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更新日:2019.12.16 / 掲載日:2019.12.16
日産シルビアのおすすめの中古車をまとめてみた
グーネット編集チーム
シルビアは、煌びやかで上品なエクステリアデザインを採り入れた、2シータースポーツクーペとして1965年に誕生しました。
ダットサン フェアレディのシャシー・ラダーフレーム・サスペンションを流用し、1.6L 直列4気筒OHVエンジンを搭載、世界的にも同クラストップレベルの動力性能を誇りました。
宝石のカットをイメージした、叩き出しによるシームレスな「クリスプカット」と呼ばれる華麗で上品なデザインを採用し、4mに満たないコンパクトなボディながらロングノーズ&ショートデッキのスポーツカーらしい佇まいが特徴のモデルです。
ホワイトのビニールレザーインテリアに、リクライニング式本革バケットシートやウッドステアリングを装備し、アルミパネルやメッキリングが美しいラグジュアリーなインテリアを備えています。
約4年間で554台しか製造されなかった豪華な2シータースポーツクーペとして、今なおエポックメイキングなモデルとして語り継がれる名車と言えるでしょう。
1975年にリリースされた2代目モデルでは、特徴のあるキャラクターラインや個性的なクォーターウインドウが印象的な2ドアハードトップ5人乗りモデルとして、約7年ぶりに投入されました。初代モデルから一貫して後輪駆動にこだわるスペシャリティモデルです。
1979年3月誕生した3代目モデルでは、直線基調のスポーティな2ドアハードトップ/3ドアハッチバッククーペボディが与えられるとともに、ターボエンジンや16バルブ2L DOHCエンジン、4輪操舵システム「HICAS II」を搭載するなど動力・操舵性能の向上が図られました。
また、世界ラリー選手権WRC(World Rally Championship:世界ラリー選手権)や国内スーパーシルエットレースにも参戦するなど、モータースポーツのイメージの強いモデルです。
また、「アートフォース・シルビア」として発表され、流れるような優麗で若々しいスタイリングを採用しています。
6代目モデルでは、ホンダ プレリュードとならびデートカーとして爆発的な人気を博し、3ナンバーサイズへボディを拡大しました。豪華でスポーティなスタイリングを採り入れ、上級グランツーリスモクーペへ変貌を遂げました。
最終モデルとなる7代目モデルでは、原点回帰とも言える「見て、乗って、走って、エモーションを感じる軽快コンパクトなスポーティクーペ」を目指し、ボディサイズをダウンサイジングして5ナンバーサイズへ戻すなど、大幅なコンセプトの変更を実施したモデルです。
キャラクターラインのエッジを立て、吊り上がったシャープな薄型ヘッドランプ、リヤエンドに向け絞り込まれた抑揚のあるボディデザインなど、エモーショナルなエクステリアデザインを採用しています。
また、国内初となる、フルオープンタイプの電動メタルルーフを備えたモデルがラインナップされたことも大きな話題を呼びました。
ここではシルビアの中古車の中から人気の高いおすすめグレードや、中古車を探す際に押さえておきたいおすすめの装備、シルビアのライバルとなるおすすめの車種などを紹介します。
シルビアの特徴・どんな方におすすめなのか
【シルビアの特徴】
・取り回しの良い5ナンバーサイズの4シータースポーティクーペ
・走りを予感させるスポーティなエアロダイナミクスボディデザイン
・ややタイトでドライバーの操作性を重視したスポーティなコックピット
・クルマの挙動が把握しやすく、疲れにくい、低く設定されたドライバーポジション・爽快な伸びやかな加速フィールが心地良い2.0 NAエンジン
・全域にわたりシャープなレスポンスを発揮するパワフルな2.0Lインタークーラー付ターボエンジン
・クロスギヤレシオを採用し、パワーバンドを積極的に使ったスポーティドライブを提供する6速マニュアルトランスミッションを設定
・ドライバーへ走る歓びを提供する軽快な後輪駆動
・ジオメトリーの変更や剛性を高めたストラット式フロントサスペンション+マルチリンク式サスペンションを採用し、ボディの剛性強化とともに、レスポンスの良いハンドリング性能やロールの少ないダンピングの効いた乗り心地を実現
・マフラーをスポーティな味付けにチューニングすることでエンジン出力の向上とダイナミックなエキゾーストサウンドを実現
