中古車購入
更新日:2019.11.21 / 掲載日:2019.11.21
車庫証明の受け取りはどうすればいい?代行や郵送で受け取りは可能?

グーネット編集チーム
車庫証明は警察署の窓口で直接受け取るのが基本ですが、警察署の窓口の受付時間には制限があります。また、警察署の受け付けは受付時間の制限だけではなく、受け付け曜日も平日のみになっており、土日祝は手続きを受け付けていません。
そのため、平日の日中に仕事をしている方は車庫証明の受け取りが難しく、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
しかし、一定の条件を満たしていれば、郵送や代行でも車庫証明を受け取ることが可能です。
今回は、平日の日中に車庫証明の受け取りのため警察署に行くのが難しい方などのために、代行や郵送を利用する方法をご紹介致します。
車庫証明の受け取りは基本的に平日のみ
冒頭でも触れたように、車庫証明の受け取りは警察署にて平日のみ受け付けています。詳細な受付時間は都道府県などによって異なる場合がありますが、平日の8:30~17:15(場所によっては12:00~13:00で休憩を挟む場合もあり)が、基本的な受付時間にとなっています。また、土日祝と年末年始(12/29~1/3)は基本どこの警察署も受け付けをおこなっていません。
新車・中古車の購入時であれば、販売ディーラーに車庫証明の取得を代行してもらうことができますが、引っ越しなどで車庫証明を取得する場合は、基本的に自分で警察署の窓口まで受け取りに行く必要があります。
車庫証明は郵送で受け取りできる?

グーネット編集チーム
地域によっては、対応していない地域もまれにありますが、基本的には警察署で申請した車庫証明は郵送で受け取ることができます。ただし、あくまで申請した車庫証明の受け取り時だけで、申請に関しては警察署まで出向かなければなりませんのでご注意ください。
また、車庫証明の郵送は警察署がおこなっているサービスではなく、警察署内の地区交通安全協会がおこなっているサービスです。そのため厳密には、車庫証明の郵送の対応をしていない地域というのは、警察署が対応していないというわけではなく、その地区の交通安全協会が対応していないということになります。
なお、郵送には手数料が発生します。
警察署に出向かずにオンラインで車庫証明を申請する「オンライン申請」というサービスもありますが、このサービスを利用した場合は警察署窓口まで車庫証明を受け取りに行く必要があります。申請から受け取りまでをオンラインで完結することはできないので、注意してください。
車庫証明の受け取りを代行してもらうことは可能?
車庫証明の受け取りには、車庫証明の申請をした本人でなくても、受け取りが可能です。その場合、車庫証明の受け取りを代行してもらうということになりますが、委任状なしでも受け取りをおこなうことができます。
また、受け取りの代行を依頼する相手も「家族である必要がある」などの制限はなく、申請時に渡される引き換え券(納入通知書兼領収書)や認印、標章交付手数料500円(都道府県によって多少前後します)を持っていけば、友人などの第三者でも問題なく受け取りが可能です。
なお、書類の記入を申請者がしていれば、車庫証明の申請も代行で済ませることが可能です。
申請用紙は警察署に置いてありますが、それを代行者が取りに行って申請者が記入し、また提出してもらいに行くのでは申請だけでも二度も警察署に行かなければならず手間になります。その対応としておすすめなのが、申請用紙は警察署のホームページからダウンロード印刷して記入を済ませ、提出と受け取りのみを代行(受け取りは郵送でも可)してもうという方法です。
この方法を使えば、申請者が警察署に行かなくても車庫証明を取得することができます。平日でも警察署に行ける人がいるのであれば、代行をお願いしてみてもいいでしょう。
注意点としては、代行をお願いする場合は「代行者は書類の記入や訂正ができない」ことです。代行者がおこなるのは書類の提出と車庫証明の受け取りのみとなります。書類に不備があると訂正できずに再度出向くことになるため、代行をお願いする場合は書類を確実に記入しておきましょう。
まとめ
車庫証明の受け取りは、基本的に郵送で可能です。また、代行で受け取る際は、委任状が必要なく、家族以外でも可能です。
郵送にするか代行にするかは、自分の状況に合わせて決めるようにしましょう。