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更新日:2019.11.21 / 掲載日:2019.11.21
車庫証明は郵送で申請できる?申請・受け取りにはどんな方法があるのか

グーネット編集チーム
車庫証明の申請は一般的に警察署でおこなわれています。しかし、警察署の申請となると、窓口が空いている時間や曜日が限られています。そのため、平日の日中は仕事をしていて休むことが難しい会社員の方となると、車庫証明の申請は難しいということになってしまいます。
今回は、そんな車庫証明の申請について困っている方のために「車庫証明は郵送や代理でも申請可能か?」について解説していきます。
車庫証明は郵送で申請できる?
「車庫証明は郵送で申請できるかどうか?」については、残念ながら、郵送での車庫証明の申請はできません。
ただし、車庫証明の受け取りについては、その地域の地区交通安全協会が手数料を支払うことで車庫証明書を郵送してくれるサービスを行っている場合もあります。
通常、車庫証明の申請と受け取りで2度警察署に出向く必要がありますが、郵送での受け取りを利用する場合は、平日に休むのは申請時の1回で済みます。
また、一度の休みを取ることも難しいという方は、郵送のサービスではなく、以下の「代理申請」を検討してみてください。
車庫証明は代理で申請可能?
車庫証明の代理申請は可能です。例えば、新車購入時にディーラーで車庫証明を取得するサービスがあります。これはディーラーに対し手数料を払うことで車庫証明の申請・受け取りを代行してもらっている訳です。
車庫証明の申請を代行委託する場合は委任状が不要で、家族以外に友人などの第三者に依頼することも可能です。ただし、申請用紙は申請者本人が記入することが条件となっています。代行者に書類を記入・訂正してもらうことはできないため、あくまでも書類の提出のみ代行が許可されています。
申請用紙はダウンロードが便利
申請に必要な用紙は警察署の窓口でもらうこともできますが、「代行者に申請用紙を取りに行ってもらう→申請者が用紙に記入する→代行者に書類を提出してもらう」では2回警察署に出向く必要があるので手間がかかってしまいます。
実は申請用紙は県警のホームページからダウンロードすることができます。印刷して記入した書類を提出してもらうようにすれば、無駄な手間が省けるのでおすすめです。
印刷時の注意としては、「用紙サイズに合わせる」のチェックを必ず外すようにしてください。これは警察署の端末で処理する際に印刷サイズがバラバラだと対応できないためです。印刷サイズを間違えると最悪申請書が読み取れずに受理されない可能性もあるので、注意しましょう。
書類は訂正できないので不備がないように
先ほど解説したように代行でおこなえることは「書類の提出のみ」許可されています。書類に不備があることが発覚しても、代行者はその場で訂正できないので、代行をお願いする際は書類に不備がないかよく確認しておきましょう。
車庫証明の受け取りを代行してもらうことは可能?
申請だけでなく受け取りも代行してもらうことができます。
車庫証明は申請当日に受け取ることができないため、後日改めて警察署で受け取ることになります。受け取りの際は、申請時にもらう「納入通知書兼領収書」と認印、標章交付手数料(500円程度)が必要になるので忘れずに代行者に渡しておきましょう。
車庫証明はオンライン申請できる?

グーネット編集チーム
代行や郵送の他にも、「オンライン申請」というサービスがあります。オンラインで申請できれば非常に便利ですが、残念ながら新車購入時のみに有効なサービスで、実施しているのも10都道府県程度に留まっています。
注意点としては、申請はオンラインで完結しても、受け取りは通常通り警察署の窓口まで出向く必要があります。オンラインだけで完結することはできないため、気を付けましょう。
まとめ
車庫証明は郵送で申請することはできませんが、受け取りは郵送でも可能です。警察署に出向くことが難しいようであれば、代理で申請してもらうようにしましょう。
その際は、事前に県警のホームページから書類をダウンロードし、記入を済ませて、代理の方に依頼しましょう。