・日産の安全思想である「トリプルセーフティ」に基づき、安心感の高い快適な走りを提供
【シルビアはこんな方におすすめ】
7代目モデルでは取り回しのしやすい5ナンバーサイズへダウンサイジングされ、歴代シルビアの特徴であるコンパクトスポーティクーペとして開発されました。
パワフルなエンジンを搭載し、後輪駆動ならではのリニアなハンドリング性能を備えています。
大型エアロフォルムフロントバンパーやサイドシルプロテクター、大型リヤスポイラーを備える、スポーティな走りをイメージさせるダイナミックなスタイリングを採用しています。また、剛性を強化したスポーツチューンドボディや高性能ブレーキシステムをはじめ、効率良く後輪へ動力を伝えるリミテッドスリップデフの搭載など、質感の高いスポーティドライブを提供する最終モデルとして、完成度の高さからも高い人気を誇ります。
販売終了から月日が経過した今でも多くの中古車が見受けられ、市街地走行からジムカーナなど趣味のクルマとしての用途まで、現在でも十分なスポーティドライブを満喫できる性能を備えています。
今や希少となった5ナンバーサイズのスペシャリティクーペを求める方々へおすすめのモデルです。
シルビアの人気車種・おすすめグレード
グーネット編集チーム
シルビアの中古車の中から人気の高いおすすめグレードを世代ごとに紹介します。
ここでは、熟成の進んだ最終形である7代目モデルを取り上げます。
7代目 日産 シルビア S15系(1999年~2002年)のおすすめ人気車種・グレード
シルビア(SILVIA)オーテックバージョン(1999年10月モデル)
乗車人員:4名
駆動方式:FR
タイヤサイズ:(前)205/55R16 89V(後)205/55R16 89V
エンジンタイプ:SR20DE型 水冷直列4気筒DOHC16バルブ
排気量:1998cc
最高出力:200ps(147kW)/7200rpm
最大トルク:21.8kg・m(213.8N・m)/4800 rpm
使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
10モード/10・15モード燃費:—-km/L
車両重量:1200kg
新車価格:2,280,000円
自動車税:年間39,500円 ※
※自動車税は2018年7月時点で参照したものとなります。
■主な装備
【パワートレイン】
・スペシャルチューンド2.0 L エンジン(最高出力200ps/7200rpm・最大トルク21.8kg・m/4800rpm)
・6速マニュアルトランスミッション
・専用軽量フライホイール(ニスモ製)
・専用ロッカーカバー(レッド塗装)
【足回り・ブレーキ】
・16インチハイブリップタイヤ+アルミホイール(ブリヂストン製POTENZA RE711、205/55R16 89V+16×6.5JJ)
・スポーツチューンドサスペンション
・フロント対向4ピストンブレーキ
・8+9インチブレーキブースター
・リヤヘリカルLSD(リミテッドスリップデフ)
【インテリア】
・前席スポーツシート
専用シート地&ドアトリム(パンチングスウェード調トリコット)
・本革巻シフトノブ
・専用シルバーメーター&チタン調フィニッシャー
【快適装備】
・オゾンセーフフルオートエアコン(デジタル表示)
【その他】
・専用エキゾーストシステム
■特徴
・エアロパーツなどの空力付加パーツを装着しない落ち着きのある精悍なスタイリング
・専用コンピュータROMや専用ピストンを組込み、出力やトルク性能を向上させた専用チューニング2.0L 直列4気筒自然吸気エンジン
・レギュラーモデルのNAグレードでは設定のない6速マニュアルトランスミッションを搭載し、アクセルに敏感に反応する小気味よいメリハリのある走行性能
・排気効率を向上させ、スポーティな排気音を響かせる専用エキゾーストシステム
・リヤヘリカルLSDを搭載し、ボディ剛性を強化することで、回頭性・ハンドリング性能を向上
・滑りにくい上質なパンチングスウェード調トリコット地のスポーツシートや専用メーターなどを備えるスポーティムードあふれる質感の高いインテリア
シルビアの中古車を探す際にチェックしておきたいおすすめの装備・オプション
グーネット編集チーム
シルビアは、FR駆動を採用し、クルマとドライバーが一体となったスポーティな走りを提供するスペシャリティクーペとして高い人気を誇ります。
