代目セリカは、ボディサイズをややコンパクトにダウンサイジングし、2タイプの1.8L 直列4気筒NAエンジンを搭載する、前輪を駆動する取り回しの良いスポーティハッチバッククーペモデルとして、2006年4月まで販売されました。
長きにわたり日本のスペシャリティクーペの双璧として、インテグラを購入する際に比較される人気の高いモデルです。