5ナンバーサイズの取り回しのしやすいコンパクトな4人乗り2ドアクーペであり、未だに高い人気を誇るモデルです。
市街地走行から、高速をゆったり巡行する流麗なクーペモデルとしての用途から、マニュアルトランスミッションを駆使した本格的なスポーティドライブまで、幅広いラインナップを取り揃えています。
夜間走行の安全性を高めるキセノンヘッドランプやUVカット機能付プライバシーガラス、リモートコントロールエントリーシステムは、実用性の高い快適・安全装備として是非チェックしたい装備です。
また、室内を上質に飾り身体をしっかり支える本革シートや電動プライバシーガラスサンルーフは、スペシャリティクーペに相応しい快適装備としておすすめします。
また、16インチタイヤ&アルミホイールはドレスアップ効果が高く、定番とも言える気の高い装備品です。
たくさんのオプション装備の中から、7代目モデルに設定される人気の高いおすすめのアイテムを紹介します。
【エクステリア】
・サイドシルプロテクター
・エアロフォルムバンパー
・リヤサイドプロテクター
・16インチタイヤ&アルミホイール(205/55R16 89V+16×6.5JJ)
【安全装備】
・運転席&助手席SRSサイドエアバッグシステム
【快適装備】
・電動プライバシーガラスサンルーフ(スライド&チルトアップ)
・プライバシーガラス(UVカット断熱機能付、リヤサイドガラス&リヤガラス)
・超撥水ウインドウシステム
・リモートコントロールエントリーシステム(キー一体型、作動確認機能付)
【ナビゲーション・オーディオ】
・TV/DVDナビゲーションシステム(1DINタイプMD/CD一体AM/FM電子チューナーラジオ、120W、6スピーカー、FMダイバーシティ、MDまたはCDオートチェンジャー対応機能付)
・シルビアホログラフィックサウンドシステム(2DINタイプCD/MD一体AM/FM 電子チューナーラジオ、 200W、リヤスーパーウーハー付7スピーカー、 FMダイバーシティ、 MDまたはCDオートチェンジャー対応機能付)
【その他】
・スポーツチューンドサスペンション
・スポーツチューンドボディ
・NISMOフロントストラットタワーバー
・NISMOリヤタワーバー
・電動SUPER HICASパッケージ(電動SUPER HICAS+電子制御パワーステアリング)
・リヤビスカスLSD(リミテッドスリップデフ、AT車)
・リヤヘリカルLSD(リミテッドスリップデフ、MT車)
シルビアのライバルとなるおすすめ車種
グーネット編集チーム
ワイド&ローの安定感のある流麗なクーペボディをまとい、質の高い爽快なスポーティドライブを提供するスペシャリティクーペとして人気の高いシルビアの中古車を購入する際に比較される、ライバル車の中からおすすめの車を紹介します。
4代目 マツダ RX-7 FD3系(1999年~2002年)
中古車平均価格相場:194.9万円(2018年7月19日時点)
RX-7は、1971年に誕生したサバンナの流れをくむスポーツクーペモデルであり、1978年に誕生しました。
低回転域からモーターのような独特な加速フィールを発揮するパワフルなロータリーエンジンを搭載するピュアスポーツカーとして進化を続けてきました。
中でも1991年10月にフルモデルチェンジを受けた3代目モデルは、歴代モデル同様にロータリーエンジン専用スポーツモデルとしてリリースされました。
ボディサイズを大きく見直し、全幅は3ナンバーサイズとなりワイドトレッドをいかした抑揚のあるスポーツカーらしいダイナミックなスタイリングが印象的なモデルです。
リトラクタブルヘッドランプを採用し、低く構えたフロントマスクがアグレッシブな印象を与えるロングノーズ&ショートデッキスタイルのクーペボディが与えられ、4名もしくは、後席シートを持たない2名乗りモデルがラインナップされています。
2ローターのインタークーラー付シーケンシャルターボを備えた13Bエンジンを搭載し、軽量ボディを軽々と加速させる圧倒的なパフォーマンスを発揮します。
前後のウエイトバランスを理想的な50:50に設定し、卓越したロードホールディング性能を誇る4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションの採用とともに、スタビリティの高い優れた運動特性・操縦性能を実現しました。
ピュアスポーツモデルながら4速AT仕様も用意され、シルビアを購入する際に比較される人気の高いモデルです。